ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#91>
前回記事『お金に厳しい彼氏… 贅沢させてくれた元彼とつい比べてしまう<働く女性のお悩み相談室#90>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
【お悩み】
会うとどっと疲れてしまう友人がいます。ずっと仲良しで、これまでは楽しく過ごしていたし、良い部分がたくさんあることもわかっています。ただ会話の途中で気づくと自分の話にすり替えられてしまったり、共通の友人たちの悪口や批判が多かったりするせいで、最近は誘われると気が重くて…。彼女とどう付き合っていくのが良いでしょうか?
近づきすぎすぎると“粗(アラ)”が見えてしまうもの
人でもモノでも、至近距離に近づいて生々しさを感じた途端、粗(アラ)を見て興醒めしまう。よく知らず、遠まきに眺めているうちは気づかず済んだのに…。そんな経験は誰にでもあるのでは?
相談者さんの場合も、最近そのご友人(以下、Aさん)と会う頻度が特に多かったりしませんか。
おそらくAさんは以前から何も変わっていません。
ただ二人の関係がグッと近づいたため、これまでは自然とできていた遠慮・配慮を少しばかり怠るようになったのかもしれません。
Aさんはもともと、おしゃべり泥棒してしまったり他人の悪口を言う人なんです。
それでもこれまでは適度な距離があり互いに気も使っていたから、気づかずやり過ごすことができていたんですね。
「粗さえ愛しい」と思えるくらいの間柄でもない限り、どれだけ気の合う友人であっても距離感はとても大切です。
「嫌いになりそう」と感じたら、いったん距離を置く
「会うとどっと疲れる……」
――そう感じてしまうなら、いったんさりげなく距離を置くことです。
誘われても「最近ちょっと仕事が忙しくて」など適当な理由をつけて断り、会う頻度を減らしましょう。
一緒にいると苦痛を覚えるようになったのは、Aさんのせいでも相談者さんもせいでもない。距離感を誤り、必要以上に近づきすぎてしまったことが原因です。
大丈夫。意識して適切な距離さえ保てば、粗は見えづらくなるし、自然と良いところに目が向いて、また楽しく過ごせるようになります。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。