たいへん残念なお知らせですが、大人の美髪だけは、努力なしにはキープできません。潤いに満ちて、量感たっぷりに艶めくために。シンプルだけど大切なことをお伝えします。今回は、ブラッシングのお話。
【ブラッシング】上質なブラシが艶を生む
ブラシを通すことによって、頭皮から分泌された自らの皮脂を毛先まで行き渡らせ、髪を保護しながら艶をもたらします。頭皮が適度に刺激されて血行がよくなったり、むくみが解消されたりも。そんな効果のため、大人の女たるもの、上質なブラシをひとつはもちたい。おすすめは動物毛。頭皮や髪へのダメージが小さく、天然の艶出し作用は抜群。
基本のブラッシングHOW TO
(写真左)毛先をほぐす
まず、もつれやすい毛先を優しくほぐす。いきなりとかすと、力がかかって切れ毛の原因になる場合も。
(写真右)根元からとかす
襟足から頭頂部、顔周りから頭頂部へ進める。最後に、ブラシが頭皮に軽く当たるようにして根元から毛先へ。
おすすめアイテム
(写真左)細くて硬い豚毛を使用。白でまとめられたおしゃれなルックス。オックスフォードタイム GB KENT ゴムクッション レディースヘアブラシ LC2 ¥8,000
(写真中)猪毛とナイロンのミックス。髪にしっかり入り込むので、多毛の人でもとかしやすい。W and P アッカ カッパ ニューマティック ブリストル 941 ¥4,600
(写真右)プロにもファンが多い、猪毛100%のクッションブラシ。頭皮にも心地いい。オズ・インターナショナル メイソンピアソン ハンディブリッスル ¥19,000
ブラウス¥22,000(ストラ)
2017年Domani9月号「手をかけるべきは“髪”=“頭皮”!」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT/人物)、金野圭介(静物) スタイリスト/城長さくら(kind) ヘア&メーク/神戸春美 モデル/SHOKO 構成/斉藤裕子】
初出:しごとなでしこ