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LIFESTYLE

2025.05.01

心と体を解放するバカンスには、ロットネスト島の1日を

最近、20~30代にも注目される西オーストラリア州・パース。編集Yが実際に訪れてその魅力をひも解きます。今回の記事では、その笑っているようなハッピーな見た目から一気にSNSなどで人気に火が付いた“世界一幸せな動物”クオッカが野生で息づくロットネスト島へ。クオッカとの出会いはもちろんのこと、島のルーツやその楽しみ方までをくまなくお伝えします。

パース近郊のフリーマントルから約30分で到着できる楽園。ロットネスト島の今

ロットネスト島は、年間約85万人が訪れるオーストラリアのA級自然保護区の国立公園。63ののビーチと20の湾があり、天敵がいないことから独自の生態系が守られています。手つかずの自然が島では生き生きと生い茂り、野生のクオッカに出会うことができる島として、日本でもじわじわと人気が出ているのだとか。

島には、パース近郊のいくつかの港からフェリーでアクセスが可能。(港により所要時間が異なり、30~40分)島内は一般の車両の侵入は禁止されていて、訪れた人は自転車、周回バス、または徒歩で島を巡るのが一般的です。

全世界的にSDGsが叫ばれるよりもずっと早くから、この島はそういった取り組みをしてきているのも特徴。太陽光や塩水を活用する取り組みや、生活インフラを島内でまかなう、といった優れた環境意識に、国外からの関心も高まっている場所でもあります。実際、風力や太陽光での発電は全発電の45%を占め、将来的には約80%までを目指しているそう。

船と海の写真

今回は、ヒラリーズ・ボート・ハーバーからフェリーへ乗り込み、45分かけてロットネスト島へ到着。波が穏やかな日が多いのですが、外洋に出るため酔いやすい方のみでなく、事前に酔い止めを飲むことをおすすめします。(編集Y、普段はまったく船で酔わないのですが、この日はかなりドキドキの状況でした)

青空と雲と広大な水平線の写真

島の広さは周囲40㎞。(東京の新宿区くらいの広さ)レストランやカフェ、お土産店などのあるにぎやかなエリアや、ホテル、そして自然を感じながら歩くことができるトレッキングルートが存在しています。

解放感あふれるトレッキングルートで島の西端へ

海と岸壁と空の写真

自転車やバス、徒歩でめぐることができる島内。島の西端にまで行くことができるのですが、季節によってはここからクジラや海鷲などを見ることができることもあるそうです。

トレッキングルートと青空の写真

一切の日陰がないトレッキングルートですが、日差しは強烈なものの、吹いてくる風が心地よく気持ちよさは最高。紫外線対策だけは、抜かりなく!

美しい海に、透き通った波が寄せる海岸の写真。

道中ではこんな美しいビーチも。このトレッキングルートを歩いている最中、まさに私はハワイに似た空気を感じたのでした。

島での夜を過ごすならグランピングorラグジュアリー、好みのホテルでのステイを

パース市内からは1日に、3つのフェリー運航会社から約10便前後のフェリーが行き来している(季節により増便あり)ため、日帰りでも訪れることが可能なロットネスト島ですが、静かな島での夜を過ごすのも特別感のある滞在には特におすすめ。島には特徴の異なるホテルがあり、グランピングを楽しめる「ディスカバリー・ロットネスト・アイランド」と、島で初めての5つ星ホテル「サンファイア・ロットネスト」を今回はご紹介します。

ディスカバリー・ロットネスト・アイランドの入り口の写真

まずは「ディスカバリー・ロットネスト・アイランド」。2019年にオープンしたグランピングリゾートで、ロットネスト島の象徴的存在でもあるピンキー・ビーチやザ・ベイスンなどへのアクセスが良い場所に位置しています。

ビーチの写真

こちらはデラックスオーシャンテントのお部屋。2人専用で、大人向けとなっています。

部屋の内観写真

グランピングテントは全部で83あり、カップルやファミリーなどの滞在スタイルに合わせてチョイスが可能。エアコンなしでも快適な風通しのいいデザインが採用されているのも、環境に配慮した島ならでは! と感じました。お部屋によっては、ビーチに面したテラスでBBQを楽しむこともでき、ここでしかできない様々な体験ができるはず。

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ディスカバリー・ロットネスト・アイランド(Discovery Resorts – Rottnest Island)
Telephone: (08) 6350 6170
Website: www.discoveryholidayparks.com.au/discovery-rottnest-island

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次に紹介するのが、島で初めての5つ星ホテル「サンファイア・ロットネスト」。こちらは、2020年にオープン。客室は80あり、全室がバルコニー付きのお部屋となっています。

ホテルの部屋の内観写真

バルコニーからは、近くに海を感じられる景色が!

バルコニーから見える自然豊かな木々と海の写真

また、ホテル内のレストラン「ロンタラ・アット・サンファイア・ロットネスト」は、洗練されたおしゃれなムードので食事が楽しめます。

レストランの外観写真
食事の写真
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サンファイア・ロットネスト(Samphire Rottnest)
1 Bedford Avenue, Rottnest Island 6161
Telephone: (+61 8) 9292 5011
Instagram: @SamphireRottnes

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至近距離で野生のクオッカと出会う! その笑顔に思わずHappyな気分に

そして、なんと言ってもロットネスト島のハイライトは、野生のクオッカと至近距離で出会えること。私自身、クオッカに会うのも初めてでしたが、人慣れしていてのびのびと島内で暮らすクオッカにはとても驚きました。SNSなどで見ていた通りの“微笑み顔”で、見ているこちらもにこっとしてしまうほどにかわいいんです。

クォッカの写真

オーストラリア本土には3000頭ほどしかいないクオッカですが、ロットネスト島だとキツネやネコなどの天敵がいないため、10000~12000頭が生息していると言われています。

クオッカを少し遠くから写した写真

なんと、クオッカはしっぽに栄養を貯めているそうで、体の中でもいちばん大切な場所なのだそう。寝ているときも、しっぽを抱きかかえるようにして寝ているので、もし見るチャンスがある方は注目してみて!

カフェなどの足元にもクオッカが。ただし、保護の観点から触れたり、餌をあげたりするのは禁止されているので、くれぐれもご注意を!

接触と餌やり禁止を示す看板の写真

このように、豊かな自然と、ここにしかない体験であふれたロットネスト島。一度訪れると、必ず再訪したくなる魅力にあふれた場所です。次の旅先候補のリストに加えてみては?

次の記事では、パース市内で行くべき場所をたっぷりご紹介します。引き続き、お付き合いください!

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。 Oggi.jp

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