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まずは言葉の意味をチェック。「無視」の意味・類語・敬語は?

無視とは、〝存在価値を認めない、あるものをないがごとくみなす〟という意味です。
【無視:むし】
存在価値を認めないこと。また、あるものをないがごとくみなすこと。
「人の気持ちを―する」「信号―」
〈小学館 デジタル大辞泉〉より
類語としては、「蔑む・軽視」などがあげられます。また、ビジネスにおいて「無視してください」を敬語で使う場合、「ご放念(ほうねん)ください」という表現を用います。以下に事例を紹介しましょう。
・誤った相手にメールを送ってしまったとき
「誤って送信したためご放念ください」
・お願いした要件が不要になったとき
「〇〇の件についてはご放念ください」
ビジネスメールでは、相手に失礼がない文章にすることが求められるため注意しましょう。
大人になっても無視する人の心理3つ
子どものとき、ささいなことで誰かに無視された、または無視した経験がある方もいるでしょう。しかし、大人になると嫌な相手であっても、無視せず表面的な付き合いをするのが一般的な対応です。なぜ、大人になっても無視するのか、無視する人の心理をひとつずつ解説します。

相手を嫌っている
相手に嫌っていることを伝えたい場合、一番わかりやすいのが無視することです。そのため、話しかけても露骨に無視するのであれば、あなたを嫌っていることをアピールしているのかもしれません。嫌われる要因として、気になる異性と仲良く話しているから、ファッションが気に入らないからなど、必ずしもあなたに非がない場合もあります。
機嫌・体調が悪い
機嫌や体調が悪いことも考えられます。体調が悪い場合、いつものように周囲にニコニコ接する余裕はないものです。また、なんらかの理由で機嫌が悪いとき、周囲に八つ当たりするために無視する場合もあります。大人であれば機嫌や体調が悪かったとしても、左右されず周囲に接するべきですが、中にはそれができない人もいるのです。
相手を見下している・嫉妬している
相手を見下している、嫉妬していることも、無視するときの心理として考えられます。世の中には、自分よりも相手が下であることを示したい場合、相手を無視する人もいるのです。たとえば、上司が部下になめるなという気持ちから無視する場合もあるでしょう。そのほかにも、自分にはないものを持っている相手に対して、嫉妬心から無視することもあります。自分より勝っている相手の声に応じることは、自分が負けを認めているように感じるためです。
無視されやすい人の特徴3つ
理由がわからず無視される人は、無視されやすい人の特徴を知り原因を突き止めましょう。もし特徴に当てはまった場合は、その特徴を改善し、周囲とうまく関われるよう努力することで無視される可能性も低くなるかもしれません。

周りの空気が読めない
空気が読めない人は、周囲をイライラさせてしまうことがあります。その場の空気が凍るような発言をしたり、人に迷惑をかける発言をしたりする空気の読めない人とは、関わりたくないと思う人が多いのです。そのため、空気の読めない人とは関わらないようにと距離をおかれ、無視されやすくなるのです。
自分の話ばかりで自己中心的
自分の話ばかりで自己中心的なタイプも、無視されやすい人の特徴としてあげられます。自己中心的な振る舞いの人は、「自分が自分が」と会話のキャッチボールができない場合が多く、会話すること自体がストレスになるため、距離をおきたくなるのです。自分の話ばかりしかしない相手との会話は、徐々に話を聞く気力が失せる人が多いでしょう。一向に自己中心的な振る舞いが改善されない場合は、最終的に無視されることにつながります。
ネガティブ思考で暗い
無視されやすい人の特徴として、ネガティブ思考で暗いこともそのひとつ。ネガティブ思考な人と会話をしていると、自分までもが暗い気持ちになり、話したくないと感じてしまいます。「自分はダメ」「どうせ自分にはできない」とネガティブ発言を繰り返していると相手から面倒に思われ、無視されやすくなります。
無視された場合の対処法3つ
ここでは、無視された場合の適切な対処法を詳しく紹介します。自分が精神的に傷つかないようにするためにも、相手に無視されたときの対処法を理解し、周囲と良好な関係を築きましょう。

適度な距離をとる
無視された場合、まずは適度な距離をとることをおすすめします。無視する人とわざわざ関わる必要はありません。失恋して周囲に構う余裕がない、仕事が忙しく時間がとれないなど、自分には非がない理由で無視されているなら、気にするだけムダというものです。自分に非がないのであれば、無視する人のことを考えてストレスを抱える必要はないため、適度な距離をとり、放っておくのがいいでしょう。
大人の対応を心がける
無視されたときこそ、大人の対応を心がけましょう。無視する人のペースに巻き込まれて、自分も無視し返すと相手と同じレベルになってしまいます。これ以上のトラブルを避けるためにも、自分は無視されても気にしていないという態度で、大人の対応をとることが重要です。相手も、次第に無視することがバカバカしくなり反応を返してくれる可能性もあります。
自分に原因があるなら謝罪する
無視された原因が自分にあるなら謝罪しましょう。相手をなんらかの理由で怒らせたり、自分に原因があったりするのなら、反省して素直に謝ることが大切です。相手に無視されたことで腹が立つかもしれませんが、自分が原因ならば感情を抑えて折れることも必要です。また、謝ることで相手に「誠意のある人だ」と感じてもらえるかもしれません。仲直りできれば無視される原因を排除できるでしょう。
無視する人へとってはいけないNG行動3つ
NG行動をとってしまうと、相手を余計に刺激して問題を解決できなくなってしまう可能性も。無視されることは辛いですが、やみくもに行動しないよう気をつけましょう。

相手に仕返しをする
無視する人へとってはいけないNG行動のひとつが、相手に仕返しをすることでしょう。無視により腹が立ってイライラするのは当然のことです。しかし、その怒りの気持ちを相手にぶつけてしまうと、状況が悪化してしまうかもしれません。これ以上悪い状態に陥らないようにするためにも、相手に仕返しをすることは避けるようにしましょう。
自己嫌悪に陥り自分を責める
自己嫌悪に陥り自分を責めることもやってはいけないNG行動です。その態度が相手に伝わると、相手をイラッとさせてしまい悪循環に陥る可能性も。無視される原因が気になったとしても、原因は自分にあるのだと自己嫌悪に陥り自分を責めることは避けてください。必ずしもあなたに原因があるとは限らないのです。「私に悪いところがあったのかな?」などと考えるのは、得策とは言えません。
悪口を周囲に言う
悪口を周囲に言うことも良くありません。周囲の人に漏らした悪口が、相手の耳に入る可能性があります。その結果、相手が無視をし続ける可能性が。もし誰かに気持ちを聞いてほしいのであれば、家族や友人など本人とまったく関係のない人に話して、気持ちをスッキリさせることをおすすめします。
無視する人の末路は?
無視する人には、明るい未来は待っていません。無視された人を精神的に傷つけるだけでなく、人望を失う可能性があります。無視した相手から逆襲を受けることもあるかもしれません。どのような末路が待っているか、詳しくご説明します。

周囲の人からの信頼を失い孤立する
無視する人の末路としてまず考えられるのが、周囲の人からの信頼を失い孤立することでしょう。本人は気づいていなくとも、人を無視するという卑劣な行為は、周囲に気づかれるものです。そんな人を信頼しようという人はなかなかいるものではありません。職場の人や友人、家族など身近な人からの信頼を失うことにつながるでしょう。また、信頼を失い周囲に誰もいなくなることで、結果として孤立してしまう可能性もあります。
いざというときに誰からも助けてもらえない
2つ目に考えられるのが、いざというときに誰からも助けてもらえない可能性が高いこと。無視する人は周囲からの信頼を失っているため、孤立しているケースが多いです。そのため、職場でトラブルが起きたとしても、周囲はただ見ているだけで手助けをしてくれません。人は日頃の行いをよく見ています。周りから信頼されていない人を助けてくれる人はいないということでしょう。
恋愛や夫婦喧嘩において無視する人の心理を紹介
好きな人や夫など大切な人に無視をされると、「嫌われたのかな」と心配になってしまいますよね。しかし、必ずしもマイナスな理由で無視されているとは限りません。大切な人から無視されたときの参考にしてみてください。

恋愛で無視する心理
恋愛において相手を無視する心理として、「接し方がわからない」「一人の時間がほしい」などが考えられます。恋愛経験が少なく女性とどう接すればいいのかわからなかったり、緊張していたりする場合、気持ちとは裏腹に無視してしまうこともあります。また、相手と一緒にいることに疲れてしまい、一人の時間がほしいという気持ちから無視することもあるでしょう。
また「気持ちに気づいてほしい」「アプローチにうんざりしている」なども理由として考えられます。好きだという自分の気持ちに気がついてほしくて、わざとらしく無視する場合もあるのです。一方でしかし、相手からのしつこいアプローチにうんざりし、いい加減にしてほしいというサインとして、無視という形をとる場合もあります。
夫婦喧嘩で夫が無視する心理
夫婦喧嘩で夫が無視する心理として、「仲直りのタイミングがわからない」「怒りを抑えている」などが考えられます。仲直りしたいと思っていても、喧嘩で意地を張りすぎてしまい、話を切り出せずに無視してしまっている場合もあるでしょう。また、怒りを抑えるために落ち着くまで話さないでおこうと、自分の気持ちを整理するために無視する男性もいます。どちらなのか判断がつかないときは、しばらく様子を見ましょう。
職場で上司が無視する理由は?対処法も紹介
職場で上司が無視する場合、理由は色々と考えられます。中には相手のことが気に入らないという理不尽な理由もあるかもしれません。職場で上司に無視され続けることでストレスを感じ、会社に居づらくなった結果退職に追い込まれる可能性もあります。快適な職場環境で働くためにも、上司との関係性に悩んでいる方は、その原因を探り正しく対処するようにしましょう。

職場で上司が無視する理由
職場で上司が無視する理由として、「部下の成長のため」「上下関係をはっきりするため」「ストレス発散のため」などがあげられます。何でもかんでも上司に質問する部下の場合、自分で判断する能力を身につけられるよう、成長を期待して無視する場合もあるのです。また、デキる部下の場合は、自分が上であることを示すために部下を無視する人もいます。そのほかにも、自分のストレスを発散するために部下を無視するという、自分勝手な理由も考えられるでしょう。
職場で無視する上司への対処法
職場で上司に無視された場合、以下の2つの対処法を試してみましょう。
上司を立てる
上司に尊敬の気持ちを示したり、感謝やねぎらいの言葉をかけたりして、上司を立てることで態度が軟化する可能性があります。
積極的に話しかける
また、ほかの社員がいる前で挨拶をしたり、上司の個人名を出して積極的に話しかけることも有効です。名指しで話しかけられているのに無視してしまうと、周囲からの評判が下がるだけでなく、大人げないと思われてしまうため、対応せざるを得ません。無視しづらい環境を自ら作ることで上司からの無視を解決できるでしょう。
無視する人と無理に人間関係を築く必要はない
無視とは、「相手の存在価値を認めないこと」を意味します。無視する人の心理として相手を嫌っている、嫉妬していることなどが考えられますが、いずれにしても大人の対応を心がけることが大切です。どんな理由であれ無視されるのは辛いもの。自分に非があるのなら誠心誠意謝るべきですが、もし理不尽に無視されているのなら、無理に無視する人と人間関係を築く必要はありません。適度な距離を保つようにしましょう。

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