1:カタカナ語を連発するも誤用…
「友人の紹介で知り合った男性は、若いうちに独立した起業家でエネルギッシュな人だったのですが…。話をしているとやたらカタカナ語を多用するわりに、意味がわからずに使っているようで、そのほとんどが誤用なんです(苦笑)。
例えば、一緒にレストランでランチをして私がインスタ用の写真を撮ってポストしていたら『流行りのD2Cだね。僕も研究を進めています』と言い出したり、仲間うちで出かける予定があって新幹線の時間を調べていたら『マーケティングは、本当に重要だからね。しっかり発車時間を覚えてね』と言われたり。
本人はドヤ顔なので多分誤用に気づいていません…。ネタではなさそうなので爆笑するわけにもいかず、でも毎回こんな感じで、しかも“上から目線”なのでちょっと引いてしまいます」(31歳・女性/サービス)
2:結婚したことがないのに「結婚とは」
「先日アプリで知り合った男性と食事をしていると、その人は結婚したことがないのにいきなり『結婚とは…』と熱く語り出してビックリ! その内容が、なんだかとても偏っているうえに『愛情なんて3年で冷めるから、好きという気持ちより条件で結婚すべきだ。君は僕が考える条件に当てはまるから食事をしてあげているんだよ』などと上から目線な意見まで。
1時間半ほど食事をしただけだったんですがなんだかどっと疲れましたし、後から思い返すと笑い話ではありますけれど、その日はかなり不快でした」(30歳・女性/貿易)
3:ひとりっ子なのに“きょうだい”について語り出し…
「少し前にいい雰囲気になった人はひとりっ子。私は姉がふたりいます。当時私は上の姉とちょっと揉め事があってゴタついていまして、その男性にも軽く一部始終を話したんですよ。
すると『きょうだいっていうのはね…』などといきなり訳知り顔で語り出したうえに、私に対してお説教をしてきたんです!(怒)
私は話を聞いてもらいたかっただけなのに、わからなかったみたい。詳しい事情も知らないくせにナニを偉そうに… とイラッとしましたし、その彼が言っていた“きょうだいとは”という持論は、青春アニメなどによくある理想論で、当時の私と姉の関係にはまったく当てはまらない話でした。
その日をきっかけに興醒めしちゃって、結局それ以来その人とは会うのをやめました」(32歳・女性/保育関係)
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上から目線な男性との会話はただでさえ疲れますよね。そこに“知ったかぶり”が加わるとなると疲労感もひとしお…。みなさんはドン引きと爆笑にまみれたこんな会話に遭遇したことはありますか…?
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。