仕事に、プライベートにスマホを上手に活用している達人のスマホケースを紹介。包み隠さず披露してくれた、愛用スマホアプリまで、じっくりご覧ください!
俳優・片桐 仁さん自作のスマホケース
スマホケースは、持ち歩いて、身につけられるアート作品
「スマホを機種変更するたびにつくり替えてきた自作の粘土スマホケース。今使っている『ニシキキンカメムシ』のケースは7代目になります。そもそもケースをつくり始めたのは、ガラケーのころ。当時、ガラケーといえば、四角くて、色は黒、白、メタリック…どれも同じようなものしかなくて。変化をつけたくて、粘土でケースをつくってみたのがきっかけ。ひとつをつくるのに、1週間以上かかるし、スマホがちゃんと入る構造も考える必要があるし、スマホを型に使っているときに着信があったら出られない(笑)。完成まではとても大変だけど、好きなことに夢中になれる時間は楽しいし、何よりこのケースを見た人たちが食いついてくれるとうれしくって。自分の承認欲求も満たされるというか…。スマホケース以外、こんなに身近で、持ち歩けるアートはないと思います」
機種:iPhone 7
ケース:自作
「ボールチェーンを付け、首にかけて持ち歩いています。ケースを修理するときにスマホを出したら、iPhone小さいなーと思っちゃって。もう今はケースがあるほうがふつうになりました。意外と手にフィットして持ちやすいんですよ」
待ち受け画面もアート!
待ち受け画面とケースが一体化。
背面はこう!
片桐さん作! スマホケースコレクション
「初代ケースは右上のサイPhone。次に右下の鯛Phone。そう、発想の起源は、iPhoneとかけたダジャレです。左上のすぐ下は、ドラマ『99.9 刑事専門弁護士SEASON II』で使っていたもの。iPhone 7(ナナ)ホシキンカメムシと、どうにかダジャレになってますよね!?」
アプリの並び順には無頓着なんです…
「アプリをたくさんダウンロードしているわりに、アプリの並べ方はどうでもいいんです。だから、探すだけで大変。ケースのほうが重要で(笑)。ケースと待ち受け画面が繫がって見えるようにはこだわりますね」
よく使う画面はこちら
愛用アプリLIST
「さいすけ」
スケジュールを細かく管理。「マネージャーや妻(笑)とスケジュールを共有。生放送、レギュラーなど種類ごとに色分け」¥1,200
「radiko.jp」
1週間さかのぼって聞けるラジオ。「アナログな印象のラジオですが、意外とスマホと親和性が高くて。ながら聞きできて便利」
「Google翻訳™️」
カメラを使ってその場で翻訳。「たとえば日本語表示のない機内食のメニュー。カメラをかざすと、日本語に翻訳してくれます」
「ボイスメモ」
台詞を覚えるのに便利。「舞台の長台詞は、ボイスメモに録音したのを聞き、台本を目で見て、声に出すとより覚えられます」
「シタデルペイント」
写真から色名を検索できる。「再現したい色を撮影すると、その色名を教えてくれます。スマホケースの色塗り時のヒントに」
「Hidden City」
飽きないアイテム探しゲーム。「指定されたアイテムをただ探すだけなのですが、どんな隙間時間にでもやってしまうほどはまってます」
NEWS
片桐さんの粘土作品展「ギリ展」が全国イオンホールで開催中。夏から、三重県、福島県、兵庫県、山梨県、静岡県を巡回。giriten.com
Oggi8月号「スマホ達人8人の使いこなし術」より
撮影/中田陽子(MAETTICO) 構成/高橋香奈
再構成/Oggi.jp編集部
片桐 仁さん
かたぎりじん/俳優・彫刻家。多摩美術大学在学中に「ラーメンズ」を結成。現在、俳優としてテレビや映画、舞台でも活躍中。彫刻家としても注目されている話題の人。