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【女性100人にアンケート】パーマをかける頻度は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に「パーマをかける頻度は?」と質問したところ、1ヶ月に1回… 4.9%、2ヶ月に1回… 4.9%、3ヶ月に1回… 14.6%、それ以上… 75.6%という結果に。
「それ以上」と回答した人は全体の7割以上。つまり「4~5ヶ月に1回」「半年に1回」という意見が多いようでした。
髪が伸びる速さには個人差がありますが、1ヶ月に約1cm程度と言われ、3ヶ月くらい経つと理想の状態でキープすることが難しくなるでしょう。そのタイミングでパーマをかけ直したり、別のスタイルにイメチェンしたりするのがちょうどいいのかもしれませんね。
【アンケート結果】パーマをかける理由は?
「パーマをかけなくても、毎日自分でセットすればいいんじゃないの?」と考え、今まで1度もチャレンジしたことない方もいると思います。ここでは、パーマ経験者に「パーマをかける理由」についてアンケートを実施し、どんなメリットがあるかを聞いてみました。
【1】可愛い雰囲気に憧れて
女性のヘアスタイルがますますおしゃれになるパーマスタイル。ショートにもロングにも活かすことができるので、どんなスタイルでも合わせやすいのが特長。
立体感や髪の動きをしっかり残してくれるので、ゆるくてふわふわな雰囲気を出したい女性におすすめです。
「可愛く見られたいから」(30代・東京都)
「可愛くなれると思ったから。動きや、可愛い雰囲気を出したいから」(30代・東京都)
「元々ストレートだったので、ふわふわしたウェーブのロングヘアに憧れてかけました」(30代・神奈川県)
「若く、可愛くなりたいから」(30代・山形県)
【2】セットや手入れがしやすい
パーマは「日々のヘアスタイルを維持するための土台」のようなもの。
朝の忙しい時間に簡単にセットできるのもうれしいポイントです。ヘアアレンジにも活用しやすく、できるスタイルの幅が広がるというメリットも!
「癖っ毛で髪がまとまらない為、ストレートパーマを定期的にかけて朝の身だしなみの時間を短縮したいから」(30代・静岡県)
「朝のセットが楽」(30代・埼玉県)
「子供がいて、あまり時間をかけられないから」(30代・東京都)
「縮毛矯正をしないと髪がまとまらないから」(30代・徳島県)
【3】気分転換・イメチェンしたくて
カットやカラーでも印象がだいぶ変わってきますが、パーマをかけることで遠目から見ても気づいてもらいやすい変化を感じますよね。
「雰囲気を変えてみたいな」「今の髪型にも飽きたな」と感じる方におすすめなのがパーマなのです。
「もう10年以上かけていませんが、気分でかけていました」(30代・群馬県)
「イメチェンの為」(30代・宮城県)
「印象を変えるため」(20代・福岡県)
「気分を変えたい時」(30代・群馬県)
【4】コンプレックスを改善するため
くせ毛や軟毛、硬毛など人それぞれ髪に関するコンプレックスがあるはず。ドライヤーやアイロン、コテなどを使って理想の雰囲気に仕上げても、キープ力が低く、お出掛け中に崩れてしまう場面もありますよね。
大事なタイミングでも、きっちり理想のヘアスタイルを保てるのがパーマのメリットです。
「髪の毛の変なくせを改善させたいので」(30代・愛知県)
「くせ毛がコンプレックスなので4ヶ月に一度縮毛矯正をする」(30代・滋賀県)
「ストレートだと髪がペタンコ感がつよくなってしまったり寝癖が目立つと感じるので」(30代・神奈川県)
「髪がストレートでボリュームがないので、たまに髪型を変えたいから」(30代・神奈川県)
【5】垢抜け効果を狙って
なんとなく子供っぽさや、野暮ったい印象から脱出したい方はパーマデビューしてみるのもGOOD!
顔やメイクの雰囲気や服装などに合わせて、自分に合ったパーマを見つけてみてくださいね。
「垢抜けるから」(20代・千葉県)
「印象が変わって垢ぬける」(20代・大阪府)
「おしゃれになるから」(30代・三重県)
「おしゃれ、気分転換、ぺたつくから」(30代・三重県)
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パーマをかける頻度が高いとデメリットもある?
パーマをかけることで多くのメリットがあることが分かりましたが、頻度が高すぎるとデメリットが生じる場合もあります。どんなことがデメリットになるのかを学んで、髪や頭皮のトラブルを回避できるように気をつけましょう。
◆髪がちりちりになるなど傷みの原因になる
パーマをかけるということは少なからず髪へのダメージがあるということ。最近ではダメージが少ない種類のパーマ剤も多いですが、それでもゼロではありません。
特にくせ毛の中でも髪の毛の表面がボコボコとしている「連珠毛」とチリチリ縮れている「縮毛」は、よりダメージを受けやすいと言われています。パーマをかけることにより、余計に髪の痛みが広がってしまう可能性も、考えておきたいところ。
◆縮毛矯正後はパーマをかけられない
くせ毛に悩み、高頻度で縮毛矯正をかけているという人も多いのではないでしょうか?
もしこれからパーマをかけるのなら、縮毛矯正後最低でも6ヶ月は間を空けたほうが良いと言われています。施術が絶対に不可能かと言えばそんなことはないようですが、髪へのダメージはかなり大きくなってしまいます。
また、縮毛矯正をした美容院とこれからパーマをかける美容院が異なる場合は、縮毛矯正歴をしっかりと伝えましょう。最悪の場合、髪が大きくダメージを負うだけでなく、まったくパーマがかからない恐れも充分に考えられます。
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【パーマをかける頻度が高い方】髪の毛を大切にするための自宅ケア方法
おしゃれのためにパーマをかけたい気持ちはわかりますが、スタイルにばかりこだわっているといつの間にか髪がボロボロに…。ここでは、パーマの頻度が高くて髪のダメージが気になる人におすすめの、自宅でできる美髪をキープするヘアケア方法を紹介します。
◆1:ブラッシングをしっかり行う
美髪をキープするためには、日々ブラッシングをしっかりと行うことが大切。
頭皮が適度に刺激されることにより、血行が良くなったり、むくみが解消されたりする効果も期待できます。
1. 毛先をほぐす(写真:左)
まずもつれやすい毛先をほぐします。いきなり上からとかしてしまうと、力がかかって切れ毛の原因になる場合があるので注意して。
2. 根元からとかす(写真:右)
襟足から頭頂部、顔回りから頭頂部へ進めます。最後にブラシが軽く頭皮に当たるようにして、根元から毛先へといていきましょう。ブラシを通すことで、頭皮から分泌された自らの皮脂を毛先まで行き渡らせることができ、髪を保護しながら艶をもたらしてくれます。
◆2:シャンプーで頭皮を丁寧に洗う
美髪の秘訣は正しいシャンプーにもあります。〝髪〟ではなく〝頭皮〟を洗うことが重要です。
1. ぬるま湯で予洗いする
ぬるま湯で1分~2分ほど丁寧に地肌を濡らし、頭皮の毛穴を開きます。分け目を変えて頭皮に直接お湯をかけたり、手のひらにお湯をためてパシャパシャとすすいだりして、十分に水分を含ませましょう。
2. 指の腹でまんべんなくさすり洗いをする
シャンプーにお湯を加えて緩ませたら、地肌にまんべんなく塗り伸ばします。その後指の腹を使い、下から上へと小刻みに頭皮をさするようにしながら丁寧に洗いましょう。このとき、力は入れず爪も立てずに洗うのがポイント。
3. 揉みだし洗いで皮脂を絞り出す
頭の皮脂腺はTゾーンの3倍といわれるほど汗をかきやすい部分。その上に髪の毛があるため、蒸れやすく汚れも詰まりがちです。最後は頭皮の毛穴にこびりついた汚れを、指の腹でしっかりと揉みだすように洗って浮かせましょう。
◆3:ドライヤーで素早く乾かす
シャンプー後の自然乾燥は頭皮に良くない習慣です。シャンプーをした後は素早くドライヤーで髪の毛を乾かすことを徹底しましょう。
1. タオルドライをする
吸収性の高いタオルで、髪を優しくもみ込むようにタオルドライをします。タオルを巻いたままテレビを見たり、そのまま寝てしまったりするのはNG!
2. 根元から乾かす
タオルドライをしたら、ドライヤーを使い乾きにくい根元部分から、完全に乾いてしまう一歩手前まで高温風で乾かしていきます。このときドライヤーは1ヶ所に集中させず、熱を分散させるように当てていくのがポイントです。
3. 冷風で仕上げる
最後は冷風で仕上げると、スタイルが整いツヤのある髪になります。
◆4:パサつきが気になる場合は集中パック
髪の毛先のパサつきが気になるときは、いつもの保湿にあるひと手間を加えてあげましょう。
1. 美容液を乾燥が気になる部分になじませる
いつも使っている美容液を、髪の毛先やパサつきが気になる部分に塗ります。
2. ラップを巻いてなじませる
美容液を塗った部分にラップを巻きつけ、数分なじませます。定期的にこういった集中パックを行い、潤いを閉じ込めるケアを。
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最後に
パーマをかける頻度は、髪質や長さ、どの種類のパーマをどこにかけるのかによって異なります。
ショートの場合は、髪が伸びることで理想の形を維持させるのが難しくなってくるので、ロングヘアに比べてスパンは短め。ですが、必要以上にかけてしまうとダメージの原因になってしまうので要注意!
担当の美容師さんに相談して、自分の理想の髪型をキープできる適切な頻度を見極めて。
パーマを長持ちさせる方法や毎日の自宅ケアなどを理解して、お気に入りのヘアスタイルを自慢しちゃいましょう。
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