カレーおじさん\(^o^)/の連載一覧はこちら
別府駅近にはカレーの名店がたくさん!
待ちに待った休日。若い頃は遊び倒したいと思っていましたが、歳を重ねると、ゆっくり温泉にでもつかっておいしいものを食べたいと考えるように。
個人的に多忙な夏を乗り越え、久しぶりにまとまった休日をとれた僕が向かったのは、大分県の別府。別府は温泉地として有名な街ですが、実はカレーレベルが異常に高いこともマニアには知られているのです。
というわけで今回の「カレーおじさん\(^o^)/カレー旅」は大分県の別府です。
地方都市となるとおいしいお店が車じゃないと行きにくい場所にある…ということも少なくありませんが、別府は別府駅から徒歩圏内においしいお店がひしめきあっています。
その中でも今回は特に南北インド料理の名店を紹介しましょう。
TANE
カフェのようなおしゃれな雰囲気の南インド料理店。日本人シェフのお店ならでは、そして別府だからこその南インド料理を味わうことができます。
基本メニューはベジミールス。そこにノンベジ(お肉のカレー)の追加も可能ということで、ベジミールスにラムカリーを追加して注文しました。
野菜と水とスパイスで作った料理はシンプルだからこそ、素材の良さと水の良さを感じます。中でもミールス定番のラッサム(酸っぱ辛いスープ)は、大分の名産品かぼすを使用した「かぼすラッサム」で大分らしさ満点です。
ノンベジのラムカリーも上品な仕上がり。ヘルシーでおいしい料理として、カレーマニアには個性ある大分ならではのミールスとして楽しめるのが素晴らしいです。
デザートにドライフルーツラドゥーとミニチャイも。ラドゥーとはココナッツ団子のこと。インドのスイーツは甘すぎるくらいに甘いことで知られていますが、こちらのラドゥーはドライフルーツの自然な甘みを活かしたオリジナルで、やさしい味わいのチャイと相性が良いです。
おいしいカレーには食べてテンションが上がり元気になるものと、食べて癒やされリラックスできるものがあると思っていますが、こちらは後者。温泉につかったかのような脱力感と身体の中から感じるぽかぽか感。最高のひとときでした。
【TANE】
大分県別府市駅前本町10-2
日帰り別府温泉へ
せっかくの別府旅ですから、温泉へ行かないわけにはいきません。
今回行ったのは「ひょうたん温泉」。別府の山の方にあるのですが、街中から車でも15分程度でした。こちらは源泉100%のかけ流し日帰り温泉施設で、大浴場や砂湯、蒸し湯、そして多くの家族風呂があり、今回は家族風呂を利用しました。
貸切風呂でもお湯がはりっぱなしのところが少ない中、こちらは一組ごとに掃除が入りお湯を抜くという清潔な環境。温泉のみならず鉄輪温泉の蒸気を利用した『むし湯』もあり、どちらも堪能できました。
温泉に入ったらまたお腹が空いてきました。
ここからまたインドカレーと温泉をはしごしたのですが、それは後編でお伝えします。後編もお楽しみに!
AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。
音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。