【目次】
・ハイライト使いが大人のツヤ肌に貢献
・【目元~顎まで】ハイライトで気になるパーツが華やぐ
・【マスク顔】イキイキとした印象のハイライト効果
・【夜のツヤ肌】ハイライトで光をにじませて
・【スティックハイライト】仕込みとお直し
・【顔型別】輪郭印象を変えるハイライトの入れ方
・最後に
ハイライト使いが大人のツヤ肌に貢献
「なんとなく見よう見まねでハイライトを入れてた」という人必見! 立体感とツヤ感をプラスすれば、骨格が引き締まって小顔見せも目指せます。ただし、やりすぎは厳禁! さりげない光のニュアンスで、品のよさをキープしましょう。
〈POINT〉
・光を仕込んでツヤ肌効果アップ
・骨格にメリハリを与えてシャープに
・気になるパーツは“目くらまし作戦”で
【目元~顎まで】ハイライトで気になるパーツが華やぐ
ハイライトは、決まった位置に入れるというよりも、気になる部分・見せたい部分に入れるのが正解。また、マスク顔の場合や夜の約束にぴったりなお直しなど、シーンに合わせて取り入れるのもおすすめです。
【1】頬|のっぺり顔にメリハリをプラス
「のぺっとして地味顔に見えてしまう」という人は、ベーシックにハイライトの“頬入れ”を。
\使ったのはコレ!/
▲(写真:2)ローラ メルシエ|トランスルーセント ルース セッティング パウダー グロウ
《How To》
1. ブラシにハイライトパウダーを含ませます。
2. 手の甲に余分な粉を落とします。
3. 頬骨の高い位置にふんわりとのせましょう。
完成! さりげない艶っぽメイク。ハイライトのひと手間で意志ある顔に。
【2】下まぶた・鼻の付け根|光を集めて発光美人に
ハイライトの力で光を集め、ナチュラルなのに艶やかさとメリハリのある“真珠肌”をつくります。目元のハイライトは、しっとりなじむクリームタイプが使いやすいでしょう。
《How To》
1. ハイライトクリームを指にとり、下まぶたの目頭側にちょんとのせて、軽くたたきこむようにしてなじませます。
2. 指に残ったハイライトを左右の目頭をつなぐようにライン状に入れ、額の中央にもうっすらなじませます。
完成! 光効果で美肌印象もきちんと感もアップ!
【3】目頭・目尻|目の表情までもイキイキと
さりげないハイライト効果で、オフィスでも浮かないツヤ肌が理想です。
《How To》
クリームハイライトを目尻と目頭に。ごく少量のハイライトでナチュラルな立体感を演出します。テカリや光沢の強さが気になるときは、フェイスパウダーでふわっとフタをして。
完成! 内側からにじむようなさりげないツヤ肌が上品。
HOW TO【オフィシャル肌】オフィスでも浮かないさりげないツヤ肌のつくり方
【4】アゴ|しゅっとしたシャープな輪郭に
アゴまわりのもたつきが気になるときもハイライトに頼るのが◎
《How To》
アゴは広くなじませるより、ピンポイントで入れるのがコツ。ハイライトを指に薄くとってあご先に入れ、輪郭をシャープに見せて。
【マスク顔】イキイキとした印象のハイライト効果
表情が伝わりにくかったり、目元が強調されたりするマスク顔。「目ヂカラが弱い」「くすんで老け顔に」…。なんとなくマスク顔に自信がもてないという人は、このハイライト使いを試してみて。
【1】テクスチャー別のハイライトのつけ方
ノーファンデの日もしっかりメイクの日も、ハイライトをプラスするとぐんとあか抜ける! ノーマスクのオンライン会議なら、鼻筋・唇の山にも仕込めば、画面越しでも立体感が伝わります。
《How To》
[リキッド・クリームタイプ]ハイライトを指にとって鼻のつけ根にオン。そこから額の中心部へ広げていくようになじませます。
[パウダータイプ]ハイライトをブラシにふくませ、鼻のつけ根にふわっとのせます。
\おすすめのハイライト3選/
(写真:左上)フーミー|おでかけUVパウダー
(写真:右上)コスメデコルテ|ロージー グロウライザー
(写真:右下)コフレドール|スマイルアップチークスS
仕上がりがぐんとあか抜ける♡ 2021春メイクにおすすめハイライト4選!
【2】ツヤをプラスしてイキイキと
ただ重ねるのではなく、うるおいを重視するのも大人肌を輝かせるポイントです。
《How To》
眉間やこめかみにクリームハイライトを指でなじませて。マスクで覆われていても、イキイキとした印象に。
完成! みずみずしさとツヤ感で健やかな肌印象をアピール。
\おすすめのクリームハイライト2選/
(写真:F)エトヴォス|ミネラルラディアントスキンバーム
(写真:G)トワニー|タイムビューティパクト
【夜のツヤ肌】ハイライトで光をにじませて
夜メイクこそ“映え印象”を与えるのがハイライトの力。かと言って「暗いから」とやりすぎてしまうのはNGです。ナチュラルな華やかさでヘルシーな色気をプラスして。
【1】アフターに予定がある日のワンポイント
ほの暗い場所で取り入れたいのはツヤめきや輝き。お直しは、頑張りすぎない“自然な光”を添えるのが理想です。
《How To》
1. ハイライトを手の甲にとり、軽くのばして。量は両頬で小豆粒くらいで十分。
2. 光を受けやすい頬の高い位置に指でなじませる。ちょうど骨が出っ張っている部分を目安に。
完成! 内側から発光するようなツヤ感で色っぽく。
ほの暗いバーでセクシーに見せるために足すべきメイクアイテムは…
【2】夜に映える立体肌ハイライト
女らしさと知的さを印象づけるハイライトの入れ方とは?
《How To》
白枠にハイライトをON。クリームタイプだとなじませやすく、ナチュラルに仕上がります。
※鼻筋の脇は指1本分くらいの幅を目安に。
完成! 夜メイクであってもヘルシーに仕上げるのが、大人っぽさをキープするポイントです。
【スティックハイライト】仕込みとお直し
ツヤが出にくい肌質・くすみがちな肌のメイクには“ハイライト”をいれてみるとよいでしょう。毛穴が気になる人はスティックタイプのハイライトにも注目です。
【1】ファンデの前に仕込んで発光
ツヤがある肌は「丁寧にスキンケアをしている」印象を与えます。
\使ったのはコチラ/
▲コフレドール|マジカルグロウスティック
《How To》
1. 目の下~小鼻あたりにかけて放射状にハイライトをのせます。
2. ハイライトをスポンジで軽くたたくようにしてなじませます。光の効果で毛穴もカバー。このあとにファンデでメイクしていきます。
完成! ファンデの前にハイライトを仕込むことで、日中の光に映えるツヤ肌に。
【2】キラッと輝くハイライトのお直しメイク
夜の照明を活かすハイライト使い。ただし、重ねすぎるとテカッて見えるので気をつけて!
\使ったのはコチラ/
▲江原道|マイファンスィー アクアファンデーション イルミネーター IL01
《How To》
リキッドハイライトを頰骨の上・鼻筋・唇の上・あご先に点々とのせ、指でトントンと手早くなじませます。
完成! 立体感が際立って、きれいな顔立ちに。
【顔型別】輪郭印象を変えるハイライトの入れ方
骨格や目や眉のパーツの位置など、人の顔型は十人十色。「顔の輪郭・フォルムが気になる」という人は、顔型に合ったハイライト使いもチェックしてみましょう。
【1】面長|頰の内側にハイライトを効かせてメリハリを
面長顔は頰が長くもったりして見えるので、頰のやや内側にハイライトを。ふっくら感が増すと面長感がやわらぎます。目元のくすみが気になる日には、基本どおりに光を仕込んでもOK。
【2】丸顔|目元のハイライトで立体感を際立たせて
頰がふっくらした丸顔の人は、目尻にゆるやかなCの字でハイライトを入れ、顔の横幅を引き締めて。唇が薄い人は唇の中央にもハイライトを。頰骨の上のハイライトは頰をより強調させるのでNG。
【3】ベース型|中央に光を集め、横幅をカムフラージュ
エラ張り&横幅があるベース型は、顔の中心部分を強調する光の入れ方で小顔効果を狙って。目の下には長めの逆三角を。鼻根にはやや長めにハイライトをのせると、鼻筋がスッっと通った印象に。
【4】遠心顔|ハイライトで離れ眉&離れ目をキュッと
眉間と両目の間が離れた遠心顔タイプは、顔の中心に光を集めると好バランス。眉間に小さめのTの字、目頭には三角にぼかしながらハイライトをいれて、目元を引き締まった印象に。
【5】求心顔|外側重心のハイライトで寄り気味の印象を薄めて
顔のパーツがしっかりしていて、やや中央に寄った印象の求心顔。ハイライトでメリハリを際立たせるのではなく、バランスをとるのに利用。頰骨の上部のやや外側にのせてナチュラルな立体感を狙って。
【6】しっかり骨格タイプ|ハイライトでやわらかさをプラス
頰骨など顔の輪郭がしっかり、パーツも大きめなタイプは、これ以上強調させないことが鉄則。目頭はゆるやかなカーブを描くように光を仕込みやわらかさを、小鼻の脇にも入れて頰の下の影を薄めて。
ハイライト位置 MAPPING|くすみをカバー、透明感を出す! アフター6の時短メイク
最後に
そこまで差がないように見えて、光を集めると意外な力を発揮するハイライト効果。顔立ちに立体感やツヤ感が加わるだけで、明るく華やかな印象を与えます。「ハイライトは何となく頬骨に入れていた」という人は、自分の良さを引き出すようにしてポイントを狙うとぐっときれいめな顔印象に仕上がるはず!