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【女性100人に聞いた】恋愛をする際に「減点法」で考えますか?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
まずは、恋愛において最初の状態をゼロとして、そこに加点していく人、減点していく人の違いを調査。100人の女性に聞いたところ、減点方式の人が50%、加点方式の人が50%と完全に半分にわかれました。
恋愛をする際「減点法」を取る理由とは
では、付き合い始めた当初から悪いところをチェックする減点法を取る人に、その理由を教えてもらいました。
【1】嫌な部分が目に付く
意識している・していないに関わらず、どうしても悪い部分に目がいってしまうので、自然と減点法になってしまうという人はたくさんいるよう。嫌な部分を見つけてしまうと、気になって仕方がないなんてこともありますよね。仮に長所を見つけても、短所を許すことができないなんてことも。なかなか加点していく考え方にはならなそうです。
「あとになってから悪い部分がよく目につくから」(30代・静岡県)
「意識してそうしているわけではないが、付き合っていくうちに幻滅してしまうことが多いから」(30代・大分県)
「嫌なところが目につくと付き合う気になれなくなるから」(30代・東京都)
「良い所を見つけても、相手の嫌な所に気付いてしまうとそれを引きずってしまうため」(30代・愛知県)
「欠点が徐々に現れてくるから」(30代・埼玉県)
「加点する機会がほとんどないから」(30代・兵庫県)
【2】最初がいちばん好き
付き合い始めたときはとにかく好き! という気持ちがあふれている状態ですよね。特に一目惚れだったりすると、自分の中の理想の彼氏像を当てはめやすいもの。でも、あまりにそのピークの部分が高いと、ちょっとイメージと違ったなんて部分が見えたときに、どんどんマイナス方向に修正されてしまうよう。
「最初が一番のピークかなと思う」(30代・北海道)
「最初のイメージを高く持ってしまうのでそこから外れると減点してしまう」(30代・東京都)
「第一印象の見た目や話し方などが良いと思っていたものの、知っていくうちに嫌なところや変なところが見えてきて減点されていくことが多いから」(30代・東京都)
「徐々に冷めてしまう」(30代・北海道)
「自分の理想から離れていくから」(30代・新潟県)
【3】見極めるため
好きになったものの、付き合うに値するのかなど彼氏を見極めたい人もいますよね。でも、そういった人はより完璧な相手を求める傾向が高いので減点法が基本ベースになってしまいやすいもの。付き合っている中でも、マイナス面に気づくとそれを指摘することも。良い関係に進むのであればアリな方法かもしれないですね。
「自分と合う部分より合わない部分の方が大事だと思うから」(30代・大阪府)
「付き合えるか見極めたいから」(30代・新潟県)
「減点法のが、のちの改善に役立つから」(30代・静岡県)
恋愛をする際「加点法」を取る理由もご紹介
今度は逆に、恋愛をする上でプラス面をチェックしていく加点法をとる人たちに、理由を聞きました。
【1】相手の良いところが見つけられる
加点法を取る方が、相手の良さに改めて気付けるという声は多いようです。付き合っていくうちにプラスな面を見つけられると、より好きの度合いが高まるはず。時間が経つほどに、素敵な彼氏に出会ったなと実感できそうですよね。
「0点から加点方式で見る。そうするとその人の内面の良さを知れる気がするので」(30代・神奈川県)
「その方が相手の良いところを見られる気がするから」(30代・埼玉県)
「相手の良い所を見つけていきたいから」(30代・神奈川県)
「いい所を見つけた方が楽しいから」(20代・秋田県)
「少しずついいところが見えていく方が長く付き合える」(30代・埼玉県)
【2】減点法はキリがない
マイナスな部分にクローズアップしてしまう減点法だと、嫌な部分ばかりが目につきキリがないという人も。また、粗探し的なことをしてしまう自分にもうんざりすることもあるよう。ダメな部分があったとしても、良いところも同じように見つけていきたいという声には納得。
「悪い所ばかり目につくとキリがないから」(30代・千葉県)
「相手のマイナス面ばかり見ていたら小姑みたい。良い面も悪い面も受け入れて初めて恋愛なのでは? と思うから」(30代・北海道)
「良いところを積み上げないと、悪いところばかり見てしまう」(30代・広島県)
「減点方式は、どんどん嫌いになっていくだけだから」(30代・兵庫県)
「だんだん嫌になっていくこと自体も嫌になるから」(30代・東京都)
【3】ポジティブだと思う
嫌な部分を見つけてしまうとがっかりした気持ちになってしまいますよね。逆にプラスに感じられるポイントを意識して見つけると嬉しくなり気分も上がるもの。そうなると、ほかにもどんどんいいところを探したいと思えそう。
「プラス思考に考えた方が良いと思う」(30代・北海道)
「良い所を探す方が楽しいから」(20代・東京都)
「加点していった方が前向きで素敵だから」(30代・埼玉県)
「良い所が多い方が気持ちがいいから」(20代・群馬県)
【4】期待しすぎない
完璧な彼氏が欲しいと思いすぎると、嫌な部分を見つけたときに許せなくなってしまうことも。理想の人はいきなりは現れないという気持ちを持っておくことも必要。フラットな状態で付き合っていれば、プラスなポイントにも気付きやすそうですね。
「最初はあまり相手に期待していないから」(20代・千葉県)
「完璧な人なんていないから」(20代・東京都)
「期待をしない方が上がることばかりだから」(30代・神奈川県)
【5】印象は変わるもの
誰しも付き合っていれば、その人のさまざまな面が見えてくるものですよね。印象が変わるのは当然のことと思えていれば、嫌な部分を見つけても減点する必要はないはず。相手を認める関係を築きたいなら、加点していく方が近道になりそう。
「印象はどんどん変わっていくと思うから」(30代・秋田県)
「人は多面的なので細かく良い所も悪い所もたくさんあると思う。お互い発見し合いながらの方が長続きすると思うため」30代・東京都)
「人はみんなゼロからスタートだから」(30代・兵庫県)
恋愛をする際「減点法」で取る人の特徴とは
恋愛に対して加点法を取る人、減点法を取る人、両方の気持ちや理由を聞いてきましたが、加点法を取れる人の方が楽しい恋愛ができそうに思えた人も多いのでは。そこで減点法を取ってしまう人の特徴をまとめました。
【1】理想が高い
まずは、自分が求める彼氏像に過度な期待を持ちすぎている人が挙げられます。こんな人が彼氏だったら嬉しいという気持ちが強いと、実際の恋愛にもそれを当てはめがち。でも、自分の思い通りの人を見つけるなんてそんなに簡単なことではないですよね。付き合っていくうちに、理想とは違う姿に幻滅してしまうことになりかねません。
【2】ネガティブ
考え方がそもそもネガティブな人は恋愛に対しても同じようになりがち。物事を良い方に考えるのが苦手なので、些細なことであっても彼氏のマイナスな面を見つけてどんどん不満を溜め込んでしまうことに。
【3】厳しい
自分にも他人にも厳しい目を向ける人は、彼氏の粗を探すようなことをしてしまいそう。完璧主義なので、あれも違う、これも違うと考えているうちに、仮に長所を見つけたとしても許せないポイントがあるとそのまま心が離れてしまいがち。
最後に
アンケートでは半数の人が減点法で恋愛をしていると回答しましたが、長く付き合っていくことを考えると減点していたらもたないことが見えてきましたよね。彼氏の良い所に目を配る加点法を心がけると、自分もラクな気持ちで付き合えるはず。どんどん「好き」が倍増していくような、幸せなカップルを目指せると◎。
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