コミュニケーション下手を自覚する季節がやってきました
4月、新しい環境、新しい人間関係が生じる季節…昔から私は苦手にしていました。
特に子どもが生まれて、児童館や遊び場に行くようになると、全くの初対面の方と会話をする機会が増え、「ああ、なんて自分はコミュニケーションが下手なんだ…」と改めて感じる瞬間が多々ありました。ここでのコミュニケーションというのは、なかでも雑談力、のようなイメージです。

▲アンパンマンミュージアムに行ってきました!
最も忘れられない「4か月健診」でのある出来事
私の住んでいる自治体では、近所の区民センターのようなところで生後4か月になった子ども達が身長・体重計測などをしてもらいます。
待合室で子どもを抱えてぼんやりしていたところ、あるお母さんが話しかけてくれました。その方は何歳か上にもう一人お子さんがいらっしゃるとのことで、周辺の“保活”情報など、自然な流れで会話を進めてくださる、それは頼もしい方で、仲良くなれたらいいな、ようやく近所にママ友ができるかも…、なんてお話しながら胸が高鳴っていました。
絞り出した質問はまさかの
ところが、会話がふと途切れた瞬間でした。ここは何か私から話を切り出さないと!と意気込んだものの、脳内をどれだけシャッフルしてもふさわしい手札が思い浮かばず…必死に絞り出したのが「赤ちゃん髪がふわふわですね、何か月ですか?」という質問でした。…4か月健診の待合室です。
そこでちょうど順番が来て名前が呼ばれてしまったので、「4か月ですよね!あはは、それではいってきます!」とかなんとか大慌てでその場を去ったのですが、まさに顔から火が出るかと思いました。
その後も、大なり小なりミスをしてきましたが、この「4か月健診事件」は痛恨の極みで、見知らぬお母さんと雑談を上手にできるようになるためには…?と考えた果を今回は共有します。(日ごろコミュニケーションを苦に感じない方からしたら笑ってしまうような内容だと思います…)

▲季節の行事を意識するようになりました。こちらは節分の赤鬼さん
雑談上手になるにはどうすれば?
雑談上手、というのは質問上手でもあると思います。もちろんちょっとおもしろい小話ができるのであれば良いのですが、そうでなければキャッチボールで、相手が受け取りやすく投げ返しやすいボールを投げることが、スムーズなやりとりには肝心です。
また、質問する、というのは分かりやすく、相手に対して、興味・関心があることを示せます。ただ、失礼がないように、踏み込みすぎないように、と距離感が難しい…ということで、安心・定番の質問パターンをいくつか持っておくようにしています。
まずは、“明確な答えがある質問”です。しかも答えやすいもの。たとえば、近くのおすすめの遊び場・お散歩コース・子どもと一緒に行きやすい飲食店や、「クリスマスは何かされます?」なんて季節のイベントに関するもの。
そして、“相談・あるある系質問“。「離乳食を始めたら、食べムラがあって…」「靴いやがらず履いてくれますか?」なんて今抱えているお悩みを相談してみますが、具体的な対策は求めず、もし便利グッズなど教えてもらえたらラッキー、共感してもらえたらそれで充分という問いです。
「雑談」への気持ちのハードルを下げるのもポイント
この“答えやすさ”と“相談要素”を合わせて考えていくと、「今ヒップシート買いたいなと思っているんですが、そのヒップシート使いやすいですか?」なんて持ち物について、や、「保育園から帰宅した後ドタバタなんですが、どんなタイムスケジュールで乗り切っていますか?」なんて質問も無理なく色々と浮かんでくるようになります。
そして何か教えてもらったら、すぐ調べたり、メモしたり、リアクションほんの少し大きめで反応することを意識しつつ、最後は笑顔で会釈してお別れできれば100点!と、気持ちのハードルを下げることが何より、重要なポイントです。

▲春は「名探偵コナン」の季節。「コナン展」開催記念セレモニーの司会を務めました

日本テレビアナウンサー 徳島えりか
1988年9月生まれ、東京都出身。O型。慶応義塾大学 法学部政治学科卒業後の2011年4月、日本テレビに入社。現在は、『シューイチ』『news every.』を担当。
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