【27歳・気づけば既婚男性との交際に沼った女性のケース】
未来さん(仮名)は、27歳の今まで3人の既婚男性と交際をしていた女性。1回目と2回目の不倫はそれぞれ1年ほど交際が続いたあとに自然消滅。つい最近3回目の不倫を終えたばかりだそうです。
「既婚男性が好きってわけじゃないんですけど、学生時代から大人に囲まれるアルバイトばかりしてきたので、好きになった人が年上の既婚者ばかりだったって感じです。でも2回目の不倫まではドロドロとは無縁で、美味しいものを食べさせてもらったりたまに旅行に連れて行ってもらったりって感じでそれなりに楽しく過ごしていたのですが…」
3回目の不倫でドロ沼を経験。失ったものが大きすぎて
3回目の不倫相手である田口さん(仮名)は、アルバイト先のお客様。華やかな容姿の未来さんに、田口さんから「見た目がタイプ!」と直球でアプローチをかけてきて、不倫関係が始まったそうです。
「半年ほど交際したところで田口さんの奥様が不倫に気付き、しっかり調査をしたみたいで私も身バレしました。ある日、奥様の代理人弁護士から自宅に文書が届き慰謝料を請求されました」
1回目も2回目も不倫がバレずに終わっていた未来さんは、田口さんとの不倫のときにも深く考えずに関係を続けていたとのこと。しかし弁護士が入って慰謝料の請求を受けたことにより、未来さんは貯金をほぼ慰謝料として払うことになり失ったものの大きさに気付いたと言います。
「最初は慰謝料を払いたくなくて逃げたかったんです。でも当たり前だけどダメでした。自分が蒔いたタネですが、弁護士とやり取りをするってことにメンタル的にもかなり追い詰められましたね。友達にも恥ずかしくて言えなかったです。
田口さんは奥様に不倫がバレた途端、私の前から消え、最後は私がひとりで責任を取った感じです」
もう不倫は懲り懲り。でも気づけば同世代の男性からモテなくなっていた
3回目の不倫を終え「もう不倫はコリゴリだと身にしみてわかった」と語る未来さん。しかし恋愛をしようとしても、ずっと既婚男性とばかり交際してきたことで、周囲の男性が幼く見えてしまい進められずにいるそうです。
「友達はみんな普通の恋愛をしてきた子ばかりだから、ぼちぼち結婚や同棲をして落ち着いてきています。だから私も人並みの恋愛をしたいんですけど、これまで不倫をしてきた男性と比べると周りの男性は経済力も精神力も幼く見えてしまってダメなんです。
このままじゃ結婚もできないので焦ります。でも同世代の男性とは会話も合わなくて…。紹介話があっても、向こうも私とは合わないって思うみたいでまったくモテません。こっちから連絡してもスルーされることも増えたのがショックです。
このままずっと独りぼっちかもしれないと思うと悲しくなりますが、これも身から出たサビなんですよね、きっと」
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。