恋愛におけるダメージを最小限に食い止めるには?
アラサーにもなると、人を好きになりにくくなります。様々な経験をして、男性を見る目が肥えてしまっていることがその理由。
仕事同様、恋愛は達成感と屈辱感の繰り返しです。そこに結婚……つまりは妊娠と出産への焦りが加わると、女性へのダメージは大きくなる。恋愛を焦ってしまい、男性に拒絶されて屈辱感に眠れなくなる日があるのは、あなただけではありません。
では、アラサーの恋愛におけるダメージを最小限に止めるにはどうしたらいいのか。
それは「告白してもムダな男に、あらかじめ寄り付かない」ということです。もうこれに尽きる。どれだけ情熱的にアプローチしても、相手が女性を必要としていない……そもそも他人に愛されることを求めていないなら、その告白がムダになります。片思いしている時間もムダです。
告白してもムダな男の見極め方
ではそういう男性の共通点を探るべく、インタビューを重ねたところ、ブログやSNSを頻繁にやっていることでした。これはほぼ100%当てはまります。例えば、自分の料理写真、趣味の旅行や鉄道、オーディオ、ファッション、ワークアウトなど自分へのこだわり写真をアップしている男性は口では「結婚したい」と言いつつも、根本的にはそう思っていません。
▲特に自作料理写真をUPする男性は自己愛が強い。告白するだけムダ。
それはなぜか。人間は自分について書いたり写真を撮ったりしているうちに自分を好きになります。表現欲求が満たされて、どんどん自分のことが好きになってしまい、めんどくさい恋愛を必要としなくなるのです。(作家や写真家などプロは別。情報を商品化できる人は、実は自己表現と遠い世界で勝負しています)
とはいえ、いいね数が20以下程度の少ない人は、恋愛の余地があります。承認されたいから、彼女が欲しい、パートナーが欲しいと思っています。しかし、いいねが少ない理由を分析すると、そもそも総合的な社会的地位が低く、主観的で独りよがりな男性が多い。
しかし、経験を重ねた皆さんは、そんな人を好きになりません。SNSを頻繁に更新して、いいねが3ケタという男性は、自分のことを客観視でき、好奇心旺盛で、社会的地位が高いことが多い。そういう男性に私たちはつい惹かれてしまいます。しかしながら、そういう男性は、間違いなく自分のことが大好きです。SNSでいいねが多量につく男性はかつて「俺にふさわしい女性なら結婚してもいい」と思っていましたが、今では「俺の理想の相手って、実は俺だよね」というマインドになっていると感じます
SNS全盛時代に恋愛対象として狙い目の男性とは?
今や知り合った人の名前を検索し、SNSでつながるのはあいさつに匹敵するほど自然なことになりつつあります。そこで、頻繁にSNSの記事更新をし、さらにいいねが多量についている男性に告白するのはムダ。「SNSはあんまりやってないよ」という程度の男性が実は狙い目。地味だと感じるかもしれませんが、彼らのいいところを探してアプローチしてください。
初出:しごとなでしこ