心に余白をもたらしてくれる、ヨハクのカレンダー2024
昨年12月に開催された、国内最大級の文具の祭典「文具女子博2023」。
あれからまだ1ヶ月しか経っていなくて記憶に新しいはずなのに、年を跨いだせいかもうずっと昔のことのようにも思えて、不思議な感じ。
年末の風物詩ともなっているこのイベントですが、当日は、多くの文具ファンで賑わいを見せていて、あまりの熱気に終始圧倒されっぱなしでした!
文具というただ一つのカテゴリーにこれだけ多くの人が集まるとは。
文具って実用的な側面はもちろんのこと、コレクション的な側面もあり。そして消耗品でありながら、同時に記録になったりなど形や場所を変えて残ることも多い気がして、それがなんだか良いなぁと。
あと趣味のコレクションとしては、往々にして一つひとつが手頃な価格で手に入るところも文具ならではの魅力ですよね!
ということで前置きが長くなってしまいましたが、数回にわたって、文具女子博の戦利品をお届け。
今回ご紹介するのは、ヨハクさん。文具女子博では、毎年、限定品を求めて長蛇の列ができることでもお馴染みの人気ブランドで、シンプルながら心を掴むアイテムが勢揃い!
少し前にデザインの勉強をした際、“余白を制するものはデザインを制する”と聞いたけれど、ヨハクはブランド名通りそれを体現されているような。
以前購入したメモ帳もマステも、独特の世界観が素敵。
▲ヨハク メモ帳 15 ヨアケノウタ
透け感のある薄い紙が使われていて、繊細でありながら実は丈夫なメモ帳。
▲ヨハク Y-118 フユノセイザ
冬の澄んだ夜空に浮かぶ星座をモチーフにしたマスキングテープ。
そして今回お迎えしたのは、暮らしの写真を集めたカレンダー。
▲ヨハク 2024 calendar
絶妙な余白があり、それが日々目の前のことに追われて気持ちに余裕がなくなっているときに、ゆとりをもたらしてくれるような。
それでいて、ほんのひとさじの緊張感のようなものも感じさせてくれます。
どうしてもぎゅぎゅっといろいろなことを詰め込んでしまいたくなる毎日、このカレンダーを見ながら一日一日を丁寧に凛と過ごしていけたらいいな。
文/川原莉奈