3位:なんでも人に押し付ける
3位は「なんでも人に押し付ける」。
自分がやりたくないことは部下や後輩に平然と押し付けたり、何かと理由をつけて自分以外の誰かにやってもらおうとしたり。仕事を選んでいるかのような働き方をされると、周囲は困惑しますよね。
「子育てを理由に、仕事を人に押し付けて当たり前みたいな顔をしている同僚にムカつきます」(33歳 東京都)、「できないことをやろうと努力しないで『私はできないので、お願いします』と言って押し付ける後輩がいる。できるようになる努力くらいしてほしい」(34歳 大阪府)などの切実な声も集まりました。
2位:嘘をつくor話を盛る
2位は「嘘をつくor話を盛る」です。
プライベートの会話ではなくビジネスの話題で嘘をついたり話を盛られたりしてしまうと、業務の遂行にも支障が出ますよね。嘘をつくのが常態化している人と仕事をしていくのは、相当なストレスがかかります。
「自分のミスを隠すために嘘ばかりつく同僚にうんざり」(32歳 京都府)、「営業の人で、契約が取れないことに対して話を盛って報告してくる人がいて迷惑です」(36歳 東京都)などのコメントもありました。
1位:都合が悪くなると逃げる
1位は「都合が悪くなると逃げる」。
調子がいいときには張り切っていても、自分の立場が危うくなると、サーっと逃げてしまう人には本当に困りますよね。仕事はチームワークで進めていく必要もあるので、こういったタイプが同僚にいるだけで大きなストレスになっても無理はありません。
「一貫性に欠ける発言が多く、その発言のせいで都合が悪くなると、自分は悪くないと逃げる同僚にイライラしながら仕事をしています」(37歳 神奈川県)、「仕事でミスをすると、必ず『体調が悪い』と言って逃げる後輩がいます」(34歳 東京都)、「人によって態度を変えて、自分の都合が悪くなると上司に媚びて逃げる同僚が本当に嫌いです」(35歳 大阪府)などのコメントが集まりました。
今回の結果をグラフで見てみると…
4位には「人の噂話が多い」、5位には「期限を守らない」が選ばれました。1位と2位は僅差で、都合が悪くなると逃げる同僚や、嘘をついたり話を盛ったりしている同僚に困らされている人も多い実態が浮き彫りに…。
◆人間関係のストレスは仕事に悪影響
職場にイラッとする同僚がいると、人間関係のストレスにもつながりがちです。相手の言動のせいでイライラするのはよくないとわかっていても、振り回されてしまうこともありますよね。
相手を変えようとしても、なかなか変わるものではありません。仕事に悪影響がなるべく出ないよう「この人は、こういう人なんだ」と諦めの感情も持ちつつ、自分がその人のせいで迷惑を被らないように最低限の距離感で接していくことが、自己防衛にもつながるかもしれません。
【調査概要】
調査方法:2023年8月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
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構成・文/並木まき
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