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LIFESTYLE

2022.02.15

1ヶ月で収穫&料理の彩りにもぴったり! ベビーリーフとラディッシュの育て方

野菜をおうちで育ててみるなら? 初心者でも始めやすいベビーリーフとラディッシュの育て方とポイントを一級造園施工管理技士・二級土木施工管理技士の髙木阿久斗が紹介。

一級造園施工管理技士・二級土木施工管理技士 髙木阿久斗

最も簡単な家庭菜園! ベビーリーフとラディッシュの育て方

前回の記事で、「カンタン」「カワイイ」「カツヨウしやすい」ということが家庭菜園初心者とって必須条件だということをお伝えしました。

その中でも最も栽培がカンタンで、見た目もカワイく、食事にもサッと取り入れられてカツヨウしやすいベビーリーフとラディッシュの育て方を紹介します!

ベビーリーフってどんな野菜?

(c)Shutterstock.com

スーパーやコンビニでよく見かけるベビーリーフ。実は、水菜、レタス、ホウレンソウ、ルッコラなど色んな野菜の若葉の総称なんです。なので「ベビーリーフミックス」とういような商品名で販売されていることが多いですが、お店や商品によってその内容はバラバラだったりします。

ベビーリーフは若葉まで成長させればいいだけなので、おおよそ平均気温が10度前後あれば栽培することができます。寒さが不安な場合は明るい室内でも育てることができるのでお手軽。

ベビーリーフの種はホームセンターや百均、ネットなどで簡単に購入できるので挑戦しやすいですよ◎

◆種まき(真冬以外ならいつでもOK! 明るい室内なら年中OK!)

1. 基本の準備
鉢やプランターを使って植物を育てるときは、まず鉢底石を数センチ敷き、培養土を入れて手でグッと押し固めます。ベビーリーフも同様に準備しますが、種まき後、種を覆うための培養土を少しだけ残しておいてくださいね。

2. 種をまく
つぎに、ご飯にふりかけをかける感じでベビーリーフの種を土の表面にパラパラとまいていきます。種をまき終わったら、培養土を薄くパラパラとまいて種にかぶせます。あんまり土を厚くかぶせると発芽できなくなるので気を付けてくださいね。

3. 水やり
土をかぶせたら、土の表面、そして土全体が充分に湿るように水をやりましょう。目安は鉢底から水が抜けてくるまで。このとき土の表面にまいた種が散ってしまわないように、水やりはゆっくり行いましょう。

◆育成(種まきから1ヶ月前後)

1. 発芽までは1週間前後
種まきをしてから発芽までは1週間前後かかります。このときのポイントは土の表面が常に湿っているように水やりをすること。

2. 発芽から収穫までは2~4週間程度
その後、発芽から収穫までは2~4週間程度かかります。このときのポイントは土の表面が少し乾いてから水やりをすること。

◆収穫(発芽から2~4週間程度)

1. 間引き
育ってきた株がぎゅうぎゅうに詰まってきたら、株と株との間隔をあけるために生育の悪いものをはさみで切って間引きしましょう。数センチ間隔になるように間引きすれば充分です。間引きのために切った葉は早速いただきましょう! スープやサラダのアクセントに◎

2. 収穫
その後、残りの株が元気に育ってきたら、今度は株ごとに外側の葉から収穫しましょう。中心の葉を収穫するとそれ以上育たなくなるので注意してくださいね。また、株が大きくなりすぎると葉がかたくなってくるので、おおよそ株の丈が10センチくらいになるまでをベビーリーフの収穫の目途としてください。

ラディッシュってどんな野菜?

(c)Shutterstock.com

ラディッシュは別名「二十日大根」とも呼ばれています。適した気候だと20日前後で収穫できるためそう呼ばれています。実際には種をまいてから1ヶ月前後かかりますが、それでも短期間で収穫できるとってもお手軽な野菜です。

真夏と真冬を避ければ1年中屋外で栽培でき、病害虫にも強いので初心者でも簡単に育てられます。お庭が無くても鉢やプランターを使って栽培できるので、ベランダや室内のちょっとしたスペースで楽しめますよ。室内で育てる場合は、通気や日当たりに気を付けましょう。

◆種まき(真夏や真冬以外ならいつでもOK! 明るい室内なら年中OK!)

1. 基本の準備
まずはベビーリーフ同様、基本の準備です。鉢やプランターに鉢底石を数センチ敷き、培養土を入れて押し固めましょう。

2. 種をまく
ラディッシュの種は「すじまき」でまいていきましょう。この方が間引くときに整理がしやすいんです。

\「すじまき」の方法/

ラディッシュのすじまきは、土の深さ1cmほどの溝を作って、種を1cm間隔でまいていきます。鉢やプランターなら2、3列くらいになります。

種をまいたら溝に土をかぶせるようにして種を土に埋めましょう。このとき土をまいてもいいですが、溝をつまむようにして土をかぶせると楽ですよ。

3. 水やり
最後に水をたっぷりあげましょう!

◆育成(種まきから1ヶ月前後)

実は、種まきから発芽、発芽から収穫までの期間と水やりの方法はベビーリーフと全く同じなんです! 初心者でも覚えやすいですし、ベビーリーフを同時に育てて完全自家栽培のサラダを作るのもいいですね!

繰り返しになりますがポイントとあわせておさらい!

1. 発芽までは1週間前後
種まきをしてから発芽までは1週間前後かかります。このときのポイントは土の表面が常に湿っているように水やりをすること。

2. 発芽から収穫までは2~4週間程度
その後、発芽から収穫までは2~4週間程度かかります。このときのポイントは土の表面が少し乾いてから水やりをすること。

◆収穫(発芽から2~4週間程度)

ラディッシュの収穫のタイミングは2回あります。間引きしたラディッシュの収穫と、大きく育ったラディッシュの収穫です。

1. 間引き
株が育つにつれて、株と株の間隔が詰まってきたらベビーリーフと同じく間引きましょう。ラディッシュの場合ははさみで切り取らずにそっと根から抜き取るようにしてください。間引いたラディッシュは主に葉を食べます。これがいわゆるベビーリーフです! 小さいラディッシュの葉は多少ザラザラとした感触があってもまだまだ柔らかいので、サラダなどでいただきましょう!

2. 収穫
そうしているうちに残ったラディッシュが赤く丸く育ってきます。直径が2~4cm程度になったら収穫しましょう。

(c)Shutterstock.com

次回は家庭菜園の便利グッズを紹介します! お楽しみに!

TOP画像/(c)Shutterstock.com

一級造園施工管理技士・二級土木施工管理技士 髙木阿久斗

株式会社プランテリア 代表取締役

2018年、同志社大学大学院理工学研究科応用化学専攻博士課程(後期課程)修了。同年、株式会社プランテリア代表取締役に就任。

幼い頃から植物の育成に深い興味を持ち、特に家庭菜園やサボテンをはじめとした多肉植物の育成には詳しい。

植物の店舗販売やネット販売(お花郵便.comお花のサブスク)、造園・外構工事を手がける。

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