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LIFESTYLE

2025.11.11

JO1白岩瑠姫「相手を許せるかどうかは、その人をどれだけ許容できるかによります」

毎週火曜、カンテレ・フジテレビ系火ドラ☆イレブンで絶賛放送中のドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』に出演している白岩瑠姫(JO1)さんにインタビュー。ドラマのお話を中心に、ご自身の癒しについてなどさまざまなお話をうかがいました。

話題の“るきたす”秘話も! 白岩さんと成瀬の共通点とは

ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』
ストーリー:「娘はママ友に殺された」と絶望する母親が選んだ復讐の手段は驚愕の“全身整形”。娘を失った55歳の母親が見た目も声も変えて、25歳の新米ママに生まれ変わり、ママ友グループに潜入。加害者を道連れにして、捨て身の復讐劇が始まる。白岩さんは謎の天才外科医・成瀬を演じる。

——衝撃的な作品タイトルを初めて聞いた時、どんな印象を受けられましたか

タイトルが公開された時に、ファンの方も言っていたんですが、やっぱりちょっと怖いなっていう印象が最初はありました。でもすぐに原作を読ませていただいて、その印象は変わったんのですが、最初は本当にびっくりしました。

——白岩さん演じる成瀬はすごく鍵になる役柄だと思いますが、どんな人物として捉えて演じていますか

成瀬は登場からして、謎というかミステリアスな役だと思うんですが、回が進むごとに成瀬の人間性、成瀬がなぜこうなってしまったのか、が紐解かれるようになっていくんです。今も嫌だとは言いつつ、子守りをしていたりと根本的に優しくて人の面倒見てしまう人の良さが出ていますよね。原作の成瀬のキャラクターとも違うので、ドラマ版としていい成瀬をお見せできるんじゃないかなと思っています。

——空役の佐藤大空さんとのコミュニケーションがSNSなどでも話題になっていますが、佐藤さんとも印象的なエピソードがあれば教えてください

JO1の仕事では今までお子さんと一緒になることがなかったんです。でも、今回はママ友の話なので子役の方が多いんですが、一番最初に子役の方の中で会ったのが大空くんでした。最初はうまくやれるかな、どうなるかなと思ったらクランクインの初日から大空くんが心を開いてくれて、カットかかるたびに膝に座ってくれたりしています。大空の小学校で流行っているゲームを教えてもらって一緒にやったり、マジック披露してくれたり、グッと距離を縮めて接してくれたので安心しました。

——スピンオフと本編とギャップがすごいですが、どちらもとても魅力的な作品ですね

監督とも話をし、成瀬は最初、謎が多い存在であって欲しいということで、あまり人間味がないように、歩き方や所作に気をつけて演じていました。雰囲気は出せているんじゃないかなと思うんですがどうでしょう? 逆にスピンオフは空くんとのやり取りがメインになるので、若干砕けた感じを見せられるように意識しています。

料理シーンもありましたね

成瀬は料理ができない役なので、当日まで何を作るのか知らなかったんです。下手でいいから、伝えなかったって言われたんですが、ぜひ伝えといて欲しかった!と思いました(笑)。

——普段、お料理は?

ほぼしません。昔に比べたら体に気を使って作るようにはなってきたんですが、頻繁には作っていません。

——復讐がテーマの作品ですが、白岩さんにとっての許す、許せないの境界線はどこにありますか

許す、許せない…。あくまで僕の考えなんですが、境界線はその人に対して自分が許容できるかが、大事になると思います。仮に好きな人だったとしたら、他の人と比べて許容できる範囲が広がるじゃないですか。好きがゆえに許容できるところも広がる。だから境界線は、自分とその人との仲、距離感がどれぐらいかによって多分変わってくる気がします。

——普段怒ったり悲しかったりという感情はどんな風に整理されますか

難しいですね。成瀬を演じながら、普段の僕も謎めいてるって言われたんです。「何を考えているかわからないって言われる部分が成瀬と似ていると思います」ってインタビューでお話しすることもあります。それって多分、僕があまり感情を表に出すタイプじゃないから(何を考えているか)分からないって言われるのかもしれません。例えば、 サプライズをされたときに、すごく嬉しくてもあんまりわーって(感情が)ならないんですよ。あと、怒っていても怒鳴ったりとか物に当たったりっていうタイプの怒りじゃなくて、冷静にフツフツと考えるタイプなんです。喜怒哀楽をあまり表現できないのが悩みでもあります。勝手に感情が抑えられてしまっているかもしれないですね。ずっと気を張ってしまっているというか。

——でも、ご自身の感情の中には、きっと揺れがあると思うんですが、その気持ちの揺れを解消する方法はあるんでしょうか

周りの人に相談したり、こういうことあったんだよねって信頼できる友達に話してみます。僕は自分視点の意見しか見えないから、第三者の方が冷静に見た時の意見をもらって、考えを揉むようにしています。

——JO1としての活動と俳優活動で気持ちを切り替えるためにしているルーティーンはありますか

急にアイドルから、俳優へのスイッチが一瞬で切り替えられたら、理想なんですがそういうタイプじゃないんです。撮影現場が遠かったりすると、移動が1時間ぐらいあるので、ドラマ現場に行くときは移動時間で気持ちをゆっくり成瀬に変えていくようにしています。でも、本当はすぐに切り替えられるのが理想なんです。

——この作品によって自分の中で何か変わったことはありますか

演技のお仕事を前回の映画から2年ぶりぐらいにやらせていただいいて、初めてのドラマだったんですが、共演者の方々と演技をする中で、改めてやっぱり演技って難しいと思ったのが半分、楽しさと奥深さを感じたのが半分でした。演技に対しての思いの変化もかなりありました。

——共演者の方と演技についてのお話もされるんですか?

ドラマの内容は重いんですが、撮影以外の部分では和気あいあいとしていて、演技論とかが飛び交う現場じゃないんです。昨日も現場近くに可愛いトイプードルがいて、みんなでかわいいかわいいってなでていたくらいもう本編とは真逆の平和な空気の現場です(笑)。昨日、津田寛治さんと2人っきりのシーンを結構長く撮影していたんですが、衝撃というか、津田さんの姿がすごく僕自身に刺さり、本当にリスペクトしています。津田さんはさっきお話した気持ちの切り替えがまさにスバっとできてらっしゃるんです。さっきまでオフで僕と喋っていたのに、撮影が始まると急に本当に(演じている)健司さんになる瞬間を目の当たりにして、すごい!というひと言に尽きます。セリフの言い回しや表情など、とにかく津田さんの演技を間近で見ることができて光栄でしたし、毎回そのすごさに感動し、勉強をさせていただきました。実は怖い方かなと思っていたんですが、お優しいし、裏ではずっと笑っていらして本当に素敵な方です。

——最近のご自身を癒してくれるものは何ですか ?

前までは時間があったら、自分の好きな音楽を流しながらドライブに行ったり、地元で昔行っていたところを訪ねてみるみたいなことが気分転換だったんですが、最近はなかなか行けなくて…。そうなるとやっぱりおいしいご飯ですね! 僕は焼肉が好きなんです。仕事が落ち着いたタイミングで焼肉を食べるのが気分転換になるんです!

——以前の本誌(Oggi2025年10月号)の撮影の時も好きな食べ物なんですかって迷わず答えてらっしゃいましたよね

ですよね(笑)。本当にちょっと前のことですもんね。嬉しいことに色々な現場に行かせていただいているので、焼肉を食べるために頑張って、食べたらまた仕事を頑張って…という感じです。きっと(その取材の時も)言ってますよね(笑)。

——おっしゃってました(笑)。プロフィールを作りたいので好きな食べ物を教えてくださいと聞いたら焼肉ですって

特にタンです、ユッケです!

——っておっしゃってました(笑)

変わらないですよね(笑)。次はまたなんか出します!でも正直な証拠です! 嘘をつきたくないですし、(目の前にあるOggi本誌のご自身のページを見ながら)ここに「自分らしさがブレない」って書いてありますもん。僕、ブレてないですよね(笑)。

——ブレていません! ではオフの時間の過ごし方の定番は

家で過ごすことが多いですね。外に出ちゃうとやっぱり気を使っちゃったり、気を張ってしまって結局疲れちゃうってこともあるので。家にいる方が休まる感じがします。

——この作品のように、もし大切な人を失ったら作品では復讐が描かれていますが、白岩さんはどういう風にこの先を生きようとすると思いますか

25歳を過ぎてから経験や人との出会いによって価値観が変わってきました。出会った人が繋いでくれた縁や物事を無駄にしたくないなって。僕たちJO1を生きがいにしてくださっているファンの方々がいてくれるということを改めて感じて、みなさんのためにも頑張り続けなきゃいけないと思っています。

——今後挑戦してみたい役柄や挑戦してみたいことはありますか 

前回学生役をやらせていただいて、その時に次やりたいのは何ですか ?と聞かれたときに確か今とは真逆な感じのその例えばサイコパスな感じの役をやってみたいと話していたら、成瀬が結構そういう感じだったので、言霊じゃないですけど言葉にしたら叶うのかなって思ったんです。だから次は、感動もののヒューマンドラマをやってみたいです。

——会社員はどうですか?

いいですね! やったことがないものはやってみたいです。でもどんな会社が似合いますかね? そこが全然分かってないので未知ですけどね。

——では、いつか「同期の白岩くん」アゲインはいかがでしょう

ぜひです! ちょっと昇進して戻ります! 本当にこの撮影、楽しかったんです。しかもすごく素敵に撮っていただきありがとうございました。

「火ドラ★イレブン」ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』
毎週火曜よる11時
カンテレ・フジテレビ系列にて放送中、TVer・カンテレドーガで無料見逃し配信中
出演:齊藤京子、水野美紀、白岩瑠姫(JO1)、大友花恋、香音、小林きな子、峯岸みなみ、水嶋凜、津田寛治、内藤秀一郎、竹財輝之助、新川優愛 ほか

衣装クレジット
“masae”のイヤリング¥19,800・[人差し指上]“CAKI”のリング¥20,900・[人差し指下]“four seven nine”のリング¥19,800・[中指]“Razaのリング”¥19,800(ロードス) その他/スタイリスト私物
ロードス TEL:03-6416-1995

撮影/misumi スタイリスト/齋藤良介 構成/岡野亜紀子

取材メモ
・撮影用に部屋の電気をつけずにライトだけでスタンバイをしていたら、取材部屋に入ってきて「よろしくお願いします!部屋の暗さが僕の好きな暗さです!」と笑顔。
・インタビューの際、お部屋の明かりはどうしますか?と聞いたところ「皆さんがよければこのままで」とおっしゃる白岩さん。本当に少し暗めの照明が落ち着く様子が伝わりました
・撮影中、色々なポージングを次々に繰り出し「すごく素敵です!」「かっこいい」と賛辞の嵐となりました。
・10月号のOggi本誌を見ながら撮影時の思い出を色々と語ってくださった白岩さん。何度も撮影のお礼を言ってくださいました。

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