ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#75>
前回記事『「まさか横取り!?」私が気になっている男性と女友達がキスをしたと言われ…<働く女性のお悩み相談室#74>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
出会いがないなら、作るしかない
お悩み:女性ばかりの職場で働いており、日常生活で出会いがありません。このままじゃダメだと婚活パーティーに参加してみたのですが、たった1回で疲れてしまいました…。ときめく人はひとりもおらず、友達ならまだしも「触れられたくない」と感じてしまって。やはりこういう出会いは向いていない、自然に出会いたいと思いました。無理やり彼氏を作る必要ないですよね?
もちろんです。恋愛も婚活も嫌々する必要なんかありません。
ただ、相談者さんが婚活パーティーに参加したのは、結婚したい気持ちがあり、出会いを求めていたからですよね。
現実問題として女性ばかりの職場で日常に出会いがないなら、自ら機会を作り出すしかないのでは。
必ずしも婚活パーティーである必要はないですが、それでもたった1回で「疲れた」「向いていない」と判断するのは尚早に思えます。
相談者さんのおっしゃるとおり、本当は何かしら共通のコミュニティで自然に出会い、互いに少しずつ心惹かれていく…… そんな出会い方ができれば一番いいですよね。
しかし職場に出会いがない相談者さんがそれを望むなら、素敵な男性がいそうなジムに入会するとか、ワインスクールに通うとかゴルフを始めるとか…… 結局は自ら動く必要があります。
さらに、こうした出会いの場合、恋愛・結婚に直結するとは限りません。こちらが「素敵だな」と思っても既婚者だったとか彼女がいる場合も多いからです。
その点、婚活パーティー・婚活アプリ・結婚相談所などは、少なくとも相手に恋愛・結婚の意思がある点で効率的ではあります。
新しい人間関係の構築は、基本的に疲れるもの
新しい人間関係の構築は、基本的に疲れるものです。特に、次々に人と話し、良い印象を与えねばと気を遣い続ける婚活パーティーで疲れない人などいないのでは。
そんな緊張状態の中、初対面の相手にときめくことも触れられてもいいと思うほど心を許すことも、そもそもかなり難易度の高い話ではあるんですよね。
これは相談者さんのせいでも相手のせいでもなく、婚活パーティーという場そのもののデメリットです。
なので、その場ではピンと来なかったとしても、少なくとも「友達としてなら気が合いそうだ」と思った相手がいるのなら、関係を続ける努力をしてみてもいいのではないでしょうか。
出会い方はきっかけに過ぎません。
自然な出会いではなかったとしても、最初からときめかなかったとしても、関係を続ける中で恋愛に発展する可能性は大いにあります。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。