【目次】
・そもそも【切れ毛】とは？
・切れ毛の原因って何？
・セルフでできる！ 切れ毛の改善・予防法
・切れ毛対策におすすめのアイテムもチェック
そもそも【切れ毛】とは？
髪の毛が途中で切れてしまうこと
「切れ毛」とは、髪の毛が途中でぶちっと切れてしまうことをいいます。
髪は3つの層で守られていて、一番外側にあるのが「キューティクル」。
キューティクルは髪の保護や保湿に加え、髪に柔軟性を与えてくれる重要なものですが、ダメージを受けると柔軟性がなくなってしま宇野です。そして、ダメージが増え、このキューティクルが傷ついたりなくなったりすると、髪が途中で切れやすくなってしまいます。
切れ毛の原因って何？
原因1. ヘアカラーやパーマの頻度が多い
切れ毛の原因として、ヘアカラーやパーマのしすぎが挙げられます。
ヘアカラーやパーマの薬剤によって、キューティクルが剥がれたり削れたりし、髪内部がスカスカになって、切れ毛を起こしてしまいます。
原因2. 紫外線による髪の日焼け
髪も肌と同じように日焼けします。
紫外線は髪にもダメージを与え、キューティクルを傷つけます。紫外線を多く浴び、適切なケアが行われないと、切れ毛が発生しやすくなってしまいます。
原因3. ドライヤーやアイロンによる熱ダメージ
毎日使うドライヤーやアイロン。これらの熱によるダメージも、切れ毛の原因のひとつです。
高温であることだけでもダメージを受けると言われますが、さらにその状態で髪を引っ張ったり擦ったりする摩擦も、キューティクルに大きなダメージを与えます。
原因4. ブラッシングや手ぐしによる摩擦
ブラシや手ぐしで髪をとかすときも、その摩擦が原因でキューティクルを傷めている可能性も。
シャンプー中の摩擦ですら髪にとっては負担とも言われているくらいデリケートなのです。
セルフでできる！ 切れ毛の改善・予防法
1. 正しく髪を洗う
シャンプー中の摩擦が切れ毛の原因になることもあるので、まずは正しい髪の洗い方をおさらいしましょう。ポイントは〝毛〟を洗うのではなく〝頭皮〟を洗うことです。
＼How to／
1. シャンプー前にブラッシングのひと手間を
シャワー前にブラッシングをすることで表面についた汚れを落とし、頭皮の角質を浮かせられます。いきなり根元からではなく、まずは毛先のほつれをとかしましょう。その後頭皮の汚れをかき出すようにまんべんなくときます。このひと手間でシャンプーの泡立ちがアップ。
2. 1～2分の〝予洗い〟で地肌の毛穴を開かせる
ぬるま湯で丁寧に地肌を濡らす〝予洗い〟が重要です。分け目を変えて頭皮に直接お湯をかけたり、手のひらにお湯をためてパシャパシャすすいだりします。髪にもまんべんなく十分に水分を含ませましょう。
3. 指のはらを使って〝さすり洗い〟を
シャンプーにお湯を加えてゆるませたら、地肌にまんべんなく塗り伸ばします。その後指のはらを使い、下から上へ小刻みにさするようにしながら丁寧に洗いましょう。力を入れず、爪もたてずに行うとGood！
4. 皮脂は〝もみ出し洗い〟で絞り出して
頭の皮脂腺はTゾーンの3倍ともいわれ、汗をかきやすい上に、髪があるために蒸れやすく汚れが詰まりがちです。頭皮の毛穴にこびりついた汚れは指のはらでしっかりと揉みだすように洗って浮かせましょう。
30歳からはじめる、髪の正しい洗い方｜美髪は健康な頭皮から！
2. ドライヤーですぐに髪を乾かす
髪は濡れた状態で放置すると、簡単にキューティクルがダメージを受けます。
みなさんはシャンプーの後、ドライヤーですぐに髪を乾かしていますか？ シャンプー後の自然乾燥は、髪はもちろん頭皮にもよくないと言われるので、お風呂上がりは一刻も早く髪を乾かしましょう。
＼How to／
シャンプーの後は、できれば吸水性の高いタオルで、ゴシゴシこすらずにやさしくもみ込むようにタオルドライをします。髪の水分をタオルに移し込ませるように行うと◎。
タオルドライをしたら、乾きにくい根元部分から乾かします。
完全に乾いてしまう一歩手前まで高温風で、1ヶ所に集中させないよう熱を分散させながらドライヤーを当てていきましょう。仕上げ前に低温でしっかり乾かし、最後に冷風で仕上げたらスタイルが整いやすくツヤのある髪に！
頭、クサくない？ 夏のNG頭皮ケア！ 最もダメなのはシャンプー後の…？＜美容師101人調査＞
3. 丁寧なブラッシングをする
ついつい適当にやってしまいがちなブラッシング。でも実は、丁寧なブラッシングは美髪をもたらす大事な工程です。
頭皮から分泌された自らの皮脂を毛先まで行き渡らせることができ、髪を保護しながらツヤをもたらします。さらに、頭皮が適度に刺激され血行が良くなったり、むくみが解消されたりする効果も。
頭皮や髪へのダメージが小さく、天然の艶出し作用のある動物毛のブラシを使って、毎日丁寧にブラッシングしましょう。
＼How to／
1. 毛先をほぐす（下写真：左）
まずはもつれやすい毛先をやさしくほぐします。いきなりとかすと、力がかかって切れ毛の原因になるので気を付けて。
2. 根元をとかす（下写真：右）
毛先がとけたら、襟足から頭頂部、顔周りから頭頂部をとかしましょう。最後に、ブラシが頭皮に軽く当たるようにしてから根元から毛先へとかします。
4. 紫外線対策をする
髪も肌と同じように日焼けするため、紫外線対策が必要となります。
髪用UVスプレーや、UVカット効果のあるヘアオイル、トリートメントをつけるといいでしょう。また帽子をかぶって紫外線カットするのも効果大です。
5. カラーやパーマの頻度を見直す
切れ毛の原因となるヘアカラーやパーマの頻度を落とすことも、切れ毛の予防につながります。
たとえば1ヶ月周期でカラーをしているのであれば、1.5ヶ月に変更するなど。もしくはリタッチ（根元）だけの施術にすることで、髪への負担を大きく減らすことができます。
6. ヘアアイロンを正しく使う
ヘアアイロンを正しく使うことも重要です。
人気ヘアサロン『GARDEN Tokyo』副店長・津田 恵さんによると、高温にしてヘアアイロンを使うと髪がかたくなる、と言います。
「プロが使うときは180℃以上で仕上げることが多いのですが、慣れないうちは時間がかかるので高温はおすすめできません。髪に熱が入りすぎて質感がかたくなってしまうんです」（津田さん）
続けて、濡れた髪にアイロンをするのも良くない、と言います。
「濡れてキューティクルが開いた状態でアイロンを使うと、髪の水分が一気に蒸発して傷みの原因に！」（津田さん）
ストレートアイロンで垢抜けヘアに！ 基本のワンカール＆ゆるMIX巻きアレンジ
切れ毛対策におすすめのアイテムもチェック
【ヘアブラシ】貝印｜Hair Smootha ブラッシングブラシ
U字で根元の広い植毛に加え、ブラシの毛の先端に長短をつけ2段ピンにすることで、心地よいマッサージ性と快適な髪通りを実現したヘアブラシ。丸く加工された球状の毛先が地肌に優しい使い心地です。やわらかめ×長めの毛で適度なしなりができ、切れ毛予防に◎。
切れ毛予防にも!? マッサージにも♡【貝印】〝いたわりヘアブラシ〟で美髪へ
【ヘアブラシ】アッカ カッパ｜ニューマティック ブリストル ヘアブラシ no.941（写真：真ん中）
イノシシの毛とナイロンをミックスしたヘアブラシ。髪にしっかりと入り込むので、多毛の人でもとかしやすいアイテムです。
【ヘアトリートメント】プロジエ｜オラプレックス No.6 ボンドスムーサー（写真：1）
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世界的な特許技術成分を配合し、枝毛や切れ毛に効果てきめんなヘアトリートメント。保水及び保湿力をアップし、扱いやすい髪へと導きます。
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【ヘアトマスク】ジョンマスターオーガニック｜R&A ヘアマスク（ローズ＆アプリコット）
保湿力の高いアロエベラ液汁や栄養価が高いアボカドバターを配合したヘアミルク。乾燥しがちな髪をうるおいで満たし、毛先までなめらかで輝く髪へと導きます。
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【日焼け止めスプレー】アンプルール｜VCサンプロテクトスプレー
▲SPF50+／PA++++ 70g
手の汚れを気にせずに使える日焼け止めスプレーは、全身くまなく使え、髪の毛や頭皮にも◎。ウォータープルーフタイプなのに、専用クレンジングは不要で、石鹸やボディソープで落とせるのも嬉しいポイントです。
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【ヘアミスト】ダイアン｜パーフェクトジェルミスト（写真：右）
▲100ml
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