不惑でも結婚したい(…かも)。お見合いがはじまる
がむしゃらに働いて、キャリアを積んで走り込んだアラサー時代。それなりの恋愛もしたけど、結婚にはたどりつかないことばかり。それでも、いつかは自然と結婚したい人が現れるだろうと、運に身を任せ、能動的に結婚相手を探すことをしなかったのですが、気づけばもうアラフォー。
そんな私が結婚相手を見つけるために、思い切って結婚相談所に登録。婚活のリアルをお伝えしていきます。
前回は「結婚相談所の手続きやお金のお話」をお届けしました。今回は、お見合いについて。
不安だらけの婚活がスタート
結婚相談所に必要書類を提出し支払うべきお金を支払終わったら、いよいよ本格開始です。と、いっても「どうやって自分と相応な相手を探していくべき?」「どれくらいのスケジュールでお見合いとかしていけばいいの?」「そもそも… 私とお見合いしてくれる男性が本当にいるの?」、そんな不安が次から次へと湧いて出てきました。さて、お見合いに無事に漕ぎ着けることができるのか…? 不安だらけの婚活がスタートです。
私が登録した結婚相談所では、自分の好みや結婚に対する価値観を客観的に落とし込む作業のサポートや、成婚の目標時期から逆算して、ひと月あたり何人と会うべきか、そのためには何人にお見合いの申込みをする必要があるのか… などなどをカウンセラーさんが一緒に考えてくれました。
私自身は自分が結婚相手に求める条件などがボンヤリしていたのですが、カウンセラーさんとの面談を通して、結婚に対して自分が持っている価値観を客観的な意見をもらうことにより、はっきりと掴むことができました。
今までは、「結婚したい」という気持ちだけで、「どんな人と結婚したいのか?」「なんで結婚したいと思っているのか?」ということとを真剣には考えていなかったので、たくさんの気づきがありました。おそらく、こういったサポートは結婚相談所が実施している定番のサービスなのではと推測します。
そんなこんなで婚活を開始させた筆者。前回の記事にも書いたのですが、、、残念ながら、私からの申込みはすべて空振り。つまりそれは、申し込みしても相手からOKをもらえない、ということ。辛い、辛すぎる。見た目の自信ナシ、アラフォーという若いとは言い切れない年齢での婚活。ある程度は覚悟していたものの、それをリアルに突きつけられるのはダメージが大きかった… です。
そんなことから、“私でも会いたいと思ってくれる人が申し込んでくれるのを待つ”という作戦に変更。その作戦に変更してから2週間ほど経過したくらいしたときに4件の申込みがっ(一安心)! その申込みから、2名と会うことにして、他の人はお断りしました。
お見合いするしないは自由です。最初は「私なんかが断って良いのだろうか?」「断る=チャンスロスなのではないだろうか?」とモヤモヤとしてしまいましたが、知らない人と会うことは、ストレスにもなりかねない。だから、無理して会う必要はないと思います。
カウンセラーさんがつまびらかにしてくれた結婚に対する条件や価値観だけで判断し、機械的に割り振る感覚で取捨選択するぐらいがストレスも少なく、メンタル的に丁度いいと思いました。これが、筆者の素直な感想です。
次回は、お申し込みをいただいた方とのエピソードをお届けします。
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ライター sacco
IT企業に勤めるお酒ラブ(特にクラフトビールラブ)、毎晩移住を妄想するくらいオージーラブのOLライター。お酒を片手にシュールな人間模様の観察と妄想するのが趣味。最近は国内のブルワリー情報収集も日課になりつつあるビアギーク街道まっしぐら!
ときに紛争や平和などに思いを馳せる真面目な一面を覗かせたりも。モットーは「ビールで世界平和!」