仕事と婚活の両立。上手くいかない理由って…？
仕事は軌道に乗り、キャリア的にはとっても順調なのに、なかなか先が見えず思うように進まない『結婚』への道のり。今は結婚だけが幸せではない！ という考え方も広がり、幸せのかたちは多種多様ですが、やはり「結婚したい」気持ちは捨てていない。そんな世の女性が対面する仕事と婚活を両立する際の「壁」とは一体なんなのでしょうか？
結婚相談所「パートナーエージェント」がパートナーエージェントのスタッフ107人を対象に実施した「婚活と仕事の両立」に関するアンケート調査結果から、世の働く女性に立ちはだかる“婚活が上手くいかない理由”がわかりました。仕事と婚活を上手く両立している人がしていることって？ 一気になる調査結果を見ていきましょう。
婚活と仕事の両立においての悩み第1位は「忙しさでデートの時間がとれない」
婚活と仕事の両立において、世の女性が悩んでいること第1位は、「忙しいため時間がとれず、お見合いやデートができない」。次いで「そもそもデートの調整が難しい」、「気持ち的なゆとりがなく婚活に気が回らない」「休みの日は婚活する体力が残っていない」、「突発的な仕事でお見合いやデートがキャンセルに」という結果となりました。
全回答を見ても、全ての悩みが「仕事の忙しさ」による「時間の算出の難しさ」に関連するもので、物理的に仕事でデートの時間がつくれない人が8割近く。また、気持ち的に疲弊してしまっていて婚活するまでの気力が残っていない人も6割を超える結果となりました。
やはり時間の余裕は心の余裕。働き盛りで仕事が楽しく忙しくしていることは良いことなのですが、婚活をするとなると忙しすぎるのもネックとなりそうです。では、世の中の婚活と仕事の両立が上手な人はどうしているのでしょうか？
うまく両立するにはみんなどうしてるの？
婚活と仕事の両立が上手な人が行っていることとは何か？ については、「成婚コンシェルジュ」をうまく活用している」「婚活する時間を確保している」の2つが6割以上と上位にランクイン。
ちなみに1位にランクインした「成婚コンシェルジュ」とは、成婚させることを目的とし、一人一人に合わせた婚活設計を立ててくれ、婚活を一緒に併走してくれる人だそう。まさに成婚のプロがその人に適した人を推薦してくれたりするので、効率的に相手を探すことができるようです。
2位にランクインした「時間を確保している」については、気合いで時間を捻出している方も多くいることがわかりましたが、やはり仕事をしながらの婚活は、いかに効率的に良い人を探すことができるか。仕事ができる人は婚活についてもこういったサービスを活用して進めているようですね。
「気合」ではなく「工夫」で無理のない余裕のある婚活を
仕事に一生懸命に打ち込める人はそれほどハートがアツい人。何事も全力投球で、婚活についても「時間をつくらなきゃ！」「次は絶対にうまくいかせたい！」とついつい力が入ってしまいがちですが、力を抜いてうまくゆとりを持つことも婚活にはきっと大事なこと。
下記は成婚コンシェルジュからのアドバイスを一部抜粋してご紹介します。一人で頑張りすぎず、仕事面でも婚活面でも協力を得れるところには甘えてみてもいいかも。そして、自分なりに無理の範囲で婚活を進めていけるといいですね。
■成婚コンシェルジュからのアドバイス
・多忙な中「仕事に追われ活動ができていない」と感じると追いつめられてしまう方もいらっしゃいます。ご自身の気持ちが前向きでないとなかなか両立は難しいときもあると思いますので、「休みのどちらかは休息にあてる」など、うまくリフレッシュしながらご活動いただけると良いように思います。
・仕事が忙しいからこそ、お相手との相性は見ていきやすい環境です。結婚生活後、お相手がどのように立ち振る舞ってくださるか、お互いにどうやって時間を作っていくか、思いやりの心が見えやすいと思うので、「忙しいからできない」ではなく、「今だからこそ」お会いできる人を見つけるために、工夫も必要です。
・コンシェルジュのような存在がいるご活動であれば、無理なく自然とご活動を進められるようになります。お仕事を忙しくされている方ほどそういったご活動をしていただくことをお勧めいたします。
・しんどかったら、仕事は上司へ相談して、婚活は担当者や周りの人に相談してみたらいいと思います。
・真面目な方ほど「仕事も婚活もフルスロットル！」という考えの方が多く、途中で息切れしてしまう方が多いように見受けます。逆に「この日はしっかり休む」とバランス感覚を持っている方は余裕もあり、コンタクトや交際がスムーズな印象です。仕事・婚活・プライベートのバランスが大切だと思います。
アンケートの詳細はこちら
調査主体：結婚相談所「パートナーエージェント」
調査方法：インターネット調査
調査対象：パートナーエージェントのスタッフ107人
有効回答数（サンプル数）：107人
集計期間：2022年10月5日～10月11日
調査機関：自社調査
