<2018年4月4日更新>
悩む女性の多い靴擦れについて調査
春夏はミュールやサンダル、冬はブーツやパンプスなど、季節によって着る服を替えるように、靴も衣替えする方が多いのではないでしょうか。「おしゃれは足元から!」という言葉があるように、靴はコーディネートでも重要な小物のひとつですよね。
ついつい見た目の可愛さに惹かれ、足のかたちに合わない靴を買ってしまったという経験をしている方も多いはず。
20〜40代の働く女性の靴選びの実態を見ていきましょう。
働く女性の靴選びの実態
Q.新しい靴でのトラブルは?(図1)
「靴ずれ」に続いて、「におい」「むくみ」「タコ」「マメ」と続きますが、「靴ずれ」はダントツのNo.1でした。では、靴を選ぶ際にどんなことを重要視しているのかをチェックしてみます。
Q.新しい靴を買う時に重要視することは?(図2)
なんと言っても、やっぱり「デザイン」が一番でしたね。続いて、「価格」そのあとに「履きやすさ」。働く女性の靴トラブルNo.1が「靴ずれ」なのに、靴ずれしないかどうかよりも、デザインを最優先する結果となりました。
Q.どんな靴だと靴ずれするの?(図3)
ハイヒールだったり、パンプスだったりが多い結果となっているものの、スニーカーでも靴ずれを経験している人が半数、靴のタイプにかかわらず靴ずれを経験しているよですね。
そもそも、「靴ずれ」とは、足と靴との不適合により起きる擦過傷のひとつ。歩き方ではなく、足と靴が合っていないことから、皮膚と靴との摩擦が原因なのです。皮膚の柔らかさによって個人差はあるものの、靴と足が合ってさえいれば防ぐことができるのです。
Q.どんな時に靴ずれするの?(図4)
Q.靴ずれになりやすい部位は?(図5)
アンケートを見てみると、新しい靴を履いたときに、かかとに靴ずれができやすい人がほとんどでしたね。かかとに靴ずれができやすい理由は、皮膚の厚い足裏に比べ、かかとは皮膚が薄く摩擦に弱いからなのです。
【足に合ってない靴とは?ポイントは2つ】
1.親指があたるか
2.かかとが浮くか
上記のポイントに注意して靴を選んでみてくださいね。また、左右足のサイズが同じとは限りません! どちらかの足に違和感がある場合は、中敷を入れたり、足があたる部分を伸ばしたりして調整しましょう。
靴ずれの正しい治療法って?
靴ずれになると水疱(水ぶくれ)ができる場合があります。その際、水疱は破らないようにしてください。水疱の中には皮膚を治す成分の体液が入っているので、そのまま残した方が早く治ります。
靴ずれ部分を水道水できれいに洗い、保護シートなどでカバーしてください。水疱が破けてしまったときは、まずは水道水できれいに洗い、雑菌が繁殖しやすいので破れた皮膚はきれいに取り除いでください。
洗った後は、ドラッグストアなどでも手に入りやすい、ハイドロコロイドという素材を使った絆創膏を使うと傷がきれいに治ります。ハイドロコロイドを使った治療は、モイストヒーリング(湿潤療法)と言われ、痛みを和らげ、早くきれいに治すというメリットがあります。
水洗いよりも消毒がいいとか、乾かして治すのがいいと思い込んでいる人も多いようですが、靴ずれに関してはこの方法が最適なのです。
靴ずれにおすすめのハイドロコロイド製品といえば!
(ジョンソン・エンド・ジョンソン バンドエイド(R)キズパワーパッド 靴ずれ用 6枚入り オープン価格)
ぴったり密着して、歩いても剥がれにくいダブル粘着層構造。半透明で目立たないのも嬉しいですね。完全防水仕様なので、雨の日も安心。角がないオーバル型で、足にぴったりフィットします。
また、液体絆創膏もおすすめ。
(小林製薬 カサムケア 靴ずれ用 10g 850円(税別))
液体絆創膏は、水にぬれてもはがれずに傷口を保護する便利な絆創膏。その耐久性や防水の利点に加え、透明で目立たないことから、靴ずれに使う方が増えています。こちらの製品は、ハケがついているのが特徴です。こちらも、靴ずれができる前から、できてしまった後でも使えるアイテムです。
「おしゃれに我慢はつきもの!」なんて、デザインや見た目を重視しがちですが、靴ずれをすると歩き方がアンバランスになったり、姿勢が悪くなったり・・・あげくは健康を害する要員になることも。足を靴に合わせるのではなく、靴を足に合わせることを忘れないでくださいね。
情報提供:ジョンソン・エンド・ジョンソン
図1、図2
調査時期:2016年4月27日(水)~ 4月28日(木)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20代〜40代の働く女性5,000人
図3、図4、図5
調査時期:2016年5月2日(月)~5月3日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:靴ずれの経験があり、半年以内に新しい靴を購入した全国の20代〜40代の働く女性300人
初出:しごとなでしこ