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LOVE

2022.05.16

私って愛人体質?「愛人」の言葉の意味や「不倫」「浮気」との違いは…

「愛人」という言葉をご存知でしょうか。お金持ちの男性が好みの女性に金品を与える生活を保障するようなイメージがある言葉ですが、これって「不倫相手」や「浮気相手」などとはどう違うのでしょうか。「愛人」の意味や不倫・浮気との違い、愛人体質な人の特徴などを考えてみましょう。夫婦問題に詳しいライター・コマツマヨが詳しく解説します。

コマツマヨ

愛人とは? 元々は愛人はいい意味?

「愛人」という言葉は、昔は恋愛関係である相手のことを指していたと言われています。しかし、近年は「不倫相手」という意味で使われていることがほとんどです。従って、昔は良い意味で使われていた言葉が、年代を追うごとにふしだらな意味を持つ言葉に変化してきたと考えられます。

「浮気」や「不倫」との違いは?

(c)Shutterstock.com

「愛人」の似た意味の言葉で「不倫相手」や「浮気相手」といった言葉もありますね。

「不倫」とは、結婚をしている人がパートナーではない異性と性的な関係をむすぶことを指しますので、「不倫相手」と「愛人」は限りなく近い意味があるといえます。

一方、結婚している人もそうでない人もパートナーではない人に心が動いたら「浮気」にあたるので、「不倫相手」や「愛人」とは少し意味が異なると考えられます。

“されづま”とは?

「されづま」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

「されづま」とは「サレ妻」、つまり夫に不倫されている妻のこと。最近よく使われる言葉で、SNSで使われたり、ブログのタイトルやコミックのタイトルになっていたりもしますよね。

既婚者の浮気率・不倫率

(c)Shutterstock.com

不倫や浮気は当事者同士だけで完結するものなので、実際にどのくらいの人が浮気や不倫をしているかという正確な数字はわかりようがありません。

では、離婚件数を参考に考えてみましょう。令和3年の司法統計の「19 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所」を見てみると、夫からの申し立ての総数15500件に対し、「異性関係」の申し立ては2132件。一方、妻からの申し立ての総数が43469件に対し、「異性関係」の申し立ては6505件となっています。

夫の申し立て数に対し妻の申し立て数は約3倍なので、配偶者の異性関係で悩み、離婚を決意したのは妻の方が多いといえそうです。

裁判所|19 婚姻関係事件数 婚姻関係事件数―申立ての動機別

私って愛人体質? 特徴3

ここでは、愛人体質の特徴を列挙していきます。自分に当てはまるか、参考にしてみてください。

(c)Shutterstock.com

◆好きになった人に尽くしてしまう

相手に尽くしてしまう人、好きな人にはついつい何でもやってあげたくなる人は愛人体質かもしれません。尽くすことに喜びを感じてしまうので、彼からどんな扱いを受けてもすべて受け入れてしまい、結果的に都合の良い女になってしまうのです。

◆障害や逆境を好むタイプ

障害がある恋愛ほど燃え上がってしまうタイプの人は愛人体質といえるでしょう。何の問題もない平凡で安心な恋愛では満足できず、つい危ない橋を渡ってしまいます。

◆我慢強い

奥さんと別れてくれない、彼の都合に合わせないといけない、休日は1人、人に言えないなど普通の人ならとっくに根を上げてしまうようなことでも耐えられるような我慢強さが恋愛で発揮されてしまうと、愛人になりやすいかもしれません。

愛人体質のままで結婚するのは難しい?

愛人体質は、良い方向に向けば長所にもなります。結婚生活のなかでは相手のためにしてあげなければいけないことや我慢しなければならない場面がたくさんありますし、時には乗り越えないといけない壁も立ちはだかります。そんなとき、献身的に相手に尽くす性格や我慢強い性格、逆境に立ち向かえる強い心はとても役に立つのです。

しかし、ただ相手を甘やかすだけの尽くし方や、パートナーの非協力的な態度や暴力・暴言にまでひたすら我慢してしまうことは結婚生活ではマイナスに向くこともあります。

自分の性格をよく理解し、上手に生かすことが大切だといえそうです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

ライター/コラムニスト コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。


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