「好き」とはどんな気持ち?
「好き」という感情を整理するため、その意味を確認しましょう。辞書によると「 心がひかれること。気に入ること。また、そのさま」(大辞林/小学館)とあります。
今まで普通に近くにいたのに、急に相手のことが気になってくる、意識してしまうということはありますよね。それはつまり「好き」ということの入り口なのかも。一緒にいると心地よさや幸せを感じるので、離れがたくなってしまうもの。
好きな気持ちを抑える方法とは
「好き」という気持ちを感じたものの、実らぬ恋もありますよね。そんな時には、好きな気持ちを抑えなければいけないことも。どうすればいいのか、女性100人に聞きました。
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
【1】他の人と同じ態度で接する
その人にだけちょっと気のある態度を取ってしまうと、相手に悟られてしまったり、自分の気持ちが勝手に盛り上がってしまうことも。そんな時には、他の人と変わらない同じ態度を取ることで、特別感を抑えることができそう。
「いつも通り過ごす」(30代・兵庫県)
「なんでもないように、普通に接する」(20代・静岡県)
「好きな人以外にもいつも優しくにこにこしてる。 好きな人を特別扱いしない」(30代・新潟県)
「普段友達と過ごしているように装う」(20代・東京都)
「表情に出さない」(30代・京都府)
「あまり話さずにそっと見守る」(30代・大阪府)
【2】気分を逸らす
「好き」という感情を自分で意識してしまうと、そこから離れることができず、気持ちに捉えられてしまうことにもなりかねません。自分の気分を逸らすことも重要。
「好きなアイドルを見て気持ちを落ち着ける」(20代・愛媛県)
「音楽を聴く」(30代・新潟県)
「違うことに興味を持っていく」(30代・東京都)
「深呼吸して気持ちを落ち着ける、平静を保つように努力する」(30代・大阪府)
「自分磨きに没頭する」(20代・愛媛県)
「他に趣味をさがす」(30代・岡山県)
【3】距離を取る
距離が近ければ近いほど、期待してしまう人もいるはず。そうならないためには、意識的に距離を取ることも効果的。物理的に近づかないのはもちろん、誰にも言わずに自分の心のうちに秘めておくという人も。
「なるべく近寄らない」(30代・東京都)
「接触を減らす」(30代・東京都)
「ボディタッチをしない」(30代・埼玉県)
「ひたすら誰にも言わずに胸の奥にしまっておく」(30代・広島県)
「うちに秘める」(30代・埼玉県)
好きな気持ちに気づいたときどうアプローチする?
「好き」という気持ちに気づいてしまった時、その感情を抑える必要がないのであれば、できるだけアプローチしたいと思うのが自然ですよね。どんな方法があるのかリサーチしました。
【1】話をする
やはり、話をするというのはアプローチの第一歩。まずは挨拶や笑顔、日常的な会話をし、そこからLINEでの会話やプライベートな会話に持ち込むのが良さそうです。
「LINEをたくさんする。たまに恋愛の話題を混ぜる」(20代・神奈川県)
「とにかく声をかける。挨拶から少しずつでも話しかけていると距離が近くなる」(30代・埼玉県)
「プライベートな話題をする」(30代・大阪府)
「相手の話をよく聞いて親身になってあげる」(30代・新潟県)
「笑顔で挨拶。目が合ったら笑顔」(30代・茨城県)
「好きな人と話す時は愛想よくして、好きな人以外との差別化をする」(30代・新潟県)
【2】ふたりで会う
ある程度話ができる関係になったら、食事に誘ったり一緒に遊びに行く約束を取り付けたいところ。ハードルが高そうに思えますが、仕事の合間でのランチや友人も伴ったおでかけであれば、相手もOKしやすそうです。
「食事に誘う」(20代・東京都)
「話しかけたり遊びに誘う」(20代・愛媛県)
「積極的に話しかけ、遊びに誘う」(30代・兵庫県)
「一緒に出かける約束をする」(30代・鹿児島県)
【3】ボディタッチ
笑いかけたり冗談を言い合ったりする時に、さりげなくボティタッチをするという人も。他の人にはしないけれど、彼にだけすることに気づいてくれると進展がありそうです。
「ボディタッチ。積極的に話しかける」(30代・北海道)
「ボディタッチを多くする」(30代・北海道)
「さりげないボディタッチや他の異性より距離感を縮める」(30代・鹿児島県)
「話している時は笑顔でたまにボディタッチ!」(30代・埼玉県)
【4】相手の好みを知る
相手の興味があることを知り、会話に持ち出しだりするのもアリですね。向こうから共通点があると感じ取ってもらえるというメリットも。
「相手の興味あることを勉強して近づく」(30代・京都府)
「相手に好きなことを好きになる」(20代・群馬県)
「相手の好みに合わせる」(20代・東京都)
「共通点を見つける」(30代・愛知県)
「相手が好きそうな話題を話してみる」(30代・徳島県)
好きな気持ちを上手に伝える方法
気持ちを抑えられず「好き」という思いを伝えたいというところまでいった時、上手に伝える方法を聞きました。
【1】シンプルに気持ちを伝える
まずは、遠回しに伝えるのではなく、分かりやすいようにシンプルに気持ちを伝えるという人が多いよう。この時に気をつけたいのが、中途半端でなく間違いのないように分かってもらうための工夫です。
「ストレートに好きだと伝える」(20代・東京都)
「まっすぐシンプルに、好きだから付き合って欲しいと伝える」(30代・岐阜県)
「メールでも電話でも、素直に伝えればいいと思う」(30代・大阪府)
「自分の気持ちを正直に告白する。恥ずかしがって言葉を惜しむことをしない」(30代・新潟県)
「曖昧な表現をせずに、思ってることをはっきり言う」(30代・茨城県)
「紙に書いて、言いたいことを整理してから伝える」(30代・岐阜県)
【2】褒める
しっかり相手のいいところを褒めるのも効果的。日常生活でダイレクトに褒められることはそう多いことではないので、好意があるのかなと感じてもらえるはず。
「たくさん相手を褒める」(20代・静岡県)
「素敵ね、と言う」(30代・埼玉県)
「〇〇くんのそういうところ好きと伝える」(30代・福島県)
【3】脈ありの状態
自分に対する脈がある場合に気持ちを伝えるという人も。ちょっと好意を伝えるのに勇気が出ないという人にとっては、安心感を得られますよね。
「相手の自分に対する印象を確かめてから『好き』と伝える」(20代・東京都)
「ふたりで遊びに行った時、帰り際に手を握ってみて伝える」(30代・東京都)
「ふたりの共通のエピソードを何か話して、思い出を共感し合えてから気持ちを伝える」(30代・大阪府)
最後に
「好き」という気持ちの対処法は見つかりましたか? 相手との関係性や、その時のシーンによっても変わってきますよね。上手に感情のコントロールができるようになると、自分でもラクな気持ちになれることも。どうするのがベストなのか、見極めるのがおすすめです。
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