期待しないがちょうどいい? マッチングの心得
ますます活躍しそうな“マッチングアプリ”。この2、3年で初登録・初マッチングされた方も多いのではないでしょうか。しかし1度目のマッチングで成就させることは難しいですよね。妄想を膨らませた結果、実際に会ってみるとイメージと違ったなんてことも。
今回は、そんなマッチングアプリでの“あるある”と処世術について、アプリ歴の長いOLさんたちに話しを聞いてみました!
心得1:奇跡のプロフ写真に惑わされないように!
マッチングアプリにおいて、大きく印象を決める写真。“どこまで盛るか問題”も発生してきますが、なかでも全力で盛られている写真とやや盛られている写真の2種類に分かれるように感じます。
“全力盛り写真”は、抜かりのない加工に計算され尽くした画角のベストショットで「これは加工写真だな」と見分けがつく人も多いでしょう。
ただ“やや盛り写真”は、全力で盛られた加工写真よりも見分けるのが難しそう。ナチュラルにポイントで加工を施しているため「どこまでが本物か」見分ける難度が高いのです。まさに奇跡の写真は“やや盛り”にあり?
「日光って最高の盛れツールだと思います。そんな自然のライティングとたまたま見せた表情の写真に私も何度惑わされたことか…。やわらかな爽やかさがあるように感じても、実際に会ってみると不健康な印象の男性会員もチラホラ。無加工に見えるような写真は実際とのギャップが凄いので、1枚だけの掲載写真で判断しちゃダメ。数枚写真をアップしているほうが印象もいいなと思います」(M奈美さん・29歳)
心得2:プロフィールの内容は信じすぎないこと!
マッチングする上で、相手に少しでも良く見られたいと思うのはみんな同じ。ですがそんな気持ちからか、プロフィールを“盛って記載している”というケースも。
年齢、学歴、職歴、出身地…、掲載されているプロフィールから会話の糸口を見つけようとしても、事実とは異なるために会話が噛み合わないということもちらほら。また、結婚歴や子供の有無なども正直に記載せず、後々判明してトラブルになるというケースも。
そんな中でも、プロフィール写真ではわからない体型や、夫婦になったとしてもあやふやになりやすい年収は、詐称する人が多いと語る女性もいます。
「マッチングアプリで100人以上の男性と会ってきた私からすると、身長と年収をプラスでサバ読みしている男性は多い! どうせ気づかないと思っているかもしれないけれど、会った瞬間にプロフより小柄だなって感じるし、会話や持ち物だけでなく雰囲気なんかでも年収を盛ったなって感じることも。ちょっとのサバ読みでも結構気づくものです! そんな些細な嘘をつく人は将来的にも不安だから、盛ってるってわかった瞬間から次のデートはしないようにしています」(U未さん・30歳)
心得3:メッセージと対面のテンションは違うことも!
メッセージのやり取りを通じて、ようやく人となりが見えてくるマッチングアプリ。良くも悪くも写真やプロフィール以上に印象づけるのがメッセージです。ですが、そんなメッセージでのやり取りと、対面したときのテンションが同じとは限らない!
メッセージでは終始落ち着いていてもいざ会ってみるとチャラかったり、優しそうであってもオレオレだったり、対面すると想像以上のテンションギャップがあなたを待ち受けている可能性があるのです。
「最初からすごく軽〜いノリでメッセージをくれる人がいたんです。ちょうどそのとき婚活に疲れていたのもあって、真面目に結婚相手を探しているというよりは恋愛なしの遊び相手を探していた私。こんな本音もメッセージでやり取りして『じゃあパーッと遊びに行こう!』と言ってくれたので、会ってみることに。そしたらホントにご本人!? って言いそうになるくらい真面目な人だったの! 会話の内容も“ガチ婚活”で、今までのやり取りは何だったの? という感じ。遊びで合意していたのに、余計に疲れる出会いになってしまいました…」(R那さん・31歳)
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どれだけオンライン上でやり取りをしていても、目に見えないものってたくさんありますよね。その人の態度や雰囲気、心意気はやはり実際にデートをしなければわかりません。しかし初対面の日にはどうしても期待してしまうもの。過度な期待をしすぎて、イメージと違ったとガッカリするのは避けたいものですね。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪