東京レストランバスで和食を堪能♪
WILLER EXPRESS株式会社が運行する、東京レストランバス「和食メニューランチコース」がコロナ禍で休止していた2020年3月以来、3年ぶりに復活!
東京駅・丸の内口の丸ビル前からスタートし、皇居、日本橋、秋葉原、上野などを抜け、浅草、雷門、スカイツリーなどを巡る約2時間30分のコースにリニューアルしました。
天井のサンルーフが開く、開放感のある高さ3メートル以上の2階建てバスに乗り移動しながら、和食のコースが楽しめるツアー。そこで今回は新しくなった東京レストランバス「和食メニューランチコース」を体験してきました。
外装は東京らしさをイメージし、観光名所などがデザインされたモダンな雰囲気。内装はシックな色合いでまとまっていて、開放感と高級感あふれる落ち着いた空間です。
「レストランバス」は、1階にキッチン、2階には対面式の座席とテーブルが。座席の高さは、なんと約3メートル!
本格的なお料理をいただきながら、いつもと違う高さから東京の街を眺める贅沢さ! ガイドさんの案内を聞きながら、食と観光の融合を楽しむことができます。
丸ビル前を出発し皇居、大手町、日本橋などをゆっくり走りながら、線路の下ギリギリを通ったりと貴重な経験も!
出発と同時にお料理が続々と登場!
まずは先付けの「いぶりがっことクリームチーズの湯葉巾着」から。
湯葉のとろっとした質感に「いぶりがっこ」の食感と甘しょっぱさがアクセントになっています。
口取りの「合鴨ロース七味焼き、海老芝煮、一口がんも、わかさぎ南蛮漬け」はそれぞれ素材を活かした味わいで、しっかりとした食べ応え。グラスや食器は、揺れても大丈夫な工夫がされていて安心です!
冷やし鉢は暑い季節にぴったり!
煎り酒が使用されていて、さっぱりと酸味が効いた味付け。ずわい蟹、きゅうり、ほうれん草、長芋、わかめ、菜の花、トマトが楽しめます。
蒸し物は、プルプルの卵と出汁がひんやりしていて滑らかな舌触りの「玉地蒸し」。
ガイドさんの耳心地いい解説を聞き食事を楽しみながら、バスは秋葉原や上野などを通過していきます!
普段東京で生活をしていても、ゆっくり都内の観光地を巡ることがないのでとっても新鮮です。
メインの焼き物は、ジューシーな豚肉を使った「柔らか豚肉の江戸甘味噌朴葉焼」。素揚げの野菜がたっぷりでボリュームのある一品。
岐阜県・飛騨高山の郷土料理である「朴葉味噌」との相性は抜群!
メインを堪能しながらバスは浅草へ。食べ終わる頃に雷門近くでバスを一度降りて、30分ほど浅草散策の時間。
お参りをしたり、おみくじを引いたり、お土産を買ったりしているとあっという間に30分が過ぎてしまいます!
雷門や仲見世通り、浅草寺などを散策した後は、再びバスへ。
席に戻ってしばらくすると締めのご飯が登場!
江戸気分を盛り上げてくれる「深川飯」は、しっかりと味付けされたジューシーなあさりがたっぷり。
香の物やお吸い物と一緒にいただきます。
その後バスは、スカイツリーの横を通って両国国技館、馬喰町などを巡り再び丸の内を目指します。
そしてコースを締めくくる最後の甘味は「鮨 銀座おのでら」監修の濃厚な「抹茶のブランマンジェ」と、もちもちの「わらび餅」。珈琲か紅茶と一緒にいただきます。
* * *
お料理は、先付けから甘味、食後の飲み物までボリュームたっぷりで大満足!
本格的な和食のコースをいただきながら、ガイドさんによる観光名所の解説を聞くのは贅沢な時間でした。街や地名の由来から、上野公園ができた経緯、浅草寺の歴史、雷門の大提灯の話、両国国技館の秘密などなど、東京に住んでいてもなかなか知ることのない知識が沢山得られます!
観光としてはもちろんですが、東京を新発見する大人の贅沢な遠足としてもおすすめです! 夜は渋谷や表参道、東京タワー、お台場などを巡るコースもあるので、さまざまな東京の景色を楽しむことができます。
【詳細】
東京レストランバス
和食メニューランチコース
料金/相席可:11,800円、最後列:12,800円、前方席:13,800円
※上記は大人おひとり様の料金、子ども料金はそれぞれ3,000円引き
運行日/土・日・月・祝日
※一部日程を除く
大雄寺幹子
女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。
職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。
以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)
365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。
もちろん美味しいものに目がなく、スイーツ以外に肉マニアとしても寄稿。