学び直して資格取得! 中小企業診断士・宮原里歩さんのセカンドキャリア

【IT企業→中小企業診断士】Career History
22歳 新卒でAVシステムの設計・設備工事会社に入社。コンサルティング営業職に
26歳 大手商社系IT企業に営業職として転職
28歳 中小企業診断士の資格取得を決意。デジタルマーケティング企業に転職。
中小企業診断士の勉強を続けながらWebマーケティングに従事
29歳 1次試験に合格。2次試験は不合格
31歳 3度目の受験で2次試験に合格。退職して独立・開業
「組織や経営の仕組みを知りたい」と始めた勉強が、独立・起業につながりました
「資格を取って独立・起業する未来なんて、少しも想像していませんでした」と話す宮原さんは、独立前に3社を経験。
「新卒の就職は、中小企業のコンサルティング営業職。泥臭く数字を追いかける仕事は面白かったのですが、もう少し大きな規模の会社で働いてみたくて、4年目で大手企業に転職。すると、あまりに〝ホワイト〟な働き方に、今度は物足りなく感じてしまって。自分が、たくさん働くのが好きなタイプだと自覚しました(笑)。
同時に、『働く環境を変えても不満が残るのは自分に原因があるのかも? 会社や組織の仕組みを理解できれば、もっと楽しく働けるのでは?』と考えて、経営コンサルタントの国家資格・中小企業診断士の勉強をスタート。合わない環境に居続けるのはイヤだったので、勉強しながらデジタルマーケティング会社に転職しました」
合格率5%と言われる試験は、年に1回。合格までの生活は過酷で…
「毎日20時まで会社で働いて、帰宅後は深夜2時まで勉強。休日やお正月も一日中机に向かっていました。1次試験は1回目でパスしましたが、2次試験は不合格が続いて、1次試験免除の権利も失い…。くじけそうになったときは、SNSでつながった受験仲間と励まし合ってモチベをキープ。3年目で勉強方法を見直し、ようやく合格しました。
それでも独立する気はなく、多岐にわたる仕事の内容も、よくわかっていない状態(苦笑)。でも、合格後の先輩診断士との交流会で、『デジタルマーケティングのスキルを生かせば、独立してもやっていける』と背中を押されて、その気に。最初は副業として始め、半年ほどで手ごたえを感じたので、独立を決意しました。継続的な仕事も増え、収入は変動が大きいものの、会社員のときの1.5倍程度に。国家資格があることで、信頼感を持って仕事を依頼していただけると感じます。
中小企業診断士を目指す人に向けて、情報を提供するYouTubeも運営しています。資格を取ったことでキャリアプランも変わりましたが、3年前に結婚したパートナーも、実は勉強仲間。人生もだいぶ変わりましたね(笑)。以前はわからなかった経済の話も理解できるようになり、見える世界が広がりました!」
受験対策に欠かせなかった参考書類

YouTubeの撮影はスマホで

名刺入れと財布はクライアントからのプレゼント

チャレンジの背中を押してくれる本

「3社目の転職活動中に会社説明会ですすめられた本『7つの習慣』で読んだ、『刺激と反応の間には選択の自由がある』という言葉が仕事のモットー。他人に何を言われようと、心に従うことを大事にしています。狭い机でも使えるトラックボールマウスは、愛用しすぎて2代目です」
2026年Oggi7月号「私たちが『セカンドキャリア』に踏み出した理由 リアルレポート」より
撮影/小泉 佳 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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