Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 働く
  3. 言葉
  4. 「今一度」の正しい意味とは?使うときの注意点や言い換えも紹介

WORK

2025.10.08

「今一度」の正しい意味とは?使うときの注意点や言い換えも紹介

職場で「今一度」の使い方に違和感を持った経験はありませんか? 意外と知らない「今一度」の正しい意味や使い方、ビジネスでよく使われる言い換え表現を解説します。「今一度」を使う際、相手に無駄なストレスを掛けないための注意点もチェックしましょう。

ビジネスで使われる「今一度」とは?

再チェックする女性のイラスト
(c)Adobe Stock

「今一度」はビジネスシーンでよく使われる表現ですが、「何となく周囲の真似をしているだけで使い方がいまいちわからない」という人もいるようです。まずは「今一度」の意味と正しい使い方を確認しましょう。

「今一度」の意味と由来

「今一度(いまいちど)」は「もう一度」のかしこまった言い方です。ビジネスシーンでは、以前やってもらったことをもう一度頼むときなどによく使われます。

たとえば「今一度、ご確認をお願いします」とすれば、プロジェクトの進行状況や書類の再確認を依頼できます。また、「今一度感謝申し上げます」は、繰り返し伝えることで感謝を強調する表現です。

「今」という言葉にはもともと「さらに~」「そのうえ~」「もう~」という意味があり、一説によれば「今一度」が転じて「もう一度」になったそうです。

いま‐いちど【今一度】
〘 副詞 〙 もういっぺん。もう一度。いまひとたび。
小学館『精選版 日本国語大辞典』より引用

やんわりと同じ行動を依頼する際に用いる

最も「今一度」を使うのは、確認などを繰り返し依頼するシーンかもしれません。

【例文】
・恐れ入りますが、今一度スケジュールをご確認ください
・提出いただく前に、今一度記載内容に間違いがないかご確認をお願いいたします
・この件の対応方針について、今一度ご検討いただくことは可能でしょうか

仕事で2回目の確認を頼むときに「もう一度お願いします」というと、何か落ち度があったのかと感じたり、責められているように思う人もいます。

「今一度」は「もう一度」よりもやわらかな言い方なので、あまり反感を買わずに2回目の依頼がしやすいというメリットがあります。

繰り返しの強調にも使える

人に何かを依頼するときだけでなく、繰り返し行動を強調する場合に使えます。

【例文】
・新しいアプローチを試す前に、今一度手順を見直してみる必要があります
・テスト結果が思わしくないため、今一度プログラムを確認することになりました
・私の不注意によりご不便をお掛けしました。今一度、心より謝罪させていただきます
・本日は貴重なお時間をいただき、心から感謝しております。今一度、厚く御礼申し上げます

自らによる再確認・再試行を強調したり、謝罪や感謝の言葉の前に付けて強調する使用法もあります。

「今一度」を使うときの注意点

注意マークのイメージ画像
(c)Adobe Stock

「今一度」は使い勝手のよい言葉ですが、使いすぎると問題が起こりやすくなります。どのような問題があるのか、対応の仕方とあわせてチェックしましょう。

相手の負担にならないように回数を絞って使う

たまの再確認なら気にならないかもしれませんが、何度も確認・検討を頼むと相手にストレスを与えてしまいます。一度済んだ手続きをしょっちゅう繰り返すことは、無駄な作業だと感じたり、ほかの仕事の妨害だと思う人が多いでしょう。

また、再確認を頼まれるとプレッシャーを感じる人もいます。本当に重要な内容やリスクが大きい案件に絞って使うのが、「今一度」という表現を使いこなすコツです。

再確認・再考の目的を説明する

「今一度」を使うときに気を付けたいのは、繰り返しが必要な理由や再確認の目的を、相手に説明し忘れないことです。ただ再確認・再考を求められるだけでは、相手も何を見直せばよいのかわからず効果的な再チェックになりません。

「仕様に変更があったため」「この点を間違えると大きなリスクがあるから」といった理由がわかれば、相手も問題の部分を重点的に見直せます。それに、簡単な説明を一言添えるだけでも、相手は納得して協力的になるはずです。

相手に合わせて丁寧度を調整する

再確認の依頼や繰り返しの強調に使う「今一度」は、相手に合わせて丁寧度を調整するのがポイントです。

どういうことかと言いますと、「今一度」は改まった表現ですが敬語ではありません。たとえば上司や取引先相手に使うときは、「今一度ご確認いただけますか?」といったように、後に続く言葉を敬語にする必要があるのです。

逆に、身近な関係で使うと堅苦しいので、「もう一度」のようにフランクな言葉に言い換えたほうが適切です。関係性を保つためにも、話す相手に合わせた言葉使いになるよう注意しましょう。

「今一度」の言い換え表現

ルーペの下にcheckと書かれている紙が置かれた写真
(c)Adobe Stock

「今一度」と似た意味の言葉に「改めて」「再度」があります。それぞれの意味や「今一度」との違い、「改めてご確認をお願いいたします」「再度ご確認いただけますでしょうか」など、使いやすい言い換え表現を紹介します。

改めてご確認をお願いいたします

再確認や再検討を依頼する際の「今一度」を使った言い回しは、「改めてご確認をお願いいたします」との言い換えが可能です。

この場合の「改めて」は「再び新しく行うさま」「別の機会に」という意味。「改めて~お願いします」という表現で、同じ行動を繰り返すよう要求できます。

【例文】
・お送りした会議の日程について、改めてご確認をお願いいたします
・見積書の金額や内訳に誤りがないか、改めてご確認をお願いいたします

「改めまして」は混同しやすい表現ですが、「気を取り直して何かをする」という意でニュアンスが異なります。なお「新ためて」は誤字ですので、間違えないように注意しましょう。

再度ご確認いただけますでしょうか

別の言い換え表現として、「再度ご確認いただけますでしょうか」もよく耳にします。「再度」は「今一度」と意味は同じですが、「今一度」のほうがより丁寧でやわらかい印象になります。

【例文】
・内容に誤りがないか、再度ご確認いただけますでしょうか
・金額に一部変更がございます。お手数をお掛けしますが、再度ご確認いただけますでしょうか

ビジネスシーンでは「再度」を使っても問題ありませんが、固く事務的な印象を与えるので使うシチュエーションは選んだほうがよいでしょう。

まとめ

◆「今一度」は再確認・再検討を促す際や、感謝・謝罪の強調によく使われる

◆気軽に繰り返すと、相手のストレスになりかねないので注意

◆相手との距離感や場面に合わせて丁寧度を調整しよう

「今一度」は、再確認・再検討などの面倒な行為をやんわりと促せる便利な表現です。「改めてご確認をお願いいたします」「再度ご確認いただけますでしょうか」など、よく使われる言い換え表現も押さえて活用しましょう。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

Today’s Access Ranking

ランキング

2026.02.28

人気のキーワード

PopularKeywords

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。