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「冗談」の意味とは?
先ずは、「冗談」の言葉の意味を正しく知りましょう。
■意味
[名・形動]
1. 遊びでいう言葉。ふざけた内容の話。「―を交わす」「―を真に受ける」
2. たわむれにすること。また、そのさま。いたずら。「―が過ぎる」
「―な女どもだみんな着物をかぶってくるは」〈滑・膝栗毛・六〉(小学館『デジタル大辞泉』より)
「嘘」との違いは?
では、「嘘」と「冗談」はどう違うのでしょうか? 「嘘」の正確な意味をまず辞書で調べてみます。
1. 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽(いつわ)り。「―をつく」「この話に―はない」
2. 正しくないこと。誤り。「―の字を書く」
3. 適切でないこと。望ましくないこと。「ここで引き下がっては―だ」(小学館『デジタル大辞泉』より)
意味を比べてみると、「嘘」は「事実とは違う」や「正しくないこと」という部分が「冗談」とは大きく違う点ですね。「嘘」は言葉の通り、事実とは違うことを相手に伝え、「冗談」は、遊びや戯れで発する言葉なのです。
「冗談」を言う心理とは?
冗談をよく言う人がいますよね。その心理を見ていきましょう。
冗談は人間関係の潤滑油のような働きをします。冗談を上手く使える人は、コミュニケーション能力が高く、頭の回転が速い人といえるでしょう。皆さんも、周りでよく冗談を言う人を思い浮かべてみてください。そのようなタイプではないですか?
コミュニケーション能力が高いということは、おそらく仕事もできる人なのではないでしょうか。周りと上手くコミュニケーションをとる手段として冗談を使っているのかもしれませんね。
例外として、冗談ばかりでふざけ過ぎの人も時々見かけます。こういう人は、真面目さに欠け、信用できないという印象を与えてしまっているかもしれません。冗談を上手く使っているのではく、「嘘」をつくのに近い心理が働いている可能性も。
使い方を例⽂でチェック
では、「冗談」の使い方を例文で確認しましょう。

「あの人は、冗談が通じない」
よく使われる文章ですね。こう言われる相手は、大抵とても真面目な人でしょう。そんな相手をネガティブに捉えたニュアンスです。人間関係を円滑にするために冗談が必要不可欠だとすれば、「冗談が通じる」ことは、大切な要素になるでしょう。
「この前の宴会で、君の冗談が過ぎて冷や冷やしたよ」
冗談は人間関係の潤滑油なのですが、これが過ぎると問題になることもあります。特につい気が大きくなってしまうお酒の席での冗談は、注意が必要です。気を付けないと「冗談」では済まされない事態に発展する恐れも。
「そんなことを言うなんて、冗談はよしこさん」
「冗談はよしこさん」という文言を、ご存じでしょうか? これ自体が、冗談なのです。「冗談をよして」という文章をもじって、「冗談はよしこさん」となっています。
こういう文例は英語にもあって、「See you later, alligator」という言葉がそれに当たります。「さようなら」という意味なのですが、「レイター」と「アリゲーター」の言葉尻を同じにして冗談になっています。こういうセンスは各国共通なのですね。

冗談が通じない人・自分が冗談が通じない場合、どうしたらいい?
では、相手に「冗談が通じないとき」、あるいは、自分自身が「冗談が通じないとき」に、どうすればいいのかを考えましょう。
「パートナーに冗談を言っても、真面目に返されてしまうとき」
パートナーが真面目なタイプで冗談を言おうものなら、言い返されてしまう。そんなお付き合いは、大変です。どう対処すればよいのか、途方に暮れてしまいますね。
相手はあなたの冗談が面白くないのかもしれません。であれば、さらに面白い冗談を言ってみるのも、解決策になるかも。まさかそう来るか、というレベルの高い冗談を言えれば、彼女の考え方は変わるかも知れませんよ。
2つ目は、もう冗談は言わないことです。相手とは冗談の価値観が合わないようなので、潔くあきらめて普通の会話に徹してみてください。付き合いが深まり、2人の関係性に変化が生じれば、冗談に付き合ってくれる日も来るかもしれませんね。
「自分自身が他人の冗談を受け入れられない」
自分自身が冗談を好きではないのなら、聞こえていないふりをして冗談を無視するか、我慢してその冗談に付き合うのかのどちらかかもしれません。相手に「冗談を言うな」とコントロールするのは、難しい面があるでしょう。日々の人との接し方を通して、学びながら自分自身が対処するしかなさそうです。
「冗談」の英語表現は?
「冗談」の英語表現にはどのようなものがあるのでしょうか。私たち日本人は、一番に「joke」を思い浮かべることが多いでしょう。これは、日本語の中にも自然と溶け込んでいますよね。なお冗談を言われて言い返したいときは、「No kidding.」を使います。

最後に
「冗談」について調べてきました。冗談は私たちの生活に欠かせない潤滑油的なものである一方で、「嘘」に近い冗談を言う方もいて、なかなか受け入れられない人がいるのも事実です。やり過ぎないようにしつつ、良好な人間関係を保つために、適度に冗談を使えればいいですね。そのさじ加減は、なかなか難しいものでもあります。
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