座りっぱなしのデスクワークによって引き起こされる肩コリ、頭痛、むくみ、眼精疲労などのカラダの不調…溜め込むべからず! デスクに座りながらスキマ時間にできるセルフストレッチで、心も身体もリフレッシュしていきましょう♥
全3回に分けてご紹介する「座ったまま! オフィスでストレッチ」、前回は「顔ストレッチ」をご紹介しました。第2回目の今回は、肩・肩甲骨まわりのストレッチ編です。
長時間パソコンに向かっていると、肩が内側に入り込んで猫背の状態になってしまい、その状態がキープされると、仕事中だけでなく普段の姿勢も悪くなってしまう原因に!
長時間同じ姿勢をとることで肩の筋肉が固まってしまい、それが原因でだるい、痛い、カラダが重い…と、人によって感じる症状もさまざま。肩コリや背中のハリが気になりはじめて、仕事に集中できなくなるのは避けたいっ! デスクワークが多い方は、肩まわりは特に気をつけてセルフケアしていきたい部分だと思います。
それではさっそく、肩・肩甲骨まわりのセルフストレッチを始めていきましょう♪
座ったまま! 肩ストレッチ 肩の上げ下げ運動
1.腕の力を抜いて、手を自然にだらんとさせます
2.その状態で、いけるところまで肩を上げていき、5秒間キープ!
3.5秒経ったら、肩の力を抜いてすとん、と肩を下ろし、5秒間だら〜んとします
4.これを5セット繰り返してください
だら〜んとするときは、腕や肩の力が抜けていることを感じてくださいね。何回か続けていくことで、最初は上がらなかった肩もどんどん上がっていくようになります。無理に上げようとせず、自分のペースで行いましょう♪
座ったまま! 肩ストレッチ 肩甲骨回し
1.両手を肩にのせます
2.下から上へ、肘同士をくっつけるように上に上げていきます
[POINT] 左右の肩甲骨を離すように意識しながら動かしてください
3.肘が上にいったら、後ろへ下ろしていきます。
[POINT] 左右の肩甲骨をくっつけるように意識しながら動かしてください
4.同じ動きを、1周約8秒かけながら大きく5回まわしてください
ふだん意識して動かすことが少ない部分なので、このストレッチをやったときに自分の肩甲骨のかたさに驚く人も多いかと思います。じっくり8秒かけて、丁寧にゆっくりと回していきましょう!
私も最初、全然腕が上がらず、ストレッチを通して自分の肩が固まってしまっていたことを痛感…。何回かやっていると、だんだんと腕が大きく動かせるようになり、肩が少しずつ軽くなっていく実感を得られました。
特に1つめの肩の上げ下げ運動は、肩を上げるだけなので、デスクに座っているときでも誰の視線を集めることもなくこっそりできます◎ ぜひ、オフィスでも試してみてくださいね!
次回は、座ったままできる下半身のセルフストレッチをご紹介します。
前回の、むくみ解消・小顔効果も期待できる顔ストレッチ編も合わせてチェックしてくださいね♪
(取材・文/サワダユキコ)
初出:しごとなでしこ
教えてくださったのは…整体サロン lively body(ライブリー ボディ) 井原規文さん
1986年東京都出身。有名美容整体サロンで店長兼技術講師を経て独立。
「日々お客様が心も身体もイキイキ過ごせるようになってもらいたい」という思いを込め、東京・目白に整体サロン「lively body」を開業。
身体のバランスを整える骨格矯正の施術や、小顔矯正や姿勢が綺麗になる独自の施術法が評判。