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2024.09.05

人に好かれる割合「2-6-2の法則」とは?【100人に聞いた】他人からの評価を気にしなくなる方法も

できることなら上手に人間関係を築いて毎日を過ごしたいもの。でもそう上手くいかないこともありますよね。今回は女性100人にアンケートを実施し、人に好かれる割合「2-6-2の法則」について調査。他人からの評価を気にしてしまう理由&気にしなくなる方法などを紹介していきます。

【人に好かれる割合】2-6-2の法則とは?

あなたは「2-6-2の法則」を知っていますか? 人間関係を円滑に進めるにあたってこの法則を知っておくと、考え方が楽になるかもしれません。

人間関係の「2-6-2の法則」とは?

あなたのことを好きでいてくれる人が2割、良くも悪くも思わない人が6割、嫌いになる人が2割。

これを表しているのが「2-6-2の法則」です。

【100人に聞いた】人に好かれているか気になる?


※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

20~30代の女性100人に「人に好かれているか気になることがある?」と質問したところ、気になる…60% 気にならない…40%との結果となりました。

今回のアンケートでは、全体の6割程「気になる」と回答していて、「人に好かれているか気になることがある」と考える人が若干多いことがわかりました。

【人に好かれるか】気にする理由とは

握手
(c)Adobe Stock

なぜ人から好かれていることを気にしてしまうのか、アンケート結果から理由を確認してみましょう。

客観的な見られ方が気になる

トラウマや度重なる失敗により、人の目が気になるようになってしまう人も多いよう。また、自分に自信がないことも原因のひとつ。「この行動はどう思われているのだろう」と周りからの評価を気にしてしまいがちなのです。

「周りが自分をどんな風に見て、感じているかやや気になる。特にメイクや服装等、見られていると感じてしまう」(30代・福岡県)
「人目を気にする性格だから」(30代・大阪府)
「自分が周りからどう思われているか気になるから」(30代・愛知県)
「自分の評価は気になるから」(30代・埼玉県)
「周りに不快に思われていないか気になることがあるから」(30代・兵庫県)
「良くみられたいから」(30代・島根県)

嫌われたくない

誰からも嫌われず円満な人間関係を築きたいと望む人は、相手の反応に敏感になりがち。「もしこれで嫌われてしまったらどうしよう」など、自分のなかでの被害妄想が膨らみ過ぎて、強い不安に襲われてしまうのです。

「自分が嫌われていないか心配だから」(30代・宮崎県)
「人に嫌われるよりも好かれたいから」(30代・新潟県)
「なるべく嫌われたくないから」(20代・東京都)
「嫌われていたら仕事もやりにくいし悲しいから」(30代・神奈川県)
「嫌われるのは怖いので」(30代・広島県)
「悪意は不快になるから」(30代・山口県)

コミュニケーションの取り方の参考にしている

周りと不仲になってしまうと、円滑なコミュニケーションをとることができなくなってしまう可能性も考えられます。周りが自分のことをどう思っているかに気を配り、不快に思われる部分があれば改善したいという声も。

「コミュニケーションを取るときの基準になるため」(30代・大阪府)
「円滑にコミュニケーションを取るため。相手が自分のことで不快に思ったことがあるなら、それがどこでどう改善すべきか考えたいため」(30代・愛知県)
「自分の行動が他人を傷つけてないか気になるため。あとは自分が好きな人に好かれたいため」(30代・宮城県)
「今後その人と関わるときに影響するので」(30代・広島県)

良い人間関係のため

他人からどう見られているかの評価は、直接人間関係に影響します。煩わしい人間関係を避けるためにも「人から好かれている自分がいい」と感じるのでしょう。

「円滑に過ごすのには必要」(30代・大阪府)
「好かれている方が周りと軋轢も少なく物事をスムーズに運ぶことが出来ると思うので」(30代・埼玉県)
「好意を持ってもらえた方が、その後の人間関係を築いて行く上で上手くやっていけると思うから」(30代・愛知県)
「人間関係に影響するから」(30代・東京都)
「人間関係は大事だから」(30代・兵庫県)
「好かれていないとうまく動けない」(30代・福島県)

自己肯定感

普段人から褒められることはそこまでに多くないですよね。人から好かれるということは、ありのままの自分を受け入れてもらえていることでもあり、自己肯定感があがります。また、精神的にも安定することができるメリットも。

「自己肯定感の向上に繋がるから」(30代・東京都)
「自分の行動に自信がないけど好かれれば自己肯定感もあがる」(30代・島根県)
「自己肯定感がほとんどないので人目が気になるため」(30代・兵庫県)
「他人から褒められたこととか少ないから気になる」(20代・東京都)
「自分の存在理由を感じる要素だから」(30代・埼玉県)

【人に好かれるか】気にしない理由とは

笑顔の女性
(c)Adobe Stock

「人からどう思われているのか気になる」という考えの人も多いなか、反対に「特に気にしたことはない」「どう思われても気にしない」という意見を持つ人も。ここでは、人に好かれるかを気にしない人の理由についてまとめてみました。

好かれているかどうか興味がない

「自分以外の人間に興味がないので、好かれているのか・嫌われているのかはどちらでもいい」といったクールな意見も。他人の意見に振り回されずストレスを感じることも少なそう。

「あまり興味がない」(30代・大阪府)
「なんとも思わない」(20代・兵庫県)
「意識していないから」(30代・広島県)
「興味関心が持てない」(30代・兵庫県)
「どう思うかは自分には関係のないことだから」(30代・埼玉県)
「他人にそこまで関心がないから」(30代・千葉県)

気にしてもしょうがない

今まで他人からの視線を気にしてきた人が、マイナスな気持ちを乗り越えたときに辿り着くのは、「こんなことを考えても仕方がない」という思考。少しずつ現状を受け入れていこうとしているようです。

「気にしてもしょうがないから」(30代・東京都)
「人の目ばかり気にしていても疲れるだけで楽しくない」(30代・埼玉県)
「気になっても仕方ない」(30代・大阪府)
「相手がどう思っているか真実はわからないから、自分が気にしてもしょうがないから」(30代・埼玉県)
「気にしても無駄だから」(30代・愛知県)

今の自分が好きだから

信念や価値観などしっかり自分軸を持っている人は、周りから違う意見を言われても気にすることはないようです。今の自分自身が好きなので、周囲の評価を気にすることなく意見を貫き通すことができるのです。

「みんなに好かれようとして疲れてしまった経験があり、ありのままの自分でいることにした」(30代・兵庫県)
「自分の貫きたい生き方があるから、周りの人みんなに好かれたいとは思わない」(30代・栃木県)
「他人がどう思おうが自分は自分だから」(30代・東京都)
「自分が好きだから。他人どう思われようが構わない」(30代・神奈川県)

多くに好かれることが重要ではない

「多くの人間から好かれる必要はない」と、最初から割り切っている人もチラホラ。好かれることを目的とせずに、嫌われない立ち回りを大切にしていくことを優先しているようです。

「みんなに好かれる必要ないし、嫌われているとは思わないから」(30代・茨城県)
「自分の好きな人にだけ好かれていたらそれで良いから」(30代・長野県)
「好きな人に嫌われていなければそれでよい」(30代・愛知県)

【人に好かれるか】気にしない方法とは

話す女性
(c)Adobe Stock

つづいては、人に好かれているかを気にしなくなる方法を5つピックアップしました。今の人間関係で悩むことが多い人は、自分に合った方法を見つけてみましょう。

自分らしくいる

人生のなかで、自分らしさというものはとても重要なもの。周りの人を大切にする前に、自分のことを大切にしてあげられないと友好な人間関係を築くことも難しいと言えるでしょう。意見を押し通すのではなく、理解してもらえるような伝え方を考えて、自分が好きな自分でいれることができるといいですね。

「ありのままでいく」(30代・埼玉県)
「我が道を行く」30代・埼玉県)
「自分は自分、他人は他人とはっきり分ける」(30代・大阪府)
「自分を基準にする」(20代・山形県)
「他人軸ではなく自分軸で考える。一人でも堂々と行動できるようになる」(30代・兵庫県)
「自分の世界に浸る」(30代・神奈川県)

考えすぎない

普段からいろんなことを考えてしまいがちな人に「ネガティブなことは考えないようにしよう」と言っても、すぐに思考が変わるわけではありません。ですが、少しでも考えすぎない意識を持つことで、不安にとらわれない生き方ができるようになるかもしれません。できそうなことからコツコツ頑張りましょう。

「あまり考えないようにする」(30代・山口県)
「嫌なことは何も考えない」(30代・大阪府)
「相手のことを気にしない。存在をなくす」(30代・兵庫県)
「人目を気にしないこと」(30代・大阪府)
「好かれるような人間ではないと思って生きる」(30代・富山県)
「まぁいっか~のマインド」(30代・愛知県)
「人の言動を気にしないことです」(30代・埼玉県)
「他人の思考を考えているだけ時間の無駄」(20代・京都府)

割り切る

人にはそれぞれ好みがあり、意見がわかれてしまうときもあります。その気持ちは簡単に変えられるものではありません。自分の意見を理解してもらいたくても無理なこともあるので、全員と分かり合おうとすることは不可能と割り切ることができると◎。

「全員から好かれるのは無理だと理解する」(20代・東京都)
「全員に好かれることは無理なので仕方ない」(30代・愛知県)
「万人に好かれることはないから仕方ないと割り切る」(30代・和歌山県)
「全ての人に好かれるのは不可能だと割り切ること」(30代・長野県)
「相手にあまり期待しない」(30代・東京都)

身近な人を大事にする

無理して友達の人数を増やそうとすると、人間関係で悩んでしまうことも増えるので逆効果。「みんなから好かれたい!」という気持ちは捨てて、今自分の近くに居てくれている大切な人を大切にしていく方針に変えていきましょう。

「今周りにいる人に感謝する」(30代・北海道)
「自分の好きな人だけと関わるようにする」(30代・島根県)
「生まれた場所も育った環境も違う人たち全員と仲良くできるわけがない。自分が好きな人たちに好かれているかどうかを大切にする」(30代・宮城県)
「不必要な交友は持たない」(30代・京都府)

夢中になれることを見つける

人に好かれているか気になってしまう… という人は、考える必要のないことを無限に考え出してしまう癖があることも。なのでそんな時間を作らないように趣味を見つけたり、習い事に通うなどをして、毎日を充実させてみるとGOOD!

「自分の生活を充実させる」(30代・茨城県)
「自分の事に集中する。自分がその時に最適だと思った行動をする」(30代・山梨県)
「自分の機嫌は自分でとる」(30代・熊本県)
「趣味を見つける。短い人生他人を気にする時間が勿体ない」(30代・神奈川県)

最後に

「人から好意を持ってもらいたい」「いつでも良い印象の自分でいたい」と思うことは、向上心があって素敵なことだと思いますが、他人からの目を気にし過ぎてしまうと本当の自分を見失ってしまう可能性も。人の気持ちを全て理解することは難しいことなので、頑張ろうとしすぎる必要はありません。無理して好かれようとせずに、今の自分の本当の気持ちを大切に、自然体なコミュニケーションをとることが人間関係で悩まないための秘訣でもあるのです。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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