【目次】
・くせ毛にパーマをかけたときのメリットとは
・くせ毛にパーマをかけたときのデメリットとは
・くせ毛を生かすおすすめのパーマとスタイリングのコツ
・くせ毛パーマさんにおすすめのスタイリング剤
くせ毛にパーマをかけたときのメリットとは
パーマがかかりやすくなじみもいい
もちろん個人差はあるものの、くせ毛さんは基本的にパーマがかかりやすいと言われています。パーマをかけた後の持ちもよく、とくにデジタルパーマは形状記憶するパーマなのでより長持ちしやすいのが特徴です。
また、くせ毛さんはパーマがなじみやすいという特徴も。パーマの部分と地毛の部分の境目があまり目立たず、直毛の人に比べ自然な印象の仕上がりになります。
スタイリングが楽
くせ毛の人がストレートにしようと思うと、くせ毛の程度にもよりますがドライヤーやアイロンを使って髪の毛を伸ばすというかなり面倒な作業が毎朝訪れます。
しかしパーマをかけてしまえば、スタイリング剤を塗布するだけでヘアスタイルが決まります。よりきれいなカールを出すためには、水で濡らしてブロー、その後スタイリング剤を塗布という流れになりますが、髪全体を丁寧に伸ばしていくスタイリングに比べると、かなり楽になるのではないでしょうか。
くせ毛にパーマをかけたときのデメリットとは
髪がちりちりになるなど傷みの原因になる
くせ毛の人だけに限りませんが、パーマをかけるということは少なからず髪へのダメージがあるということ。最近ではダメージが少ない種類のパーマ剤も多いですが、それでもゼロではありません。
とくにくせ毛の中でも髪の毛の表面がボコボコとしている「連珠毛」とチリチリ縮れている「縮毛」は、よりダメージを受けやすいと言われています。パーマをかけたことにより、余計に髪が傷んで広がってしまう可能性も考えておかなければいけません。
縮毛矯正後はパーマをかけられない
くせ毛に悩み、高頻度で縮毛矯正をかけているという人も多いのではないでしょうか?
もしこれからパーマをかけるのなら、縮毛矯正後最低でも6ヶ月は間を空けたほうが良いと言われています。施術が絶対に不可能かと言えばそんなことはないようですが、髪へのダメージはかなり大きくなってしまいます。
また、縮毛矯正をした美容院とこれからパーマをかける美容院が異なる場合は、縮毛矯正歴をしっかりと伝えましょう。最悪の場合、髪が大きくダメージを負うだけでなく、まったくパーマがかからない恐れも充分に考えられます。
くせ毛を生かすおすすめのパーマとスタイリングのコツ
ショート×くせ毛×ウルフ×パーマ
くせがある人や多毛さん、硬毛さんにおすすめのパーマヘア。
クールになりやすいウルフヘアに、パーマを組み合わせれば途端に女らしく柔らかい雰囲気に。髪色がダークでも軽い表情を作ってくれます。前髪は目の下、サイドはリップラインでカット。パーマは13mmのロッドをメインにして強めの平巻きをかけます。前髪も細めに。
髪のツヤをキープするなら、スタイリングはオイルを多めに塗布。毛先を濡らしてから、オイルとワックスを混ぜたものをクシュっと毛先からもみ込みましょう。前髪はねじるようにしながら束感を作って。
硬毛さん&多毛さんにおすすめ! アイロン無しでもキマる♡ パーマ×ウルフ!〈プロ直伝ヘア〉
ボブ×くせ毛×ナチュラルウェーブ
朝のスタイリングが楽々決まる、広がりやうねりを生かした美人ボブ。
首の真ん中くらいの長さのボブベースにカットしたら、グラデーションを少しだけ加えましょう。前髪はやや長めに、レイヤーをほんのり入れて軽さを出します。カラーはハイライトでナチュラルなコントラストを演出するのがおすすめ。メリハリがつくのでウェーブの陰影を引き立ててくれます。
スタイリングは保湿力のあるミルクタイプを。毛先〜中間くらいまで湿らせたら、表面と内側にしっかりとなじませましょう。
くせ毛・広がりを活かす! ナチュラルなウェーブが魅力のポジティブボブ〈プロ直伝ヘア〉
ボブ×くせ毛×脱力パーマ
愛らしい動きのおしゃれボブ。ゆるめのカールなのでくせ毛を生かしつつ、ナチュラルで柔らかさのある女性らしさを演出します。
カットはあご下2cmのボブ。前髪は耳にかけられる長さをキープし、鼻先くらいでカットすると顔まわりがスッキリします。カラーは7レベルのナチュラルアッシュ。赤みを抑えながら透明感を感じさせてくれる色味です。
スタイリングはウェットな質感に仕上がるバームやオイルがベスト。前髪の分け目をつけてからサイドになじむようドライし、毛先がややウェットな状態でスタイリング剤をつけましょう。毛先から中間にかけ、髪をクシュっと握るイメージで塗布して。
心地いいナチュラルな脱力感が魅力のボブ。くせ毛も活かせます!〈プロ直伝〉
ボブ×くせ毛×デジタルパーマ
大きめのウェーブが特徴的な、ナチュラルモードなボブスタイル。カットは前上がりのグラデーション。アウトラインに厚みを残しています。襟足は短めにして、全体的なシルエットをボリュームアップさせましょう。
顔まわりとトップに大きめのロッドでデジタルパーマをかけ、柔らかいウェーブを作ります。カラーはオレンジベージュでアクティブに! トレンドの暖色系カラーとして、おしゃれリーダーたちがこぞって取り入れている色味です。
スタイリングはハーフウェットな状態でオイルミルクを塗布。右サイドにつけるときは頭を右に倒し、左サイドにつけるときは頭を左に倒しましょう。前髪はお辞儀をするように。
即“おしゃれな人”になれるボブは、ラフなウェーブとオレンジベージュのカラーでつくる【プロ直伝】
ミディアム×くせ毛×S字カールパーマ
品がありながらラフな動きも叶えるおしゃれミディ。
全体は鎖骨下5cmのワンレン。顔まわりは骨格に合わせたレイヤーを入れ、動きのあるデザインに仕上げましょう。ベースを残したソフトウルフなので、少しだけアンニュイなイメージになっています。
カラーは7レベルのアッシュベージュ。寒色系ながらくすみ知らずでツヤを与えてくれます。毛先にはS字カールになるゆるめのパーマをかけて。
スタイリングは髪をねじりながらドライするのが◎。さらに女性らしく見せるなら、32mmのアイロンで毛先をCカールにしましょう。オイルとヘアクリームを混ぜたものを、髪の中間〜毛先にもみ込んで。
ちょい切りでイメチェン! 直毛を柔らかく見せるミディウルフ〈プロ直伝ヘア〉
ロング×くせ毛×強めカール
クラシックな雰囲気がある、くるっとした強めカールが特徴的なロングヘア。
鎖骨下2cmでカットし、毛先は重さを残して切りっぱなしスタイルに。前髪は少し長めにするのがポイントです。
パーマは顔まわりに10mmのロッドでオン。ねじった横巻きでニュアンスある仕上がりにしましょう。全体は14〜15mmのロッドで毛先から3回巻き込みましょう。さらに前髪は12mmのロッドで強めなカール感を出します。
カラーは9レベルのナチュラルベージュ。ツヤと柔らかさを兼ね備えた、落ち着いた色味です。
スタイリングは髪を濡らしてカール感を出し、顔まわりを中心にオイルを塗布します。毛先を包み込むようにつけたらドライヤーで乾かしていきましょう。最後はブラシで軽くほぐし、軽めのワックスをもみ込んで。
強めカールでおしゃれ見え。細毛・くせ毛を活かすパーマヘア〈プロ直伝ヘア〉
くせ毛パーマさんにおすすめのスタイリング剤
【ワックス】O-WAY|シャビーマッド[サロン専売品]
もみ込むだけで軽やかなニュアンスを作ることができるクレイワックス。ツヤを感じられるスタイリングから、ドライな質感のスタイリングまで自在。
【オイル】ナプラ|N. ポリッシュオイル
ほんのりと濡れたようなセミウェット質感を作るオイル。ペタッとさせずに髪に上質なツヤをプラス。天然由来成分のみで作られている。髪だけでなく肌にも使用可能。
【クリーム】中野製薬|ナカノ スタイリングワックス 5C[サロン専売品]
髪にうるおいをもたらしつつ、まとまりあるハードな動きをキープしてくれるクリームタイプのワックス。