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WORK

2016.05.19

何かが足りないのはなぜ?…マインドワークで「本当になりたい私」を見つけてみて!

30歳ってひとつの節目。理想の人生プランを描いてみても、なんとなく不安だったり焦ったり…どこか落ち着かない自分がいますよね。改めて、幸せな人生ってなんだろう? を考えてみませんか。

周りを見て焦ったり、やみくもに計画ばかりする前に…マインドワークで「本当になりたい私」を見つけよう!

今が満たされていないと、「自分を変えたい」と思ってしまいがち。でも「自分がよくわかっていない」のに変えても、うまくいかないもの。ありのままの自分で潜在能力を活かしてマネジメントしていく、というメンタルトレーニングのメソッドを取り入れたワークで、本当の自分を探ってみましょう。

足りないと感じる心を鍛えて、年齢を重ねることを楽しめる人に

30歳を越え、人生を噛みしめていく年齢になると、ただ好きなことをやっていれば幸せ…というわけにはいかなくなってきますよね。「心の視点=マインド・ビューポイント」があるかないかで、人生の面白さはグッと差が出ます。自分が何をして、何を見て、何を感じているのか、高いところから見つめるもうひとりの自分がいると考えてください。「マインド・ビューポイント」を引き上げることで心に余裕ができ、自分を大切に扱うことができるようになります。反対に下がると、他人の目が気になり、不安や迷いが生まれ、孤独を感じるように…。人間は、「何をしているか」とか「何を持っているか」という部分に目が向きがちですが、そうではない本質を見て、物事を多角的にとらえられるようになるということが、大人になるということ。40代に向けて楽しみがどんどん増していくはずです。

年齢を重ねるにつれ、後輩や子ども、パートナーや親など、人のことを考える機会が増えてきます。心の視点を引き上げて、相手や組織のことも考えられるようになれば、仕事でも恋愛でも必要とされる人になっていきます。でも、自分が足りないと思っていると「ほしいほしい」と外側に求めてしまう。何もないのに与えるのは、すごく勇気がいることです。まずは満たされていない原因を知ること。そして、「ありたい自分」をイメージすること。心を鍛えるトレーニングを始めていきましょう。

「マインド・ビューポイント」を上げることが、最初の一歩

自分の意識を分離してみる感覚でトライ! たとえば、人間関係でモメたとき。ひとつの意識で向き合ってしまうと感情的になりますが、視点を上げてみると、自分と相手の間に立った見方ができる。仕事でも恋愛でも、その場全体で状況をとらえられます。自分の世界はもっと上にも広がっている、と気づいて。

●WORK1 メンタルパターンをチェック

自分が何に幸せを感じるか、無意識にある願望を知る
最初のワークは、無意識にある「こうありたい」という自分の願望を花にたとえて探っていきます。結果にはいいも悪いもないので、素直な心で答えてみてください。

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<薔薇タイプ>
頼りにされて誇りを感じるリーダー的存在

パッと気高く咲き誇る薔薇のように、自分に自信があり、決断力と勇気をもって前に進んでいける人。周囲の人を引っ張っていく統率力も併せもっています。「尊敬されたい」「認められたい」という気持ちが人一倍強いですが、根っこには「自分をわかってほしい」という心があるはず。また、人を素直に信じられない部分もあります。薔薇の強さは、ときに近寄りがたいと思われることも。美しい花を見せるのを忘れて、トゲで自分を守ることに精いっぱいになっていませんか? トゲをなくして親近感を出す必要はありませんが、上から目線ではない対等な信頼関係を築くことが大切です。

<チューリップタイプ>
自分にも他者にもおおらかな平和主義者

チューリップの魅力は親しみやすさとかわいらしさ。陽気で朗らかな場をつくることができます。このタイプは、他者と調和した平穏な状態に居心地のよさを感じる人。共同作業をしながら相手のことを考えたり励ましたりする環境にいると、ひときわ華やぎます。ただ、みんなで何かをやることが好きなので、ひとりになると「私には無理」と現状維持でよしとしてしまう傾向も。夢や理想があったとしても、居心地のいい場所から出なければならないという不安の心にブロックされ、向上心にブレーキがかかってしまうのです。チャンスを逃すことのないよう、冒険心やチャレンジ精神も忘れずに。

<百合タイプ>
周りに媚びずに自分の信念を貫く挑戦者

ほかの花と群れずに凛々しく咲く貫禄が、百合らしさ。確固とした信念や美学があり、知的で洗練された強さ、男気のようなものが感じられる人です。現状維持をよしとせず、常に理想を目指してチャレンジし、自分自身を向上させていきます。ただ、理想が高いばかりにストイックになりすぎて、現実とのギャップにストレスを抱えがち。常に「目標に到達する」「理想が現実となる」ことはありません。自分の望むものが手に入らなかったときの挫折やスランプに押し潰されることなく、そんな状態にいる自分を「想定内」として、楽しむことができるような心をもって臨みましょう。

<すずらんタイプ>
空気を読んで他者を優先する気配りさん

光がさんさんと輝く場所より、人知れず静かな場所で健気に咲くすずらんのように、従順で謙虚な心で、自分よりも他者を立てることができる人です。相手を尊重し、目上の人への忠誠心も強いため、かわいがられます。誰かを支え、サポートする力として生かすことができるでしょう。ただ、ときに他人に振り回されてストレスをためてしまい、「私なんて」と卑下してしまいがちな傾向も。自分を押し殺した同調や他者尊重の裏には「いいコでいたい」「人に嫌われたくない」という気持ちがあります。自分で自分をほめ、認めてあげる習慣をつけることで、揺るがない自分軸をもちましょう。

●WORK2 自分年表を書く

過去の呪縛=メンタルブロックから自由になる
なりたい自分になれていない人は、自分でメンタルにブロックをかけている状態。その壁がなんなのか?を知ることが必要です。世間の理想や身近な誰かと比較していたり、好きな人に裏切られた…など。心の奥に閉じ込めて、フタをしている過去はありませんか。メンタルブロックを壊す大きな力になるのは「want・~したい」という思いの力。「have to・~せねばならない」という思い込みに縛られずに、過去の感情記憶を時代別に整理して書き出してみましょう。

【1】時代: 年・月

(例)2014年4月

【2】事実:実際に起こったこと

(例)結婚を意識してAくんと付き合ったが、最初は優しかったのに素っ気なくなり結局、彼の浮気が発覚して別れた。

【3】過去の感情記憶:その時感じていたこと

(例)私はあんなに尽くして、信じていたのに裏切られた。

【4】塗り替えた感情:振り返って今思うこと

(例)彼が冷たかったのは甘えすぎた罪悪感から。無理して尽くしすぎて疲れていた私が、自分から離れた。
※ここは、心の視点を思い切り引き上げて、都合よく解釈してOK!

【5】ポジティブな感情:こうありたいと思うこと

(例)作ったごはんを彼と一緒に食べる時間はとても幸せだった。そのおかげで料理の腕も上がった。今、私はAくんを赦して、次は自分が自然体でいられる恋をする!

「これまでどうだったか」ではなく「これからどうしたいのか」というマインドにリセット!書き出した感情は、手帳に書き留めて、不安を感じたらその都度見返してみて。

2016年AneCan4月号 私たちの「幸せな人生の見つけ方」。より

【2016年AneCan4月号掲載時スタッフクレジット 構成/佐藤久美子】

初出:しごとなでしこ

メンタルトレーナー 久瑠あさ美さん

「ff Mental Room」 代表。日本心理学会認定心理士。トップアスリートをはじめ各界アーティスト、企業経営者、働く女性までのべ2万人を超えるクライアントから信頼を寄せられている。『人生が劇的に変わる マインドの法則』(¥620/NICHIBUN BUNKO)

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