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2018.09.29

ジーッと見られて気持ち悪い…これってセクハラ?|プロの見解は…

なんと読者の82%が「セクハラを受けた経験あり」と回答。Oggi.jpの緊急アンケートに寄せられた300人の体験談から「セクハラ」について考えます。

予想をはるかに上回る数と内容のエピソードが寄せられたOggi読者のセクハラ体験談。今どきのセクハラのリアルとともに社労士と弁護士による実践的なアドバイスも紹介します。

「ジーッと見られて気持ち悪いけど、これってセクハラ?」

34歳・派遣社員の体験談

派遣先で仕事中、少し離れた席に座っている上司がただただ、じっと見つめてきます。気持ち悪いしやめてもらいたいのだけれど、証拠がないので何もできなくて…。セクハラと認められるのか、確信がもてません。そもそも下ネタが飛び交っていて、女性への配慮なんて期待できない職場なので、声を上げてももみ消されそう。本当は裁判を起こしたいくらいだけれど…スルーするしかないのでしょうか?

プロのセクハラ判定&アドバイス

フェリタス社会保険労務士法人
特定社会保険労務士
石川弘子さん

「下ネタが飛び交っているという環境型セクハラを、派遣元に相談するのも手。派遣契約を切られるリスクもあるので、外部機関にも相談する準備を」

フェリタス社会保険労務士法人 特定社会保険労務士 石川弘子さん

1973年生まれ。さまざまな企業の労務相談を受けるほか、セクハラ・パワハラ防止コンサルタントとして、企業向けの研修なども行う。著書に『あなたの隣のモンスター社員』(文春新書)。

アディーレ法律事務所 弁護士
岩沙好幸さん

「確かに、セクハラとして訴えるのは、難しいかもしれません。仮に防犯カメラなどで、見られる頻度や程度が立証できても、賠償額は10万円未満などほかのセクハラより低い可能性が高いです」

アディーレ法律事務所 弁護士 岩沙好幸さん

1981年生まれ。セクハラ・パワハラなど労働問題を主に扱う。コメンテーターとして各種メディアでも活躍。著書に『ブラック企業に倍返しだ! 弁護士が教える正しい闘い方』(ファミマ・ドット・コム)。

Oggi9月号「セクハラって結局何?」より
画像/Shutterstock 取材・文/井上佐保子(田中さん分) 構成/酒井亜希子・佐々木 恵・赤木さと子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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