「気になる人」とはどんな人?
「気になる人」の「気になる」とは、「心配に思う」「心にひっかかる」「気にかける」「意識する」などの意味があります。
つまり、相手が自分と同じ空間にいなくても考えてしまう人や、無意識に目で追ってしまったりする人のことが、「気になる人」といえるでしょう。
「気になる人」と「好きな人」の違いとは?
「気になる人」がどういう人かを考えると、「気になる人」に抱く感情は、「好きな人」と近いという疑問が出てくるのではないでしょうか。実際、「気になる人」と「好きな人」の境目は曖昧ですし、「気になる人」から段々と「好きな人」に変わっていく場合も多いです。
したがって、これから紹介する違いはあくまで参考ですが、当てはまる人が思い浮かぶこともあるかもしれませんね。
1:気軽に話すことができるかどうか
「気になる人」と「好きな人」の違いは、気軽に話すことができるかどうかで判断できることがあります。
「気になる人」の段階では、「相手のことをもっとよく知りたい」「沢山話を聞いてみたい」という気持ちが強いため、くだらない話やたわいのない話を気軽にすることができる場合が多いようです。
反対に、「好きな人」になると、相手への興味・関心よりも、「相手にどう思われるのだろう」「よく思われたい」という気持ちから、緊張したり恥ずかしいと思ったりするため、気軽に話がしにくくなる傾向があります。
2:見ていたいか見られたいか
「気になる人」は、「憧れの人」という気持ちが含まれている場合もあるでしょう。そういう相手に対しては、見ているだけで満足できるという人も多いです。いわゆる、「推し」も当てはまるかもしれませんね。
自分と距離を取って、理想の姿を見ていたいという気持ちが強い場合は、「気になる人」といえるのではないでしょうか。
対して、「好きな人」には自分が見られたいという欲求が高くなる傾向にあります。自分が相手を見るだけでなく、相手にも自分を見てもらいたい、知ってもらいたい気持ちが高まることが「好きな人」に対する特徴として考えられます。
3:嫉妬してしまうかどうか
「気になる人」が、自分以外の人と親しくしていたり、自分の知らない話をしていたりしたら嫉妬してしまう場合、それは「好きな人」といえるのではないでしょうか。
嫉妬という感情は、「他の誰にも取られたくない」独占欲の表れと捉えられる場合が多いです。相手に対して欲が出るときは、相手を恋愛対象として好きであることが多いと考えられます。
「気になる人」がしがちな行動を紹介
普段やり取りをする人の中に、「もしかして、この人は自分に気があるのかな?」と思うような人はいませんか? 中には思わせぶりな態度を取ってくる人もいるかもしれませんね。しかし、何とも思っていない場合もあるのが難しいところです。
見極める一つ方法のとして、参考にしてみてください。
1:頻繁に目が合う
「気になる人」がいる人は、その人のことを、無意識に目で追ってしまう傾向があります。服装や髪形、表情などを見たいと思うため、何度も視線を感じたり目が合ったりする場合は、相手の「気になる人」である可能性が高いです。
2:質問が多い
「気になる人」と「好きな人」との違いのところで、「気になる人」には、「相手のことをもっとよく知りたい」「沢山話を聞いてみたい」と強く思う傾向にあることを紹介しました。
やはり、興味を抱いている相手に対しては、知りたいという欲求が高くなるといえるのではないでしょうか。
3:頻繁に連絡をとる
業務連絡以外の日常的なことや、些細なことも頻繁にやりとりが続くことってありませんか? 「気になる人」とは、沢山やり取りをしたいと思う欲求が高まることがあります。
また、気になっていても直接話すことが気まずくて苦手という人が、メールやLINEなどであれば顔が見えないため、やりとりしやすく、こまめに連やりとりをする場合が多いです。
「気になる人」と距離を縮めるにはどうしたら良い?
「気になる人」を振り向かせるにはどうしたら良いのでしょうか。せっかく興味のもてる相手に出会えたのなら、距離を縮められたら嬉しいですよね。
最後に、「気になる人」との距離の縮め方について紹介します。
1:笑顔で話しかける
まずは、「気になる人」とコミュケーションを取ってみましょう。その際に、笑顔で話しかけることを意識するといいですよ。相手にとって「話しやすいな」と思ってもらうことで、心理的な距離を縮めるきっかけになります。
2:見た目の変化について話す
相手の見た目の変化に注目してみましょう。例えば髪型やアクセサリーなど、普段と違うところについて話してみると、「よく見てくれているんだな」「変化に気付いてくれて嬉しいな」と思ってもらえるかもしれません。ここから話題が広がることもありますし、相手との距離を縮められるのではないでしょうか。
ただし、あまりに細かいところを指摘したり、毎日のようにこのような話をすると「なんだか監視されているみたい」とかえって避けられてしまうかもしれないので、注意が必要です。
3:目が合ったら会釈する
「気になる人」と目が合ったらチャンスです。つい目を逸らしがちですが、グッとこらえて微笑んでみてください。会釈することで、悪印象を抱いていないことを伝えることができますし、不意打ちの微笑みは、きっと相手もドキドキしてしまうのではないでしょうか。
4:「気になる人」との共通点を探す
「気になる人はいるけれど、何を話したらいいか分からない」という人は、相手との共通点を探してみてください。共通点について話すことで、お互いに親しみを覚え、さらに距離を縮めることに繋がります。
最後に
「気になる人」とは、つい意識してしまう相手のことです。「気になる人」と「好きな人」の違いは曖昧なもので、様々な関係性やあり方があるといえます。「自分は、この人のことが好きなのかどうか分からない」という人もいらっしゃるかもしれません。せっかくご縁があって出会えたのですから、まずは、お互いを知るところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
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