こんにちは。ブランディングコーチの大島文子です。
先週末のアメリカ大統領交代から、世の中の価値観やルールを揺るがすニュースが続いています。時代の大きな変化の中で自分自身の価値観、「何が正しくて何か正しくないか」の判断を身体の中心にしっかり持っていたいと思うこの頃です。
世界情勢に限らず日々の生活の中で、想定外の変化やトラブルに巻き込まれることは多々起こります。しごとなでしこの皆さんも仕事や人間関係、恋愛や家族など想定外の出来事と向き合うことが多いのではないでしょうか。
私のカラダとハートの栄養素は、「観劇」と「野菜」
そんなトラブルがストレスとなり、カラダや心にダメージを与えることがある。このブログのサブタイトル「恋するように仕事する」の通り私も熱く仕事と向き合うことが好きだから、仕事で幸せな体験と同じくらい「仕事の失恋」も経験してきました。でも失恋の痛手は学ぶもの、乗り越えるもの。恋愛や仕事のダメージを跳ねのけるような、世の中の変化やトラブルに負けないポジティブな体力と心を養っていきたですね。
そんな私のカラダとハートの栄養素、それは「観劇」と「野菜」です。
実は40歳を過ぎたあたりから、友人たちの気配が少し変わってきました。
仕事や恋愛、子育てにプラスアルファの趣味の会話が増えてきて、同じ趣味の女性たちの繋がりが仕事仲間とリンクしだしました。
そんなタイミングで私はミュージカルと宝塚観劇にハマり…観劇生活が始まりました。
▲写真はロンドンで「オペラ座の怪人」を上演し続けるHer Majesty’s Theatre
幼少期より演劇やバレエ好きでしたが就職と共に封印。20年の時を経て、ひとりで海外出張の夜等にきまぐれにブロードウェイ観劇をしたのがきっかけとなり、東京でも友人に観劇に誘われ…気が付けば、週1回はどこかの劇場で何か観たいと思う日々です。
▲写真は東京宝塚劇場の客席
ふと同世代を見渡すと、歌舞伎やクラシックバレエ、オペラ、フィキュアスケート他、スポーツ観戦、アイドル、コンサート、韓流、そして宝塚やミュージカルなど何かの「ファン」となり、チケットの確保や情報収集に仕事で培ったスキルを駆使する友人たち…。
スポーツでも芸術でもエンターテイメントでも、懸命に自身を磨き表現する人たちのライブを堪能できる空間はパワースポットです。
私も劇場で素敵な作品に出会い、心が震えるような時間を過ごすことでエネルギーを充電しています。
特に近年ではすべてがオンラインで繋がり、簡単にコミュニケーションでき、情報を得れる為、よりリアルなライブパフォーマンスの価値が高まっているようです。
2015年のライブ・エンターテイメント白書によると、商業ミュージカル・演劇の市場規模はこの10年で3倍以上に増加。東京はもちろん日本の各地で優れた演劇やコンサートが催され、どんどん新しい作品が発表されています。
感動や興奮でハートを震わせて心のストレッチをする時間。サプリやエステより効果があるかもしれません。
そして「野菜」。
この20年間、ずっと守ってきている献立の基本があります。
それは「野菜メニュー3品」。
家ごはんの時は、必ず緑黄色野菜をひとり1束以上食べる献立を作ります。
例えば、
「蕪の浅漬け」
「グリーンサラダ」
「ピーマンと鶏肉のみそ炒め」
「白身のお刺身にミョウガを添えて」
という感じです。炒め物にちょっとだけ時間を取られるだけで、あとは茹でるか切るかだけ。
仕事帰りに凝った料理を作るエネルギーなんて残っていないので写真アップは躊躇したけれど、野菜だけは6種取れるリアルな我が家の献立です。
厚生労働省の平成26年国民健康・栄養調査によると成人が一日に接種するべき野菜は350gとのこと。キュウリ1本が約100g、ピーマンだと1個30-40g蕪が1個約80g位だそう。この献立だと350gは超えると思います。
野菜を取り続けることで、ビタミンやカリウムを補給し食物繊維で腸を綺麗に保つ。腸が綺麗だとそこで作られる血液もサラサラになるハズ!と信じて20年守っている我が家の勝手なルールです。
おかげで夫も私も大病せずに20年間暮らしてこれたと思っています。もちろんカレーも餃子も大好きですよ!でも、とにかく野菜を大量に食べることでカラダがリセットできている実感があります。
グリーンスムージーやプレストジュースでも、たまにはコンビニのサラダでも良いのです。自分の生活で取り入れられる方法で一日野菜350g! 春に向けて野菜が美味しくなる季節です。ぜひ皆さんにもおすすめします。
今回は、私のカラダとハートの栄養素をご紹介させて頂きました。人それぞれの栄養素があるかと思います。大切なことは自分自身を大切にすること。
心や身体の声を聞いて、自分でご機嫌に戻れる方法を見つけてください。
それが1杯のワインでも、リセットできれば栄養素です。「カラダとハートをパワーで満たして人生を進めれば、自ずとドアは開く」と私は信じているのです。
初出:しごとなでしこ