こんなスタンダードカクテルはいかが?
「何を飲んだらいいか、見当がつかない!」という人は、どのバーでも飲める定番カクテルから始めて、自分の好みを探っていくのもひとつの手。「BAR WATERSHED」のオーナーバーテンダー・角田さんにオススメのスタンダードカクテルをお聞きしました。
教えてくれたのは…

AR WATERSHED オーナーバーテンダー・角田剛兵さん
横浜・東京のバーで基本技術、フルーツカクテル、ミクソロジーカクテルなどを習得。’18年に開業。カクテルコンペティションで入賞多数。
働く女性にオススメ♡ スタンダードなカクテル6選!
1. ジン・トニック

ジンにライムジュースを加え、トニックウォーターで割ったシンプルなカクテル。「スタンダードながらお店の個性が表れる、バーの名刺代わりとも言えるカクテル。慣れたら『タンカレー No.10』というフルーティなジンをリクエストして、オーダーしてみるのもオススメです」(角田さん)
▶︎Gin & Tonic
ベース:ジン
飲むタイミング:食前・食中
アルコール度数:10%前後
2. エスプレッソマティーニ

エスプレッソとウォッカ、コーヒーリキュールとシュガーシロップをシェイク。「ジンとベルモットでつくられる、いわゆるマティーニとはまったく違いますが、今や定番の人気カクテル。バーとカフェのクロスオーバーが進み、バリスタがつくるカクテルも一般的に。食後のコーヒー代わりにどうぞ」(角田さん)
▶︎Espresso Martini
ベース:ウォッカ
飲むタイミング:食後
アルコール度数:25%前後
3. テキーラサンライズ

テキーラとオレンジジュースを合わせ、グレナデンシロップを沈めたグラデーションも美しい。「テキーラは〝度数の高いパーティドリンク〟だと思われがちですが、割って飲むのにも適しています。テキーラサンライズは爽やかなオレンジの風味で、テキーラもまろやかに。飲みやすいカクテルです」(角田さん)
▶︎Tequila Sunrise
ベース:テキーラ
飲むタイミング:食前
アルコール度数:10%前後
4. マンハッタン

ウイスキーと、数十種類のハーブやスパイスをブレンドしたワインベースのスイートベルモットを混ぜ合わせ、飾りにチェリーを。「〝カクテルの女王〟と呼ばれ、当店では仕事帰りの女性が飲まれることも多いです。アルコール度数は高め。満腹の食後でも、少量で満足できるタイプのカクテルです」(角田さん)
▶︎Manhattan
ベース:ウイスキー
飲むタイミング:食後
アルコール度数:30%前後
5. モヒート

つぶしたミントの葉と、ラム、ライム、砂糖、ソーダ、氷からなるカクテル。清涼感があって初夏~夏にぴったり。「居酒屋などでも飲める人気カクテルですが、製氷店の氷を使っているバーでは、すぐに水っぽくならず、おいしさが続きます。最初は『バカルディ』など、クセのないラムが◎」(角田さん)
▶︎Mojito
ベース:ラム
飲むタイミング:食前・食中
アルコール度数:30%前後
6. ネグローニ

ジンと、ハーブが香り苦みが特徴的なリキュールであるカンパリ、スイートベルモットを混ぜ、オレンジを香らせたカクテル。「〝世界で最も飲まれているカクテル〟とも言われるネグローニ。ほんのり甘くてほろ苦い大人のカクテルです。ウイスキーのロックのように、ゆっくり楽しんでください」
▶︎Negroni
ベース:ジン
飲むタイミング:食前・食後
アルコール度数:30%前後
2025年Oggi6月号「さあ、今宵あのBARの扉、開けてみませんか?」より
撮影/河内 彩 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏・武居時子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
Oggi.jp