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私が本気で婚活を決心した理由②「おひとりですか?」
41歳だって、誕生日を祝ってもらうのはうれしい。
前回、友達のダンナに指摘された通り、友達多い私(笑)は、誕生日会の予定がモリモリ入っていました。
が。風邪をこじらせて高熱が出たかと思うと、尋常じゃない下痢と嘔吐。ウイルス性胃腸炎とわかった数日後、後頭部をブン殴られたような頭痛に襲われ、しばらく動けず。
自力でなんとかタクシーを呼んで救急病院へ…。
当然、仕事もリスケ、すべての誕生日会はキャンセル。
ショックと体調の悪さでふらふらの中、買い物にも行けず、お米を炊く気力もない。あまりにつらくて「孤独死ってこういうことなのかな」と、どんどんネガティブに…。
さらに、救急病院でのこのやりとりが追い打ちをかけた。
「おひとりですか? 同伴者の方はいらっしゃいますか? そうですか、おひとりですか。でしたら、ご本人様がこちらにサインを……」
年も年だし、なんせ頭だし、徹底的にチェックってことで1日がかりの総検査。それはいい。でも、検査を5つ受けたんですが、各フロアで必ず、何かする前に必ず、こう確認された。
「おひとりですか? 同伴者の方はいらっしゃいますか?」
最後には、聞かれる前に「見てのとおり、ひとりです!!!」って先回りしてサインした(笑)。もちろん、病院側としては当然の確認事項ですが(結局ただの偏頭痛という診断。翌朝にはケロッと治った。なんだったんだろう)。
でもでも! とにかくこのとき初めて「このままずっとひとりはイヤだ」「寂しい」「心細い」って思ったんです。
早朝に救急病院に行ったのに、帰るころは夕暮れどき。タクシーに揺られてポロポロ泣きながら、心の中で叫んだんです!
「ひとりは絶対イヤだーーーーー!」って。
【本気婚活メモ】
・病は人を寂しくさせる ⇒病は婚活/結婚への近道
▶ガチ婚活レポート3へつづく
イラスト/小池アミイゴ
初出:しごとなでしこ
エディターT
仕事も遊びも忙しく、40歳までシングルを謳歌。数々の女性誌で、お見合いパーティや合コンなど、婚活企画を担当するも成果はナシ。しかしこのたび、本気の行動でついに結果が出ました(びっくり)。いくつになっても、好きな相手と結婚できるんだなぁ〜と実感中です。