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2022.01.22

「破顔一笑」の意味とは? その正しい使い方や、例文について解説

「破顔一笑」という四字熟語は、日常生活ではあまり聞き慣れない言葉ですよね。使われている漢字から、大笑いしている様子を表すように思えますが、実際には異なります。本記事では、「破顔一笑」という四字熟語の正しい意味やその使い方、例文について紹介します。

【目次】
四文字熟語の「破顔一笑」の意味とは?
「破顔一笑」の使い方を例文でチェック
「破顔一笑」の類語とは
「破顔一笑」の対義語とは
最後に

四文字熟語の「破顔一笑」の意味とは?

「破顔一笑」という四字熟語は、日常生活ではあまり使う機会の少ない言葉です。「笑」という漢字が使われているため、笑うことにまつわることが連想されますよね。

(c)Shutterstock.com

「破顔一笑」とは、<はがんいっしょう>と読みます。意味は「顔をほころばせて、にっこり笑うこと」です。無表情や真面目な顔から一転して、にっこりと微笑むような様子を表します。「破顔」は「顔をほころばせること、やわらげること」。「一笑」は「少し笑うこと、にっこりすること」という意味です。

「一笑」の「一」には、「わずかに、ちょっと」という意味が含まれます。そのため「破顔一笑」は、声を上げずに、にこっと微笑むようなニュアンスがあります。大きな笑い声をあげたり、爆笑する時には使用しないため注意しましょう。

また笑いには、苦笑いや冷笑、人を馬鹿にしたような嘲笑という、ネガティブな表現もありますが、「破顔一笑」は、嬉しいときや、喜ばしいときに使用される言葉です。

「破顔一笑」の使い方を例文でチェック

「破顔一笑」は、日常生活でどのように使えばいいのでしょうか? 主な使い方を紹介します。

(c)Shutterstock.com

1:兄は受験の合格の知らせに、破顔一笑した

「破顔一笑」は、「破顔一笑した」という表現が一般的です。それまで、緊張した面持ちだった人が、何か良い知らせを聞いて笑顔になる時に使われることがほとんどです。

2:普段は気難しい父も、孫には破顔一笑の表情を見せる

「破顔一笑」は、それまで無表情であったり、機嫌の悪そうな表情だった人が笑顔になる時に使われることが多い言葉です。例文では、しかめ面をしていた父が孫を見た途端、顔をほころばせる様子が伝わってきますね。

3:頑固な上司を破顔一笑させるとは、彼の話術は素晴らしい

普段、笑顔を見せない人が、不意に笑顔を見せた時にも用いられます。ただし「破顔一笑」は、大声を上げて大笑いする時には向かない表現です。そのような場合は、大笑いするという意味の「破顔大笑(はがんたいしょう)」や、大声を上げて豪快に笑うことを意味する「呵呵大笑(かかたいしょう)」が適切です。その時の場面により、適切な言葉選びをしていきましょう。

「破顔一笑」の類語とは

続いて、「破顔一笑」の類語表現を紹介します。「破顔一笑」は、主に書き言葉として使われることが多いため、日常で使うには少し硬い場合も…。そんな時には、類語を合わせて覚えておくことで会話がスムーズになるはずです。「笑顔」に関する言葉を覚えて、語彙力アップを目指しましょう。

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1:喜色満面

「喜色満面(きしょくまんめん)」とは、「喜びを顔いっぱいに表すこと」です。「満面」とは「顔全体、顔中」という意味で、心の中の喜びを抑えきれずに、顔中に笑顔が溢れ出る様子を表します。嬉しくて仕方ない時に、「喜色満面」を使ってみましょう。「破顔一笑」は、表情を崩して微笑むことなので、顔中から喜びが溢れる、「喜色満面」の方が笑顔の度合いが大きいように感じますね。

「子供はおもちゃを買ってもらえると聞いて、喜色満面になった」「実験が成功して喜色満面になった」。

2:破顔する

「破顔一笑」は、単に「破顔する」と表現することもできます。先述したように「破顔」には、顔をほころばせるという意味があるため、「顔をほころばせて笑う」というようなニュアンスが伝えられますよ。

「嬉しい知らせを聞いて破顔した」「思わず破顔するほどの美味しさだった」。

3:顔をほころばせる

「破顔一笑」は、簡単にいえば「笑顔になること」です。ただし、それまで笑みがなかった状態から笑顔になるというニュアンスが含まれているため、「顔をほころばせる」「微笑みを浮かべる」などが似た意味の言葉であるといえるでしょう。

「娘の結婚の知らせに顔をほころばせた」「祖母は穏やかな微笑みを浮かべた」。

4:破顔微笑

良く似た漢字を使う四字熟語に「破顔微笑」があります。「破顔微笑」は、<はがんみしょう>と読み、「心に悟ることがあり、にっこりと微笑むこと」という意味の仏語です。

仏が説法をしていた時に、捧げられた花を手にして拈(ねん)じたところ、大衆は意味を理解できなかったが、釈迦の弟子である摩訶迦葉(まかかしょう)だけはその意を了解して、顔をやわらげてほほえんだという故事が元となっています。

「破顔一笑」と「にっこりと微笑むこと」は共通していますが、笑顔になる原因やきっかけが、若干異なるといえるかもしれません。

「破顔一笑」の対義語とは

無表情から転じて笑顔になる「破顔一笑」。対義語には、どのような言葉があるのでしょうか? 主な四字熟語を紹介します。

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1:顔面蒼白

「顔面蒼白(がんめんそうはく)」は、「恐怖やショックを感じて顔色が青ざめる様子」を表します。「顔面」は「顔の表面」。「蒼白」は「青白いこと、血の気がなく青ざめていること」です。「親戚の訃報を聞いて顔面蒼白になった」「ジェットコースターに乗って顔面蒼白になった」という使い方をします。

それまで普通に生活していた人が、恐怖や苦痛を感じて、表情がガラリと変わってしまうような時に使います。無表情から笑顔になる「破顔一笑」とは、正反対の言葉といえますね。

2:言笑自若

「言笑自若(げんしょうじじゃく)」とは、「どのようなことがあっても、平然としていることのたとえ」です。「言笑」とは「喋ったり、笑ったりすること」。「自若」は、「心が落ち着いていて動じないさま」を表します。たとえ嬉しいことや朗報があっても、笑顔を見せることのない様子は、「破顔一笑」と対照的であるといえますね。

最後に

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「破顔一笑」の意味や使い方、類語・対義語はおわかりいただけましたか? 「破顔一笑」は、「顔をほころばせて、にっこりと笑うこと」。無表情や、しかめ面から一転して、笑顔に変わる時に使うことがポイントです。

「破顔一笑」は、文学で書き言葉として使われことが多いため、日常生活では「顔をほころばせる」「笑みを浮かべる」など、馴染みのある表現に置き換えて使ってみてもいいですね。この機会に、「笑顔」に関する熟語の意味を覚えてみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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