独身を謳歌していたら地方の友達はママに?
地元の同年代男女は結婚が早いなと感じたことはありませんか? 上京して東京で結婚をするんだと思っていたらすっかりアラサーに。そんな話もよく耳にします。
そこでUターン後に結婚をした女子にその内情を聞いてみるとなるほど! な結婚観がたくさんありました。都市一極集中する一方、結婚は地方でするのがベスト?
都会生活に返り咲き! 地元婚で再び東京へ(マナミさん・仮名)33歳
「大学進学を機に上京し、東京で就職までしました。当時は付き合っていた彼もいたし、たとえ別れてもこのまま東京で生活していくんだろうなという思いもありましたが、30歳のときには彼氏なしの独身アラサーに。地元の友達はみんな結婚して、子供は間もなく小学生という同年代の人もたくさんいました。
地元の友達には『東京に住めていいな』と憧れられたりしますが、本音は私も結婚して早くママになりたい。やっぱり地方の方が結婚が早いのかなと思いUターンを考えることも増えていました。そんなある日仕事での異動事例が出たのですが、希望部署とかけ離れていたこともあり退職を決め、これを機に地元に帰ろうと決意。
地元では、東京に本社がある企業に就職。Uターンした“都会女子”の珍しさもあってか、都内では考えられないほどの数のお誘いがありました。独身同級生男子からは同窓会と称したデートに誘われることが多く、既婚の女友達からの紹介なんて日常茶飯事。
結果、社内で東京から転勤組の今の夫と結婚したのですが、地方が早婚傾向にある仕組みを独自に考えてみました」
地方が早婚の理由1:後継ぎ志向や地元愛が強い?
「まずは後継ぎ志向や地元愛が強いこと。私の地元では自営業の一家がとても多いし、大学だけ都市部に行って就職はあくまでUターン前提なんて人も。都市部で仕事をするにしても“修行”と捉えている男子が多かったです。最後には帰ってくる場所なので、必然的に地元愛も強くなるみたい」
地方が早婚の理由2:プライベートを楽しめる場所が少ない?
「それにプライベートを楽しめる場所が少ないって言うのも理由の一つ。友達とつるむって言っても限界があるから、将来性のある男女交際にシフトしていきますよね。だいたい、遊びに行くって言ったって場所が限られているからバッタリ会って合流… なんてこともあるし、ほとんどが顔馴染みでグループで遊ぶことが多いから男女の距離が近く、出会いも多いのです!」
地方が早婚の理由3:転勤組が愛に飢えている?
「あとは、うちの夫みたいに地方に転勤になった独身男性が愛に飢えていることね! 右も左もわからない地方にやってきた若い男性は、少し仲良くなった女の子を頼りにする。その期間が長ければ交際・結婚にもつながるし、全国転勤のある会社は結婚が早いって聞く訳も説明がつく。私は途中入社だけどバリバリの地元っ子。今の夫とは地元の美味しいお店や観光地を案内するだけで親密になれました」
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「そして実は今年、夫の東京本社勤務が決まり私は退職。まさかまた東京生活を送るとは思わなかったけれど、今は30歳でUターンを決意してほんとによかったなって思います。都内の独身友達が出会いのなさを嘆いてくるたびに、地方に行くことをおすすめしています」
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪