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2022.04.10

「嫁が妊娠した。ごめん」4年不倫の最後はLINE1行のみ。無力感から抜け出せず苦しい【34歳・私たちのリアル不倫】

不倫はしてはいけないこと… とわかっていたはずなのに、気がついたら足を踏み入れてしまっていたという人もいます。そしてその多くは、関係を終えたあとに深い後悔を口にします。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫を経験した女性からリアルな話を聞いていきます。

並木まき

【34歳・イベント関連業女性のケース】

(c)Shutterstock.com

可奈さん(仮名)は、食事会で知り合った男性と4年間にわたる不倫関係を清算したばかりです。

「大事な29歳からの4年間を無駄にしました。つい先日34歳になりましたが、気づけば周りは結婚していて私だけが取り残された気分です」

不倫相手だった水野さん(仮名)は交際当時には40代後半で、経営者。華やかな生活を好む性格で、不倫中には美味しいレストランや豪華な旅館やホテルへの旅行に連れて行ってもらっていたと言います。

「最初のうちはそんな華やかな生活が楽しくて仕方なくて。周囲は同世代の男性と付き合っていたから、お金のかからないデートをしている子が多く、どこかで優越感を覚えていました。旅館やホテルも自分では絶対に泊まれないような高級なところばかり連れて行ってもらっていたし」

結婚願望がそこまで強くなかった可奈さんは、水野さんの離婚を強くは望んでいなかったものの「ご縁があればひょっとして…」と内心では期待していたとのこと。しかし水野さんは家庭も大事にするタイプで、妻と不仲だから不倫をしていたというわけではなかったそうです。

ひょっとして結婚できるかも…? と、淡い期待を抱く日々

「だから、いつか別れなくちゃと頭では分かりつつなんとなくズルズルと続いてしまって…。結局4年間も費やしてしまいました。私から離婚を望んだことはなかったけれど、彼が“将来的には離婚するかもなぁ”とか“最終的には俺は可奈と一緒にいるのかもね”なんて言うから、そこそこ期待しちゃってたんですよね。

でも彼の前では“聞き分けのいい彼女”で居たかったので、そういう願望を私から口にすることはありませんでした。彼にとっては都合がよかったと思いますよ」

ところがある日、ふたりの関係は可奈さんが想像もしなかった形で終わりを迎えました。

「嫁が妊娠したからごめん」とデートをドタキャンされ、それっきり…

(c)Shutterstock.com

「その日も普通にデートの約束をしていて、六本木のレストランで待ち合わせの予定でした。ところが、約束の2時間前に彼からLINEがきて『嫁が妊娠したからごめん』と書かれていたんです。私は彼が奥様と夜の生活はずっとご無沙汰だと聞いていたので、本当にビックリしてしまって…。

それに“ごめん”っていうのはその日のデートをキャンセルするって意味だと思っていたのですが、そのLINEは別れを告げるLINEだったんです…。

水野さんの奥様は水野さんより一回り以上若いと聞いていたので、妊娠しても不思議ではないと思いましたが、あまりにも唐突でとにかく驚いたしショックでした」

そのLINE以降、可奈さんから水野さんにLINEや電話をしても一切応じてもらえず、たった1通のLINEが4年間の不倫に別れを告げていたことを悟ってからは、可奈さんは悔しさと無力感に苦しむ日々が始まったと言います。

「私との4年間って彼にとってなんだったんだろうって感じですよね。あんなLINEひとつで、それ以上の事情も説明せずフェイドアウトできるほど軽い関係だったんだな… って思うと悔しいしショックだし。

それ以来、私は自分に対して自信を失い、仕事のやる気も起きません。友人と会っていてもつまらないと感じてしまうし、自分でも自分が別人になったのかと思うくらい何もする気になれないんです。

不倫なんてしなければよかった。4年間を失ったことはあまりにも大きすぎます。

何も考えずに“今が楽しければいいかな”なんて甘く考えていた自分が恥ずかしいです。こんなふうにあっさり振られて、自分の価値を全否定された気分しか残っていません…」

TOP画像/(c)Shutterstock.com

並木まき

並木まき

ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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