煮干し大好き! ニボラー続出中! 仕事で疲れた体に、煮干し出汁のうまみがじんわり染みる…。心と体がほっとできる、極上のレシピをご紹介。
煮干しの冷や汁
冷たいのどごしに箸が進む! 煮干し出汁でアレンジ。「雑味のないすっきりした煮干し出汁が、ごまの風味とマッチしてまろやかな味わいです。火を極力使わないでできる手軽さもいいですね。好みで、すだちを加えれば夏らしくさわやかに」(引頭さん)
材料(2人分)|
きゅうり…1本
みょうが…2本
塩(板ずり用)…小さじ1/4
大葉…6枚
白煎りごま…大さじ2
味噌…60g
煮干し出汁…600ml
冷やご飯…2膳分
つくり方|
1 煮干し出汁は沸騰させた後、冷ましておく。
2 きゅうりは洗ってまな板に置き、塩を振りゴロゴロ転がして板ずりをする(皮の苦みが取れる)。塩を洗い流し、薄い輪切りにする。
3 大葉は軸を切り取ってせん切りにし、水に10分間放してアクを抜く。
4 白煎りごまは、小鍋に入れて軽く煎り直して香りを出す。
5 すり鉢に入れて、煎りごまをする(すり鉢がない場合、布巾に包み、包丁の背でたたき、細かくしても)。
6 ボウルに5と味噌を入れたら1の煮干し出汁で溶きのばし、2と3、輪切りにしたみょうがを加えて冷蔵庫で冷やす。
7 器に盛りつけ、ご飯にかけていただく。
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出汁をとったあとの煮干し活用法! 出汁がら応用レシピ
<ピーマンと出汁がらのきんぴら>
「フライパンにごま油を熱し、半分に縦割りし1cm幅にせん切りしたピーマンと出汁がらを炒め、みりんとしょうゆを入れひと混ぜする」
<オリーブ油と塩和え>
「煮干しにEVオリーブ油をまわしかけ、塩を少々振りかけるだけ。ワインのおつまみにもなる、即席のひと品としておすすめです」
<しょうゆとレモン汁和え>
「ポン酢と相性のいい煮干しですが、即席でつくるならしょうゆとレモン汁を大さじ1ずつ合わせても美味しい。さっぱりいただけます」
Oggi9月号「素敵なソロ自炊は煮干しのお出汁から!」より
撮影/よねくらりょう(今すぐ出汁をとりたくなる7つのこと)、柏原真己(煮干しリセットご飯レシピ) 取材・文/三村路子 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部
引頭佐知さん
いんどう・さち/広告制作の仕事を経て、日本料理や中華料理を学ぶ。現在は自宅で日本料理教室、だしとり教室を主宰。各地で出張だしとり教室も行う。著書に『引頭佐知さんのだしとり教室-だしのとり方と定番の和食-』(アノニマ・スタジオ)ほか。