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2022.01.29

おごられたい=頼りがいを感じたい!? 男性にリードされたい女側の本音<働く女性のお悩み相談室#83>

「男性にデートで奢ってもらえないとモヤモヤする… 奢ってもらえなくても気にしないべき?」行き場をなくしたお悩み相談に作家・安本由佳が答えます。

ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#83>

前回記事『3年不倫から抜け出せない27歳女性… 他の人を好きになれず出口が見えない<働く女性のお悩み相談室#82>

こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。

今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!

【お悩み】
婚活中ですが、デートで奢ってもらえないとモヤモヤしてしまいます。友人は「奢ってくれる男性は遊び目的が多いよ」などと言いますが、私としては奢ってくれる男性のほうがスマートだし気が利くと感じ、好意につながります。どちらにせよ結婚したら一緒のお財布になることを考えれば、奢ってくれなくても気にせず受け容れるべきでしょうか。

「奢られたい」女性の本音

(c)Shutterstock.com

『デートでは男性が奢るべき』という価値観は、もはや古いものとなりつつあります。

男女平等意識がずいぶん定着してきたのか、最近の20代は合コンでもデートでも当たり前に割り勘しているという話も聞きます。

しかしそれでも相談者さんのように「デートでは奢って欲しい」と考える女性は多数います。Twitterなどでも定期的に、この「奢り・奢られ」論争が盛り上がっていますよね。

奢られたい派の女性は、ファッションやら美容やら女はデートの準備に桁違いのお金がかかること、男女平等と言ったって収入格差はいまだに是正されていないことなどを理由に挙げて「男が奢るべき」と主張していることが多いです。

ただ、この理屈は少々横暴ですね(笑)。通用する場面が限られます。

ファッション&美容にお金をかけるのは女性本人の意思や趣味の問題も大きいし、男女が同年代である場合は収入にそれほど差がない場合も多いはず。

思うに、これらの言い分は後づけで理論武装しているだけ。デートで男性に奢ってもらいたい女性の本音は、理屈じゃなく、感情論です。

「奢り・奢られ」論争の結論は…

(c)Shutterstock.com

相談者さんを含め奢られたい派の女性は、男性に「頼りがい」を求めているのではないでしょうか。デート代の会計は表層の話ですが、それ以外の面でも、男性にリードされる関係に心地よさを感じます。

デートに誘ったなら、男性がきちんとお店を予約し女性をエスコートして、会計までスマートに終わらせる。――こういう行動が自然とできる男性に「素敵!」と心惹かれ、できない相手に当たってしまうと落胆しモヤモヤしてしまうんです。

一方で「エスコートなんか要らない」と、対等でカジュアルな付き合いを良しとする女性もいます。そういう人にとってみれば、奢ってくれたらラッキーと感じても、奢りじゃないからって不平不満にはなりません。

これらは、別にどちらが正しいわけでも間違っているわけでもない。気にするかしないかは、どういう男性が好みかという話です。

なので、相談者さんのように奢られたい派の女性は、当たり前にエスコートができる、奢って当然派(≒自らそういう男性像を目指し、実践している)の相手を選ぶのがベストです。

ただし冒頭にも書いたように、割り勘文化が浸透している若い世代では奢って当然派の男性は減少傾向にあります。また、食事を奢ってくれるからといってその他の面でも頼れる相手かどうかは別途見極めが必要だし、逆に割り勘派でも頼りがいのある男性はいます。

「奢る・奢らない」は表層にしか過ぎないことは、忘れないでくださいね。

* * *

お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。

▶︎安本由佳 Instagram

TOP画像/(c)Shutterstock.com

ライター 安本由佳

慶應義塾大学法学部法律学科卒
化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。
2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中


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