おしゃれになるための3つのポイントとは?
今回ご紹介する「おしゃれになりたい人が意識したいポイント」は全部で8つありますが、大きく分けると以下の3つが大切になります。
・色選びや掛け合わせを間違えない。これで大失敗は回避できる。
・カジュアルなコーデにはキレイめアイテムを入れる。テイストの異なるものを加えて単調にしない。
・トレンドはさりげなく。小物や足元で「わかってる人感」を出す
次の章で詳しく解説していきます。
まずはどんなおしゃれがしたい? 理想をイメージする
おしゃれになりたいと思っても、その「おしゃれ」ってどんなおしゃれなのでしょうか?
人によっておしゃれと感じるファッションは違います。あなたがイメージする「おしゃれ」が一体どんなファッションなのか、はじめにイメージしておくと目標とする「おしゃれなファッション」ができるはず。
おすすめの3タイプをご紹介するので、近いイメージがあるかどうかチェックしてみましょう。
シンプルな王道ハンサム系
シンプルで洗練された雰囲気が魅力のファッション。ベーシックなアイテムが基本です。スクエアバッグやポインテッドトゥなど、辛口の小物をアクセントで入れることでよりおしゃれ感が増します。
好印象な大人フェミニン系
全方位敵なしの好印象な大人フェミニンスタイル。華やかな色や柄を自分らしく楽しみたい人に。ふんわりと優しい雰囲気で、トレンドを取り入れるときも女性らしさにこだわると◎。
センス抜群カジュアルモード系
センス抜群のトレンドセッター。自分らしくおしゃれを楽しみたい人に。マニッシュなテイストを自然に取り入れつつ、フラットシューズやスニーカーなど足元をカジュアルにするとモード感がアップ。
この春どんな自分になりたい? 3タイプ別でみるトレンドキーワード
おしゃれになりたい人が知っておくべき8のこと
ここでは、おしゃれになりたい人が知っておくべき重要な8つのポイントを紹介。
おしゃれな人はどんなことを意識して洋服を選んでいるのか、どうコーディネートするとセンス良く見せることができるのか、誰も教えてくれないファッションのいろはをこっそり教えちゃいます。
その1:「着たい服」より「自分をよく見せてくれる服」を
スタイリストの金子綾さん、服選びの基準は「今の自分に似合うかどうか」でジャッジするそう。「着たい服」よりもその服を着て自分がよりよく見えているかどうかが大事だと言います。
「まず、鏡に全身を映してみることからスタート。
そして、客観的に見て、今の自分にいちばん何が似合うかについてジャッジしてみる。これがいちばん大切なことだと思うんです。シンプルなことだけど意外と忘れがちなことかも。
新たに服を買うときは、これが着たい、というよりも、着たときに自分をよりよく見せてくれるかどうかが、アイテムのセレクトの絶対的な基準に。慣れてくると、秒で判断できるようになります(笑)。
そうやって選んだ服は心地よくて、一日をハッピーにしてくれるような気がしていて」(金子さん)
「これが着たい」より「自分をよく見せてくれる」か。人気スタイリストの服を買う際の絶対的基準。
その2:一度のコーデで入れる色は3色以内
重ねるアイテムが多くなりがちな秋冬も、コーデに使用するカラーは3色以内にするとまとまりやすくなります。
コーディネートを考えるときは、洋服だけでなくバッグや靴の色も考慮してみましょう。洋服が3色以内でもバッグや靴の色が追加されて5色になってしまっては、全体がチグハグになりがち。
なお、白は色に加えないのが一般的。色が増えてしまいそうなときは、白を上手に活用してみて。
その3:同系色は濃淡をつけて立体感を出す
同系色のアイテムでコーディネートするのも失敗が少なく、おしゃれな人という印象づけも可能です。ですがここで注意したいのは、色は「同系色」であって「完全に同じ色」ではないということ。
ブルーの同系色でまとめたコーデを例に見てみましょう。色の濃淡をつけることでコーデに立体感が生まれ、かつ今っぽさも高まります。
明るいブルーとアイシーグレーを合わせた上下に、小物で濃いブルーを投入。これによりコーデの清潔感を壊すことなく、全体を引き締めることができます。
ブルーやネイビー、白を重ねたコーデ。ボリュームアイテムをプラスすることで、ブルーが品よく整います。
ターコイズのようなブルーと淡いアイスブルーの組み合わせ。カジュアルアイテムの掛け合わせも、こんなブルーを重ねれば上品にまとまります。
旬なレイヤードスタイルを、ブルーonブルーで今っぽく! 普段は優等生な印象のブルーも、グッとおしゃれにこなれます。
カジュアルなのにきちんと見える絶妙なブルーの組み合わせ。知的なブルーの濃淡により、インディゴデニムが通勤モードに。
ドラマティックなブルーのスカートには、真面目なディープネイビーを。色っぽさが増したコーデに。
ブルーを秋冬に着こなすなら!? 同系色でまとめると上手くいく! コーデ6選
その4:ワントーンコーデには差し色を効かせる
全身を1色でまとめるのなら、小さな面積で差し色を加えるとおしゃれ度がグッと増します。たとえばバッグや靴など。
黒やネイビーで全身をまとめたときは、こんなキレイ色のパンプスにチャレンジしてみましょう。スウェード生地など、素材にこだわって足元から季節を先取りするのもGOOD!
その5:フェミニンカラーはキレ味よく着こなすのが大人流
最近はアパレルショップがカラフルに色づいてきたと思いませんか? ブルーやグリーン、ピンクやオレンジなど、さまざまなカラー展開されているアイテムを多く見かけますよね。
しかし、思い切ってコーデにピンクやオレンジ、イエローなど、明るくカラフルな色のアイテムを投入したいけれど、どう取り入れていいかわからない人は多いはず。
甘くなりがちなこういった色味は、大人っぽくキレ味よく着こなすことで大人仕様になります。
ピンクを着こなすコツ
たとえばこんなピンクカラー。そのまま着ると甘すぎてしまうこのカラーは、ロゴや小物の辛口エッセンスでキレ良くするのがコツ。
オレンジを着こなすコツ
ポジティブさと品の良さを両立するオレンジは、スポーティなアイテムでヘルシーに着こなすのがコツ。カーゴパンツのようなカジュアルなボトムスを合わせれば、上品ヘルシーな印象になります。大人っぽさは小物で表現して。
イエローを着こなすコツ
イエローは、シックな色合わせや肌見せで女らしいアプローチが有効。ほっこり見えも回避できます。
夏のピンク、オレンジ、イエローは、大人かわいいアプローチで!
その6:カジュアルでまとめるときは「キレイめ要素」を入れる
Tシャツやデニムなど、カジュアルなコーデでまとめるときは「キレイめ要素」を追加することで、ラフになりすぎず大人っぽくキマります。
たとえばこんな淡色Tシャツ。
濃色のフレアスカートを合わせることで、途端に品よく落ち着いたムードに。
顔まわりはジュエリーで華やかに盛ると、大人としてのおしゃれ感がアピールできます。
足元は「白」でキレイめ要素をさらに重ねて。シックな街並みに映えるニュアンスカラーコーデの完成です。
その7:トレンドをさりげなく加える
トレンドはトレンドアイテムでごっそり固めるよりも、さりげなく取り入れるのが◎。洋服がシンプルでベーシックでも、小物や足元にトレンドアイテムを追加するだけで、途端に「わかってる人」感が!
たとえば2022年の秋はエッジが効いた「ワイドスクエアトウ」がトレンド。これまでのスクエアトウより、幅広めのものがモードな足元になるコツです。
足元でさりげなくといっても、存在感は抜群です。
秋のトレンド靴速報!「ワイドスクエアトウ」で、ほんのりモードな気分!
その8:きれいめ白Tシャツを持っておくと便利
実はおしゃれな人こそ、白Tシャツの選び方や使い方が上手。20代30代のOggi世代女子なら、キレイめ白Tシャツを一着持っておくと便利ですよ。
ジャストサイズの白Tは、ボリュームのあるテーパードパンツと好相性。華奢な体がグッと引き立ちます。
なめらかで光沢感のある白Tなら、デニムとの掛け合わせも上品さをキープ! デートシーンでもしっくりきます。
地厚な白Tシャツは、クラシカルパンツにピンクのエッセンスを効かせるとおしゃれ。ジャストサイズを選んで。
きれいめ白Tでつくる夏の通勤コーデ3選! パンツ&パンプスで「きれいめ」を死守!
最後に
ここまで紹介してきたポイントを意識できているかそうでないかでは、ファッションに雲泥の差が出ます。高級なアイテムさえ取り入れればおしゃれになるわけではないのです。
コーデを考えるときは全体像をしっかり見ること。少しずつの意識で、数ヶ月後あなたは周囲から「おしゃれな人」認定されること間違いないでしょう♪