泉 里香のキレイをつくる「おうちグッズ」
〝ていねいな暮らし〟を大切にしている泉 里香。その暮らしぶりは、美しいたたずまいに表れているよう。(家時間についてのインタビューはこちら!)日々を彩る、こだわりの「おうちグッズ」3つを教えてもらいました。
ワンピース¥39,600(インターリブ〈サクラ〉) パンツ¥27,500(HAUNT 代官山/GUEST LIST〈HAUNT〉) 靴¥39,600(PIPPICHIC)
1|シンプルで温かみのある「作家さんの器」を少しずつ集めています
「外食よりも、家で料理するほうが落ち着きます。普段使いの器は、日本の作家さんのものが中心。和食が好きなので、洋食器よりも和テイストのものが自然と集まっていた、という感じです。
作家ものは一点ずつ表情が異なるので、温かみを感じられるのが魅力。好きな器でごはんをいただくと、気持ちもおなかも満! こうして並べてみると鉢物も多いのは、旬の野菜を炊いた汁気のあるおかずをよくつくるからかも。料理のレパートリーは、渋めです(笑)。
『作家もの』と聞くとちょっと敷居が高いと感じるかもしれませんが、今は現代的な感覚のお店も多いのでまずは一枚、買ってみるのもおすすめ。使ううちに、自分の食卓になじんできますよ。私がよくのぞくのは『FOOD FOR THOUGHT』や『BLOOM&BRANCH』。どちらもいろいろな作家さんの器を置いているセレクトショップで、通ううちに自分の好みが見えてきました。小さな宝物探しみたいで、訪ねるたびにわくわくします。
右上の湯飲みは吉田直嗣さん、左上の白い平皿は村井大介さん、左の白い鉢(木皿の上)は角田 淳さんの作品。どれも『FOOD FORTHOUGHT』で購入。右下の、放射状に鎬模様が入ったお皿は山田雅子さん。『BLOOM&BRANCH』で買いました。左上のグレーのガラスの深皿は、食卓に新しい質感を入れてみたくて最近手に入れたもの。辻野 剛さんによる〝fresco〟というブランドです。旅先で土地の焼き物を買ったり、オンラインショップで購入することもあります」(泉 里香)
・右上の湯飲み:吉田直嗣
・左上の白平皿:村井大介
・木皿の上の中鉢:角田 淳
2|お茶が大好き。ガラスポットで淹れるルイボスティーで癒されます
「私の毎日に欠かせないのが、ノンカフェインのルイボスティー。朝早いロケのときはマイボトルで現場にも持っていきますが、自宅でゆっくりお茶を飲むのが、最高のリラックスタイム。
〝マリアージュ フレール〟は、味わいも香りもとびきりエレガントで、心から癒されます。ルイボスティーだけでも何種類もそろっているので、その日の気分で飲み分けるのも楽しい。私は毎回、ポットを使って茶葉から淹れています。
ティーバッグのほうが洗い物がラクだけど、ポットで淹れると香りの開き方が本当~に違うんです。缶を開けてまず茶葉の香りを嗅いで、ガラスポットの中で、茶葉が開いていく様子をのんびり眺めて… そういう一連の作業も好きなんです」(泉 里香)
・ポット:日ノ出化学製作所
・お茶:マリアージュ フレール
・カップ:クリスチャンヌ ペロション
3|実は使いやすい! デザイン性のある花瓶がお気に入り
「花瓶はシンプルなものばかり使っていましたが、最近色つきのガラス製を買ってみたら、これが意外と使いやすいんです。
自宅用に自分で買う草花は、ブーケのように色とりどりではなくて、1種類をざくっと生けることが多いですよね。ピンク系のお花ならピンク系の花瓶に、葉ものならグリーン系の花瓶に、というように、色を合わせるとまとまりがありつつもちょっぴり個性が出て、部屋の雰囲気が変わります。
写真右の〝メニュー〟はデンマークのブランド。スモーキーグリーンのガラスと真鍮の脚の組み合わせがとっても素敵なんです」(泉 里香)
・花瓶(左、中):ヘンリーディーン
・花瓶(右):メニュー
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2023年Oggi2月号「心を整える『家時間の愛用品』」より
撮影/須藤敬一 スタイリスト/兵藤千尋(ファッション)、洲脇佑美(プロップ) ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY) モデル/泉 里香(Oggi専属) 構成/三尋木奈保
再構成/Oggi.jp編集部