「結婚を前提にお付き合いしてください」と言われた時、嬉しい反面、「普通に付き合うのとどう違うの?」と、戸惑いを感じる女性も少なくないかもしれません。結婚を前提にしたお付き合いは、一生を共に歩んでいく結婚相手を見極めるための交際期間ともいえるため、普通の交際と違う点がいくつかあります。
当記事では、「結婚前提」という言葉の意味や、お付き合いの特徴、結婚を前提に告白する男性心理などを紹介します。
「結婚前提」とは?
「結婚前提」とは、「結婚を視野に入れて」という意味。結婚前提に付き合いたいと言われたのであれば、「結婚を視野に入れて交際したい」という意味ととらえていいでしょう。とはいえ告白をOKしても、結婚を承諾したことにはなりません。
しかし、結婚を視野に入れた交際の申し込みなのですから、相手はそれだけ本気で向き合いたいと思っているということ。軽いノリでOKするのではなく、承諾する側も誠実に、真剣に考えてからお返事をすることが大切です。
結婚前提に付き合いたいと言う男性の心理は?
では、なぜ結婚を前提にしたお付き合いを申し込んでくるのでしょうか? ここでは、「結婚を前提に付き合いたい」と告白する男性の心理をいくつか紹介します。
1:一生一緒にいたい
結婚を前提にお付き合いをしたいと言ってくるのは、結婚したいくらい、あなたのことが大好きだから。この場合、「好き」というよりも「愛してる」という気持ちに近いかもしれませんね。あなたのことを「理想の女性」「魅力的な女性」と感じ、一生一緒にいたいと思ってくれているのでしょう。
2:結婚願望がある
次に挙げられるのは、相手の男性がもともと結婚願望が強いケース。早く結婚をして、家庭を築きたいと考えています。そのため、単に付き合うのではなく、「いずれは結婚を」という気持ちで交際を申し込んでくるのです。
3:結婚への焦りがある
20代後半などアラサーになると、周りに結婚する人が増えてくるもの。ある程度の年齢になると、親から「結婚はいつなの?」と急かされることもあるでしょう。「自分も早く結婚をしたい」という焦りのある男性は、次にお付き合いする人とは結婚を考えることが多いです。
4:真剣な気持ちを伝えたい
気軽な気持ちではなく、真剣にあなたのことを考えているという気持ちを示すために、結婚前提の告白をする男性もいるようです。あなたのことを振り向かせたい、安心させたいという気持ちから、「結婚」という言葉を使うのかもしれません。
結婚前提の付き合い方の特徴は?
結婚を前提にしたお付き合いは、「結婚相手にふさわしい相手なのか」「一生を共にしていける相手なのか」といったことを見極める期間ともいえるでしょう。そのため、普通の交際よりもさらに踏み込んで交際をしていくことになります。結婚を前提にしたお付き合いの特徴をみていきましょう。
1:同棲をする
結婚前提で付き合う場合、同棲をすることも多いでしょう。何度デートを重ねていても、生活を共にしていないと、相手の生活リズムや価値観、家での過ごし方などはわかりません。同棲をすると、今まで見えていなかった相手の短所、もしくは長所も見えてくるもの。この人と一緒に暮らしていけるのかを判断するために、同棲をするのです。
2:両親への挨拶をする
結婚となると、家族ぐるみでのお付き合いになります。そのため、結婚前提の場合には、お付き合いの段階でお互いの両親に挨拶をすることも。両親に挨拶することで、お互いの家庭環境を知ることにもつながりますし、「相手の家族とも仲良くやっていけるのか」を判断する手立てにもなります。
また、「結婚前提のお付き合いをしている」と親に伝えることで覚悟が決まり、より結婚への意識が高まることもあるでしょう。
3:簡単には別れない
普通のお付き合いであれば、些細なケンカや相手の嫌な部分が見えてきたなどの理由で、すぐに別れてしまうケースもあるでしょう。しかし、結婚前提のお付き合いでは、致命的なことや大きなトラブルがない限り、簡単には別れないことが多いです。ケンカをしたら仲直りしたり、価値観の違いが見えたら、お互いが歩み寄ったりと、交際を続けていくために努力します。
結婚前提での付き合いで確認すべきことは?
相手と結婚できるかどうかを見極めるために、交際中に確認しておきたいことがいくつかあります。何も考えずに交際を続けて、いざ結婚をするとなった時に、「こんな人だとは思っていなかった」、もしくは「結婚を前提に付き合ったのに振られた」とならないよう、しっかりチェックしておきましょう。
1:金銭感覚が合うか
一緒に生活をしていくうえで、金銭感覚が合うかどうかはとても大切です。浪費癖がないか、ギャンブルなどにお金をつぎこんでいないか、もしくは倹約家なのか等、お金の使い方はしっかり確認しておきたいもの。自分と金銭感覚が合わないと、ストレスが大きく、結婚生活が苦しくなることも。
2:短所を受け入れられるか
女性であれ男性であれ、誰にでも短所はあるもの。許容できないくらいの短所の場合、結婚をするのは難しいです。相手の短所を受け入れられるかどうかは、結婚相手を見極めるのに重要なポイントといえるでしょう。
3:思い描く将来像は似ているか
例えば、どんな場所でどのような家に住みたいか。子供は欲しいのか、欲しい場合は何人欲しいのか等も話し合っておくことが大切です。ふたりの将来像があまりにも違う場合、たとえ相手のことが好きでも、結婚は考えられないということにもなりかねません。
事前に話し合っておくことで、相手が妥協してくれたり、逆に自分が歩み寄ったりと、お互いが納得のいく将来像が見えてくるでしょう。
最後に
結婚を前提に付き合ったとしても、別れることはもちろんありますが、別れる確率を低くするためには、結婚前提の交際期間中に、しっかりお互いの相性を確かめておくことが大切。当記事で紹介したポイントを参考にして、悔いのないお付き合いをしてくださいね!
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