忙しく働く女子は、海外旅行をする時間がない…なんてことはありません!
香港なら日本から約4時間、思い立ったら週末に行けちゃうんです。しかも食事はおいしい、洋服はリーズナブル、お店は朝早くから夜遅くまで開いてる、といいことづくめ♡
今回は現地在住のエディター・スーが、マストで行くべき場所5をご紹介します。
香港 Must1 朝食はローカルに混ざって、ツウな感じでいきましょう
香港の朝は早い。世界一長寿の国だけあって、早朝から水泳や太極拳をする人をよく見かけます。でも、それ以上によく見かけるのが、朝食をお店で食べる人たち。香港では外食が当たり前で、7〜8時には喫茶店、レストランがオープンします。パッと食べて、パッと仕事に行く、そんな風景が日常です。香港の食事というと、おかゆを思い浮かべる人も多いのでは?
おすすめは上環にある「生記粥品專家」。想像通りのフィッシュボール(魚の肉の団子)が入ったおかゆをサーブしてくれます。50年以上の歴史があり、地元の人にも有名でいつも賑わっているお店。香港文化でもある〝相席〟で、他のお客さんと肩を並べて食べるのも香港っぽい!
日本でいうところのメロンパン、パイナップルパン(菠蘿包)も典型的な朝食のひとつ。甘〜い、濃ゆ〜い熱々のミルクティーとともに食せば、もう香港を半分制したようなもの!笑。「祥興珈琲室」は跑馬地にある1951年創業のカフェ。改装後も残した壁のタイルや天井のファンが、雰囲気たっぷりです。
香港 Must2 最旬アイテムはストリートでゲットする!
少し裏路地に入るとどこでもマーケットがある香港。果物、衣料品、お土産などがごっちゃに売られていて、何ともワイルド。私のイチオシは洋服です。横流し?らしき、どこからともなく現れる商品は、平均2000円(1HKD=15円で換算)ほど。おばちゃん、おじちゃんが売っているのが不思議なほど、ドレンドなアイテムもあるんです。ここでは、何はなくとも交渉を!
定価の半分から始めると、いい値段で買えますよ♡ 個人的なオススメスポットは、香港のトレンドエリアになりつつある湾仔か、観光客の多い尖沙咀(写真は湾仔)。
香港 Must3 昼食のレストランは「ローカルorモダン」でチョイスして!
香港の魅力はなんといってもローカルとモダンがごっちゃなところ。〝トランジットシティ〟と呼ばれるほど、外国人の駐在員の出入りが多く、国際的な都市なんです。一方で、昔ながらの町並みも残り、そこに近代的な建物が混在するエキゾチックさは、レストランにも反映されています。外国人向け&ローカルなレストランで雰囲気の違いを楽しむのも面白いかも。「The Pawn」は湾仔にある100年以上続く質屋を改装したレストラン。3階建てで、バー、レストラン、ルーフトップがあります。週末のブランチメニューはコース2種類ですが、味、見た目ともに大満足なのでせひお試しを。
昔ながらのワゴン式飲茶もはずせません。金鐘にある「名都酒老樓」は伝統的な広東料理のお店。約80種類もの料理を楽しめます。言葉が通じなくても、ワゴンのところまで行き、中を見せてもらって好きなものを指差せばオッケー! どれもおいしいのですが、蟹子焼賣皇(エビのシューマイ)や叉燒包(甘いチャーシューまん)はハズレなし。
香港 Must4 最後は神頼み!? 最強のパワースポットへGO!
ここでは、街づくりやマンションの建設にもすべて、風水の考えが用いられています。それくらい、信心深い人が多い香港で、「すべての願いを叶えてくれる」ということで大人気の寺院があるというではないですか! 黄大仙にある「薔色園黄大仙廟」は香港で最も有名な道教寺院のひとつ。こちらは「恋愛運に効く」ことでも有名。これは行かない手はありません!
また、占いも盛んで、お店によっては日本語OKのところもあるので、相談してみるのもまた楽しいです。
香港 Must5 夜はしっとり♡ バーで夜景にグラスを傾けて♡
ビールやワインなど、30%以下のお酒には酒税がかからないため、日本よりの比較的おさえめの値段でお酒が楽しめます。街にバーが多いのも香港の特徴ですが、オススメは老舗ホテルのバーです。サービスも良質、リッチな気分で100万ドルの夜景に酔いましょう♡
「Caprice」は、フォーシーズンズホテルのフレンチレストランに隣接するバー。ゴージャスな内装で、ワインが有名です。ご飯は別のところで食べ、お酒だけ飲みにいく&別メンバーの会に参加するのが香港式。夜21時〜22時集合で、オトナの遊びを満喫して!
初出:しごとなでしこ
香港在住エディター スーれいな
モード系、コンサバ系のファッション誌の編集を経て、フリーエディターとして活躍中。国際結婚を機に香港に移住し、現地で地元フリーペーパーに執筆や、日本の女性誌のライター、翻訳を行う。只今、ノマド海外ライフを送りながら、二歳の娘の育児に奮闘する日々。