お酒を飲む機会が増えるこれからの季節。もちろん量はほどほどに、ですがお酒にもそれぞれ効能があるって知っていましたか? せっかく飲むなら知っておきたい、お酒の効能をご紹介します!
ビールは「イライラ発散」の効果
乾杯にはまずビール! 仕事終わりの一杯にふさわしく、ビールには「解鬱」の効能が。つまりイライラやモヤモヤを発散する作用。ただし利尿作用も高く、体を冷やしがちなので冷え性の人はご注意を。
体ポカポカで気分高まる「ウィスキー」
アルコール度数も高いウィスキーですが、体を温めて気分を高める効果があります。糖質が低いことも嬉しいポイント。ハイボールを何倍も飲めば胃は冷えてしまいますが、ゆっくり飲めるならストレート+チェイサー(できれば常温か白湯)がおすすめ。
冷え予防と血行促進「焼酎」
こちらも糖質オフ、様々な飲み方ができる焼酎。経絡を温めて血行を促進してくれます。いつもお酒を飲むとお腹を下してしまうという人はぜひ、焼酎のお湯割を。梅干しも二日酔い予防に◯です。
冬は熱燗で!「日本酒」
日本酒も焼酎と同じく、経絡を通じて体を温める効果が。冷えによる関節の痛みなどにも。また、皮膚を潤してくれる美容効果もあります。ただし糖質がやや高めなのは気をつけたいところ。
気の巡りを良くする「ワイン」
抗酸化作用のあるポリフェノールも含み、アンチエイジングにも効果があるワイン。リラックス効果・気の巡りをスムーズにする効果があるので日々の疲れも癒されそう。ですが、ボトルでオーダーするとついつい飲みすぎてしまいがちなのでご注意を。
もちろんお酒は嗜好や体質によって合う・合わないがあるので、好みのものを適量を前提に、上記も参考にしてみてくださいね!
大木さと子
国際中医薬膳師・漢方アドバイザー。日本中医学院(旧・国立北京中医薬学大学日本校)卒。よく食べよく飲むOL。ふだんメシをアップするinstagramにて、薬膳の情報も発信中。