成就させたいと思いながらも、2週間で失恋するアラサー女子は巷に多く存在する。
このシーズンは、「沢木さん、彼ができたんです」など言われることが急増します。やはり人肌恋しくなったり、クリスマスなどのイベントシーズンを控え、男女ともに“必死さ”がお互いの恋愛モーターを作動させるのでしょう。
恋愛はエネルギーが必要です。“気分”などという生易しいものではなく、暴走かな……と思うくらいのモードで丁度いい。そうでないと、人の心は動きません。
世の中には告白ばかりされているといううらやましい女性がいますが、最近気が付いたのは、アラサー女性が年下男子から告白されるというパターン。
20代前半の男子が、アラサーの女子に恋い焦がれて告白し、つきあうことになるも、なぜかその後に男子側から女子をふる、というケースが増えています。
男性側から告白され、自分も好きになって、いい感じになったところで関係が終わる。その理由はわからない……しかし、私からすると、彼女たちには共通点がありました。
2週間でふられるアラサー女子の共通点1:仕事のやり方や方法について口を出してしまう
年下男子から告白される女性は姉後肌で仕事がデキる美人が多い。そういう人は、自分の仕事がデキるものだから、相手の男性に仕事のセオリーを押し付けてしまう。すると、男性側が自信を喪失し、一緒にいるのが辛くなってしまい別れたくなる。
相手が転んだり迷いつつ、仕事の力を付けていくのを見守れる女性は、結婚までこぎつけていました。
2週間でふられるアラサー女子の共通点2:「あ~それ、知ってる」と、恋愛相手をマウンティングしてしまう
彼が苦労して見つけたレストランのことを「ここいいよね。前によく来てたんだー。ここのシェフ、私の友達の彼なの」と言ってフラれた女性がいました。
自分にウソをついて男を立てるのはNGですが、「ここ、美味しいよね」「一緒に食べたかったんだよね」など、共感するように言えばお互い楽しい気分で過ごせるはず。忘れないでください。
2週間でふられるアラサー女子の共通点3:シルバーのアクセサリーをあからさまにバカにする
これ、「私は絶対にそんなことしない」と思う人もいるでしょう。でも、実際に仲良くなって、身内認定した年下の彼がシルバーのアクセサリーをプレゼントしてきたら?
「もう少し小さいのでいいから、ゴールドが欲しかったな~」など顔や態度に出す人は、フラれる確率が高い。
礼儀作法やビジネスマナーはしっかりしていても、人間の欲に絡む本性の部分で、人柄は露呈。彼のことが好きなら、静かに喜ぶ(大げさに喜ぶと、来年も同じようなモノを買ってくる)と、お互いの気持ちが満たされるはず。
初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。