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BEAUTY

2022.02.11

「マウスピース矯正」とは? ワイヤー矯正との違いやメリット・デメリットを解説

歯科矯正は大掛かりだし目立つし手が出せない… という人も、「マウスピース」での矯正なら私にもできそう、興味がある、という人、多いのではないでしょうか。でも実際マウスピース矯正とはどうやって歯並びを整えていくのか、そしてどんなメリットやデメリットがあるのか気になりますよね。今回はそんなマウスピース矯正について詳しく解説していきます。

【目次】
「マウスピース矯正」とは?
マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正のデメリット
失敗しない病院選び

「マウスピース矯正」とは?

取り外し可能な装置で行う歯科矯正

マウスピース矯正とはその名の通り、目立たない透明な「マウスピース」を使って行う歯科矯正方法のこと。治療目標に向けて歯が移動するよう、数週間ごとに新しいマウスピースに交換し矯正を行います。

取り外しが可能で一般的なワイヤーなどによる矯正に比べ、目立たず気づかれにくいという特徴があります。

マウスピース矯正がおすすめな人

マウスピース矯正がおすすめな人

まず、歯科矯正には以下のような種類があります。

表側矯正

これは最もスタンダードな矯正方法。期間も費用も妥当なことが多いのが特徴です。

裏側矯正

裏側に装置をつけるので、周囲から見えません。ただし、期間が長めで費用も高めです。

部分矯正

前歯だけ、など部分的に行う矯正方法です。ただし噛み合わせまではフォローできないことが多いよう。

セラミック矯正

歯の表面を削り、セラミックをかぶせ、歯並びを美しく見せるものです。

もしあなたが歯並びも噛み合わせも矯正したい場合、ワイヤーやブラケット(ワイヤーを固定する歯の表面につける装置)などによる「表側矯正」が基本です。

矯正にはさまざまな種類がありますが、歯に合わないケースもあって、それぞれに一長一短あることを忘れてはいけません。

では、マウスピース矯正はどうなのでしょうか? マウスピース矯正がおすすめだと言われる人は以下。

・仕事やプライベートなどで見た目を気にする人
・矯正中でも歯磨きをしっかり行いたい人
・口の中の違和感や不快感に敏感な人

次の章で実際に、マウスピース矯正のメリットとデメリットを紹介していきます。

後悔しないために知っておきたい! 大人の【矯正】基礎知識

マウスピース矯正のメリット

目立たない

マウスピース矯正のメリットは、なんといっても「目立たない」こと。透明の樹脂でできた素材なので、装着していても周囲にわかりづらいと人気があります。

仕事上、人前に出ることが多い人や、ワイヤー矯正での治療に抵抗がある人でも始めやすい矯正方法です。

取り外しが可能

取り外しが可能

マウスピースは取り外しが可能な点もメリットと言えます。

ワイヤー矯正は固定式の矯正装置なので、自分で簡単に外すことができませんが、マウスピース矯正なら簡単に取り外しが可能です。そのため、結婚式など何か特別なイベントがあるときや、「ここぞ」という場面では外すことができます。

取り外せる分、歯ブラシもしっかり行えるので、口の中を衛生的に保てるのもメリットです。

ただし、食べているとき以外はしっかり装着する必要があり、もしつけ忘れた場合、その分装着期間が長くなってしまいます。

大人の歯列矯正【部分矯正体験談Part.2】3つの選択肢とメリット・デメリット

痛みが少ない

もちろん痛みの感じ方には個人差がありますが、マウスピース矯正は比較的痛みが少ないと言われる矯正方法です。

ワイヤー矯正は、調整日に歯に大きな力が加わって痛みが発生することがあります。しかし、マウスピース矯正はマウスピースを数週間ごとに交換して歯を徐々に移動させるため、他の矯正方法に比べ痛みが少ないのだそう。

口の中の違和感も少ないため、矯正に不安のある方にとって始めやすい方法ではないでしょうか。

マウスピース矯正のデメリット

微調整が難しい

マウスピース矯正は目立たず手軽に行える歯科矯正ですが、数ミリ単位の微調整は難しいと言われています。

重度な不正咬合など、お口の状態によってはマウスピース矯正では対応できないケースがあるようです。

大人の歯列矯正【部分矯正体験談Part.2】3つの選択肢とメリット・デメリット

虫歯リスクはゼロではない

虫歯リスクはゼロではない
(c)Shutterstock.com

取り外しができるマウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べ歯磨きをしっかり行えるため口の中を衛生的に保てます。しかし、だからといって虫歯リスクがゼロというわけではありません。

虫歯リスクはゼロではない
(c)Shutterstock.com

日本審美歯科学会所属の歯科医師、野尻真里さんによれば、マウスピースをお口の中に入れていると、ヨダレが行き届かずホワイトスポットと呼ばれる虫歯の兆候が見られる場合があるそう。

口内環境を清潔にしやすい装置とはいえ、他の歯科矯正装置と同じように、定期的に歯科医院で管理することが大切です。

自分が虫歯になりやすいかどうか… 生活習慣セルフチェックでわかる!<女性歯科医師が回答>

装着しなければならない時間が長い

取り外せることがメリットのマウスピースですが、そうは言ってもマウスピース矯正は一般的に、1日20時間以上は装着していなければいけません。

そのため食事や歯磨きの際など取り外しが可能ですが、すぐにまた装着しなければその分治療期間が延びてしまいます。

失敗しない病院選び

矯正歯科専門医を選んで

日本の法律では自由標榜制といって、専門以外の診療科でも看板に掲げていいことになっています。とはいえ、専門性・特殊性が高い歯科医療である矯正の場合は、矯正歯科専門の医師による治療を受けるのをおすすめします。

一般歯科だけでなく、審美歯科、インプラントなどたくさんの診療科を掲げている歯科医院には注意しましょう。

矯正を始める前に矯正専門の検査、丁寧な説明、費用、治療計画を明示してくれる歯科医は信頼できそうです。

極端な治療を掲げている歯科医院は注意

極端な治療を掲げている歯科医院には注意が必要です。

たとえば、「絶対に抜かない」「裏側矯正専門」「短期間で治る」など。

メリットとデメリットの両方を説明してくれるかどうかは、カウンセリング時にしっかりチェックしておきたいところ。

後悔しないために知っておきたい! 大人の【矯正】基礎知識


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